平成29年度ドイツ・テュービンゲン大学同志社日本研究センター留学生の市内小学校等訪問事業
- [2022年12月20日]
- ID:11153
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同志社大学今出川校地にあるドイツ・テュービンゲン大学同志社日本研究センターに留学している大学生が、毎年6月頃と12月頃に市内の小学校(各1校)を訪問し、児童たちと一緒に授業や給食を実際に体験して交流しています。
春学期・市立三山木小学校訪問(平成29年6月)
平成29年6月16日(金)、テュービンゲン大学同志社日本研究センターに留学している大学生16名が、市立三山木小学校を訪問し、3年生と4年生の授業に参加しました。
最初に参加した3限目の授業は、4年生とともに習字を学び、「つり」という字を書きました。留学生達は初めて筆を持つにもかかわらず、とても上手に書いており、周りの児童達からは「すごい」、「僕より上手い」など驚きの声が上がっていました。
4限目は3年生とともに日本の伝統的な遊びである紙相撲やけん玉、あやとり等を行いました。日本の子ども達でも最近はあまり遊ばないこともあり、最初は留学生や児童ともなかなか上手くいかず悪戦苦闘。 しかし、時間が経つにつれて、遊び方をだんだんマスターし、授業の最後には遊びに夢中になっていました。
授業後には、6年生と一緒に給食を食べ、昼休みには日本の子ども達がよく遊ぶ「ドッジボール」も体験し、児童達が投げるボールの勢いに驚き、留学生達は必死になってボールを避けていました。
お世話になった三山木小学校を後にし、次に訪れた古民家カフェ「ビオ多々羅」では竹のマグカップづくりを行いました。硬い竹の枝を曲げ、取ってをコップに差す作業に留学生達は苦労していましたが、最後に出来上がったコップを使い、ビオ多々羅特製の梅ジュースを味わっていました。
その後、ビオ多々羅のオーナーから「竹取物語」は京田辺が発祥の地と言われている話や現在の竹林の問題等の話があり、留学生達はその話に熱心に耳を傾けていました。
留学生にとって日本の小学生の学校生活や文化を知ることができた貴重な1日になったのではないでしょうか。

「つり」の文字を練習

「つり」の文字を練習

3年生と紙相撲を楽しむ

3年生とあやとりを楽しむ

6年生と給食

6年生とドッジボール

ビオ多々羅で竹製のコップづくり
できあがった竹製のコップとともに嬉しそうな表情