海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!(留学先:アメリカ メイン州)
- [2019年4月5日]
- ID:17673
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海外留学実施報告書
海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!
お名前
瀬戸さん
留学先
国:アメリカ合衆国
地域:メイン州
受入機関:College of the Atlantic
留学期間
2018 年8月23日から2019年3月31日
報告書
1. 現地でどのような人達とどのような交流をしましたか。
国際色豊かな大学への留学だったため、授業内外で多様な文化に触れる機会がありました。特に印象深い体験は、入学オリエンテーションです。イタリア人とドイツ人の2年生のリーダーと、アメリカ人の1年生5人を含む8人のチームで、1週間キャンプをしながら、カヌーで湖を一周しました。お互いに協力しながら寝食を共にする中で、料理一つをとっても文化によって好みが違うことやなぜこの大学に来たのかなど、お互いを深く理解する非常に良い機会でした。
2. 現地でどのような点に文化の違いを感じましたか。
日本では、個人の意見を強く主張することはあまり良いことと考えられていません。それに比べ、アメリカの学校では授業でそれぞれの価値観を共有することが重要視されているため、常に意見を求められました。生徒もディスカッションを通して授業に貢献することが必須でした。講義形式中心の日本の学校と比べ、論理的思考を鍛えられるアメリカの教育の違いを授業で特に強く感じました。
3. 現地で驚いたことは何ですか。
現地で驚いたことは、地元出身の学生が電車に乗った経験がないことでした。今通っている大学は東海岸の島の中にありますが、この島には電車もなければバスも走っていません。この島から出るには、周りの人に頼んで1時間車を運転してもらう必要があります。不便ではありますが、その不便さが大学内の非常に繋がりの強いコミュニティを作っているのだと感じました。
4. 現地で京田辺PRカードを配布したときの反応はどのようなものでしたか。
特に日本の茶文化はよく知られているため、玉露茶の説明に興味を持つ学生が多く、特に印象的でした。説明を終えた後には、活気がある町、美しい自然や祭り、スポーツなどさまざまな魅力のある町、といった感想が多かったです。自分も京田辺の魅力を再認識したので、友達が来日した際には、京田辺を案内したいと思います。
5. 海外留学をすることで、どのような学びがありましたか。
日本にいた時、勉強は受け身でしたが、こちらの大学では学びに対して能動的になりました。自分でわからないところがあれば、率先して先生や周りの生徒に助けを求める必要があります。周りの人に頼ると、自分が思っているよりも助けてくれる人がたくさんいました。自分が知らないことを認めること、またそれを周りの人に聞くことが以前よりも自然にできるようになったように思います。また、周りに聞くことや人と繋がることを止めなければ、必ずどのようなことにも解決法はあると思うようになりました。
6. その他感想を教えてください。
これまでニュースの国際欄は、情報を得るためだけに読んでいました。しかし、今回の留学を通して世界中に友達ができ、ニュースが単なる情報ではなく、さらに身近なものに感じられるようになりました。例えば、災害やテロが起こった際には、友達やその家族が心配になります。出会った友達は、今後も大切にしていきたいと思います。
写真
現地の人と交流している写真(1)
現地の人と交流している写真(2)
現地の人に対し京田辺PRカードを
配布している様子
現地のハロウィン