海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!(留学先:カナダ バンクーバー)
- [2019年9月18日]
- ID:17633
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海外留学実施報告書
海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!
お名前
黒田さん
留学先
国:カナダ
都市:バンクーバー
受入機関:ELS Language Center, Vancouver
留学期間
2019年7月20日から2019年8月11日
報告書
1. 現地でどのような人達とどのような交流をしましたか。
同じ語学学校に通う、世界各国からきた生徒たちと一緒に授業を受けたり、レクリエーションに参加したりした。授業では主に英語を使ったゲームや演劇、先生から与えられたお題についてのディベートなどを行い、出発前にイメージしていた授業とは違ったがとても楽しく、語学力や英語を使ったコミュニケーション能力も向上した。
また、休日は学校でできた友達やホストファミリーと過ごし、ダウンタウンや地元のショッピングモールに行ったりと日常生活も体験することができた。
2. 現地でどのような点に文化の違いを感じましたか。
主に学校での授業スタイルや生徒の態度に日本との違いを感じた。授業中は音楽が流れていて、先生だけが話している時間はほとんどなかった。日本のように先生主体で教科書に沿って進められる授業とは違い、先生はきっかけやテーマを与えるだけで生徒主体で行う授業だった。手を挙げてあてられて発表するのではなく、みんな口々にテーマについて思ったことを発言していくので、黙っていては授業に参加できない。また、毎週金曜日に行われる卒業セレモニーはパーティーのように賑やかにみんなで卒業を祝う場で、日本の別れを惜しむ感覚との違いを感じた。
3. 現地で驚いたことは何ですか。
同じく英語を学びに来ている立場なのに、日本人と比べての他国の生徒たちは英語がとてもできた。一対一で話すことはできるけど、授業でみんなが話す英語はとても速くて聞き取ることもままならず、クラス内で発言するのは難しかった。また、空港や駅の中以外で自動販売機は一つも見当たらず、いたるところにある日本の治安の良さを感じた。
4. 現地で京田辺PRカードを配布したときの反応はどのようなものでしたか。
こういったカードを行政機関が配布していることに驚いていた。「日本の一般的なまちの様子や文化がわかるとても良いカードだと思う。自分の市町村でも作って欲しい。」と話してくれた。
5. 海外留学をすることで、どのような学びがありましたか。
学校の授業やイベントではなにかを強制されることはほとんどなく、話を聞いていなかったり、忘れたりすると参加できずに終わっていく。日本とは違い、何事も与えられるのを待っているだけでは始まらない。周囲をよく観察し、やるべきことは何か考え、自ら積極的になることが大切だと感じた。
6. その他感想を教えてください。
それぞれの国に英語のなまりがあったが、日本人以外はみんなそんなことは気にせず堂々と話している。大切なのは伝えようとする気持ちで、発音が悪くても文法がおかしくても話すことに意味があると感じた。
メキシコ人と地震について話す機会があった。TUNAMIという単語を知っていて、地震の話題をふってくれた。相手は日本の地震や津波について知っていたのに、私はメキシコでおきた大地震について何も知らず、とても恥ずかしかった。いま世界で何が起きているか関心を持ち、ただ英語で話せるのではなく、実のある会話ができるようになりたい。
写真
語学留学生との集合写真
京田辺PRカードを渡した時の様子
ウィスラーオリンピックパークにて
現地の人と交流している様子