平成28年度ドイツ・テュービンゲン大学同志社日本研究センター留学生の市内小学校等訪問事業
- [2022年12月20日]
- ID:10441
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同志社大学今出川校地にあるドイツ・テュービンゲン大学同志社日本研究センターに留学している大学生が、毎年6月頃と12月頃に市内の小学校(各1校)を訪問し、児童たちと一緒に授業や給食を実際に体験して交流しています。
秋学期・市立松井ケ丘小学校訪問(平成28年12月)
平成28年12月2日(金)、テュービンゲン大学同志社日本研究センターに留学している大学生17人が、市立松井ケ丘小学校を訪問しました。
3限目がはじまると留学生は、班に分かれ、3年生の習字の授業に参加し、初めて持つ筆の使い方にとまどいながらも「つり」という文字を何度も半紙に向かって書いていました。
4限目は2年生の「昔遊び」の授業に参加し、こまやお手玉、けん玉、福笑い、あやとり等、現在の小学生でもほとんど体験したことがないようような遊びでしたが、中には短時間でけん玉のコツをマスターする留学生もおられ、児童たちからコツを教えてと周りを囲まれる場面もありました。
その後、留学生は6年生と一緒に給食を食べ、昼休みは校庭で児童とともに「おにごっこ」や「ドッチボール」などをして一緒に汗を流しました。
午後からは同志社大学多々羅キャンパスへと移動し、藤本玲舟氏を講師に招き、書道体験を行いました。
最初に基本的な筆の使い方や書道の心得を学び、自分のお気に入りの文字を半紙で練習した後、色紙に清書を行い、各自出来上がった作品を皆の前で発表し、会場は和やかな雰囲気に包まれていました。
出来上がった作品を披露-「つり」
けん玉を楽しむ
昼休み-児童とドッジボールで遊ぶ
講師から筆の使い方を学ぶ
出来上がった作品を披露-「命」
出来上がった作品を披露-「母」
春学期・市立桃園小学校訪問(平成28年6月)
留学生は最初に3限目の授業に参加し、3年生の児童とともに折り紙で鶴や動物、食物を作りました。最初、留学生の皆さんはなかなかうまく出来ずに戸惑っていましたが、児童たちの丁寧なサポートもあり途中からは一人で折れるようになり、どの留学生も満足気でした。
4限目は6年生の授業に参加し、かるたを行いました。授業最初はどこかよそよそしい雰囲気でしたが、時間が経つにつれて打ち解けてきたようで、あちこちで笑い声が聞こえるようになり、留学生の中には児童よりも多くかるたを取る人もいて周囲から歓声が上がっていました。
その後、一緒に給食を食べ、お昼休みは児童と一緒に校庭でサッカーやドッジボール、かけっこ等、留学生各々が児童と一緒にはしゃぎ回る姿が印象的でした。
午後には北部住民センターで、玉露等の淹れ方を体験し、本市特産の玉露を味わう等、一つにお茶と言ってもさまざまな種類のお茶があることを学び、自分の好きな味のお茶を確認していました。
3年生と折り紙を行う
6年生とかるたを楽しむ
一緒に給食
お茶淹れに挑戦(1)
お茶淹れに挑戦(2)