海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!(留学先:パラオ オーストラリア ソロモン諸島など)
- [2019年3月22日]
- ID:17670
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海外留学実施報告書
海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!
お名前
河﨑さん
留学先
国:パラオ オーストラリア ソロモン諸島など
受入機関:内閣府(「世界青年の船」事業)
留学期間
2019年1月27日から2019年3月1日
報告書
1. 現地でどのような人達とどのような交流をしましたか。
私が参加した内閣府の国際交流事業「世界青年の船」では、11カ国から来た240人の青年と共に35日間生活し、ディスカッションや文化交流を行った。7つの世界共通の課題をテーマとするディスカッションでは、自他をエンパワーする方法について学びを深めた。また、参加青年がそれぞれの専門知識を用いて主催するセミナーも多く開催された。さらに参加国単位で行われるナショナルプレゼンテーションでは、それぞれの国の伝統的な踊りや、食文化などに触れてそれぞれの国への理解を深めた。
2. 現地でどのような点に文化の違いを感じましたか。
アラブ首長国連邦や、タンザニア、トルコからの参加者の中にはイスラム教を信仰する人が多かった。こうしたイスラームの女性に自己紹介の際に握手しようとしたら断られたのが忘れられない。イスラームの女性は親族以外の男性に触れてはいけないという規定があるそうだが、自分はそれを知らなかったし、すごく身近に文化の違いを感じた体験だった。
3. 現地で驚いたことは何ですか。
船上での生活では異なる国の人との共同生活で、私のルームメイトはオーストラリア人とタンザニア人だった。タンザニア人の彼は、洗濯機の便利さに驚いていた。タンザニアでは洗濯機を使う人が少なく、多くの人は手で服を洗うという事に驚いた。また、寄港地のソロモン諸島には信号が一つもなく、人々が自由に道路を横断して行き来する様子が印象的だった。
4. 現地で京田辺PRカードを配布したときの反応はどのようなものでしたか。
京都に住んでいると説明するだけでは、あまりイメージが浮かんでいないようだったが、カードを渡すと喜んでもらえたし会話が弾んだ。自分の街の事を説明し会話が進んでいくことで、相手の人が住んでいる街の事も深く知ることができた。カードを大事に保管しておきたいという人がほとんどで、サインしてほしいとお願いされたこともあった。正直、10枚では足りなかった。
5. 海外留学をすることで、どのような学びがありましたか。
このプログラムに参加する前は、多様性を受け入れることは難しいことだと考えていたが、1か月以上10カ国の人と生活する中でいろいろな考え方や、生活のスタイルに触れて、多様性を認めることは意外と簡単だと気が付いた。文化的背景や、それぞれの個性が違うため、問題は多々起きるが、話し合いすることで簡単にお互いを理解することができるし、多様性を受け入れられるようになった。またこのプログラムに参加して、他国にネットワークを持つことで、自分の将来が豊かになると感じた。10カ国にたくさんの友達がいると考えると、自分の未来のワクワク感が増した。
6. その他感想を教えてください。
内閣府の「世界青年の船」事業は18歳から30歳の青年を対象にグローバル化の中でリーダーシップを発揮できる人材を目指す人を120人募集している。充実したプログラムの中で、多くの事を学ぶことができるし、人との繋がりも増える。海外留学の新しい選択肢として、この事業に参加してみるのも良いと思う。
写真
現地の人と交流しているときの写真
ルームメイトとの写真
京田辺PRカードを
渡しているときの写真
ソロモン諸島ホニアラの港
船内からの夕陽
集合写真