海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!(留学先:アメリカ メイン州 バーハーバー)
- [2024年4月16日]
- ID:20801
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海外留学実施報告書
海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!
お名前
辻さん
留学先
国:アメリカ
都市:メイン州 バーハーバー
受入機関:College of the Atlantic
留学期間
2023年9月10日から2024年3月31日
報告書
1. 現地でどのような人達とどのような交流をしましたか。
私の学んでいるCollege of the Atlantic(COA)の25%が留学生であるため、アメリカ人だけでなくさまざまな文化を持つ人と交流することができている。私はインターナショナル生と仲が良く、特に仲の良い友達はブータンやコスタリカから来ており、これまで出会ったことのない国の人とも仲良くなれていることは素晴らしい経験だと思う。
2. 現地でどのような点に文化の違いを感じましたか。
文化の違いは毎日の生活の中でも感じる。特にディスカッションなどをしていると、概念自体の意味が日本とは違うことがあるのを感じる。例えば、「自然」という概念も「Nature」とは少し異なる概念であるようである。アメリカや西洋と大きくまとめると正確ではないかもしれない。しかし、日本の文化として「自然に生かされている」という感覚や、自然に対して日本人の抱いている「畏敬の念」は、ほかの文化圏では「当たり前」ではないのかもしれない。当たり前が違うという経験は、どちらが良いということではなく、新しい価値観を知ることができるという点で非常に興味深いと感じる。
3. 現地で驚いたことは何ですか。
私がCOAに来て一番驚いていることは、その自由さである。特に春学期には、外が暖かいという理由で授業が野外で行われたり、授業に教授が犬を連れてきたりすることには驚いた。
4. 現地で京田辺PRカードと京田辺PR動画を活用し、どのような京田辺市の魅力を紹介しましたか。またそのときの現地の反応はどのようなものでしたか。
私の趣味が写真を撮ることなので、PRカードや動画と共に私が京田辺で撮った写真を使って紹介した。日本の四季を感じることのできる桜や紅葉などの景色は、特に美しいと感じてくれているようであった。また多くの人が行ってみたいと言ってくれた。
5.海外留学の経験を今後どのような形で活かせそうですか。
2.で述べたような価値観の違いを知れていることは、私にとって価値のある経験となっているように感じる。日本人間でも一人一人の当たり前は違うので、この問題は起こり得る。なので、アメリカでの経験は、日本でもそのような点に気を配ることの大切さを教えてくれていると感じる。今後はその経験を活かすことのできるようにしていきたい。
6. その他感想を教えてください。
COAはアメリカ、メイン州の田舎に位置していて、日本ではほとんど誰も知らないような場所にある。しかし、キャンパスから5分も歩けばアーカディア国立公園があり、素晴らしい大自然に囲まれて生活を送ることができている。卒業までのあと一年半は、自分の学びたいことを中心にこの日々を楽しみたい。
写真
ブータン人の友人
インドネシア人とアメリカ人の友人にPRカードを使って京田辺を紹介した
コスタリカ人の友人に動画を見せている様子
アーカディア国立公園
授業で国立公園内の山頂再生プロジェクトに参加した