海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!(留学先:アメリカ インディアナ州 クロフォーズビル)
- [2021年3月19日]
- ID:17625
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海外留学実施報告書
海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!
お名前
前田さん
留学先
国:アメリカ合衆国
都市:インディアナ州 クロフォーズビル
受入機関:ワバッシュ大学
留学期間
2020年8月7日から2020年11月25日
報告書
1. 現地でどのような人達とどのような交流をしましたか。
現地では、主にワバッシュ大学の学生、教員、スタッフたちと交流しました。意外と日本について関心を持ってくれたので、自己紹介代わりに母国のさまざまなことについて語ることで、スムーズに人々と仲を深めることができました。例えば、私は日本のお札とコインを見せました。一万円札を見せると、「そんな大金持っていたら危ないよ」ととても驚かれました。このような大小さまざまな違いを経験することにより、お互いのことをよりよく知ることができたと思います。
2. 現地でどのような点に文化の違いを感じましたか。
さまざまなカルチャーショックを受けた中で一番驚いたことは、アメリカ人の自己主張の強さです。特に滞在していた期間は大統領選挙の最中だったので、白熱した政治的議論がよく行われました。ある夜、私の二人のルームメイトが互いの異なる政治的な世界観などを大声でぶつけ合いました。その激しい討論は真夜中まで続いたので、私はその夜よく眠ることができませんでした。現地で実際に住むことにより、アメリカ人の普段の態度に接する機会を体験することができました。
3. 現地で驚いたことは何ですか。
一番予期していなかったことは、移動するための公共交通機関がほぼ無いことです。日本みたいにバス・タクシーが無く、電車は三日に一本しか無いので、どうしても買い物がしたい時は、車を持っている友人を頼ったり、ネットショッピングをします。不便な生活を強いられることで、今までどれだけ楽に生きていたかを噛み締めさせられます。
4. 現地で京田辺PRカードと京田辺PR動画を活用し、どのような京田辺市の魅力を紹介しましたか。またそのときの現地の反応はどのようなものでしたか。
英語のことわざに"A picture is a worth a thousand words"とあるように京田辺市の魅力をアピールする上で京田辺PRカードはとても役立ちました。四季折々の景色には「Beautiful!」と人々は驚嘆の反応を示しました。特に桜によるピンク色の春の景色はインディアナ州では目にすることができないので、日本に行ったら是非とも実際に見てみたいと強い興味を示しました。
5. 海外留学の経験を今後どのような形で活かせそうですか。
全ての物事は自分の思い通りには行かない。これが留学を通して一番身に染みたことです。英語が話せるだけでは必ずしも理想通りの生活を送れるとは限りません。しかし、この留学の経験を通して、私はたとえ今後の人生でどんなことがあっても、どうにかなると前向きに考えられるようになりました。
6. その他感想を教えてください。
留学を通して、私は改めて日本は良い国だと実感することができました。そして、自分のためだけではなく、京田辺市を代表して大学生活を送ることは、私に適度な緊張感と使命感を与えました。それにより私は無事に秋学期を終わらせることができました。このような機会を設けてくださりありがとうございます。
写真
現地の人と交流している写真
トランプ支持者による車でのパレードに参加した時の様子
京田辺PRカードを渡したときの様子
留学センターの担当者にPR動画を見せた後の記念写真
クロスフォーズ市にある裁判所
冬休み中にシカゴで滞在している時の様子