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あしあと

    平成24年度 ドイツ・テュービンゲン大学同志社日本語センター留学生の市内小学校訪問事業

    • [2013年3月26日]
    • ID:4302

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    日本国旗・ドイツ国旗

    同志社大学今出川校地にあるドイツ・テュービンゲン大学同志社日本語センターに留学している大学生約20人が、毎年6月頃と12月頃に市内の小学校(各1校)を訪問し、児童たちと一緒に授業や給食を実際に体験して交流しています。

    秋期生・市立草内小学校訪問(平成24年12月)

    平成24年12月14日(金)に、同志社大学今出川校地にあるドイツ・テュービンゲン大学同志社日本語センターに留学している大学生9人が、市立草内小学校を訪問しました。

    留学生たちは最初に5年生の福祉教育を参観しました。ドイツでは、アイマスクを付けて目の不自由な方の体験をする学校もあるそうですが、車椅子体験は聞いたことがないということで、「この授業はどの位のペースで行われていますか」などと積極的に質問をしていました。次に6年生の外国語活動を参観しました。教室に入るなり児童たちが「グーテン ターク!」とドイツ語であいさつをしてくれて、留学生たちは驚きながらも嬉しそうでした。授業の最後には交流の時間があり、日本語と片言の英語でお互いの名前を聞いたりと楽しく会話ができました。

    その後、一緒に給食を食べ、昼休みは校庭で大縄飛びなどをして過ごしました。留学生たちは春にも別の小学校を訪れましたが、「学校によって雰囲気が違うけれど、どこへ行っても子どもはとても気さくで親切ですね」と、交流できたことを大変喜んでいました。

    午後から留学生たちは、京田辺市の観光名所である酬恩庵一休寺で、座禅を体験しました。留学生たちは「足が痛かったけど、面白い経験ができた」と言っていました。その後、住職の案内で境内を拝観し、綺麗な庭園や歴史ある建造物にとても興味を示していました。

    校長室の入口にドイツ語が併記されていました!

    酬恩庵一休寺で、座禅を体験しました。

    春期生・市立三山木小学校訪問(平成24年7月)

    平成24年7月6日(金)に、同志社大学今出川校地にあるドイツ・テュービンゲン大学同志社日本語センターに留学している大学生18人が、市立三山木小学校を訪問しました。

    玄関には日本とドイツの国旗が飾られ、ドイツ語で歓迎のあいさつが添えられたり、黒板に「三山木小学校へようこそ!」と書かれてあったりと、留学生達を歓迎してくれました。

    留学生達は3年1組と2組の授業に参加しました。書道の授業では、自分の名前をカタカナで書くことに挑戦しました。この日、児童たちは普段学んでいることを活かして先生となり、留学生達に熱心に指導しながらも、「初めてなのに上手だね」と感心していました。また、ことば集めの授業では、”日本語の「き」で終わることば”などをゲーム感覚で集め、チーム毎に点数を競いましたが、留学生達からもたくさんのことばが飛び出し、児童たちを驚かせました。児童たちの方からも「これはドイツ語で何て言うの?」などと積極的に話しかけ、交流していました。

    その後、一緒に給食を食べ、昼休みはハンカチ落としゲームなどをして過ごしました。留学生達は「京田辺の可愛い小学生たちと触れ合うことができて、本当に楽しかった」と喜び、児童たちも「初めて会ったのに、すぐに仲良くなれた」と言い、国境を感じさせない交流ができました。

    午後から留学生たちは三山木小学校を後にし、国指定文化財である澤井家住宅で日本のお茶を体験しました。お茶の種類や淹れ方を教わり、実際に自分で京田辺市の特産である玉露を淹れて飲みました。初めて飲む玉露でしたが、美味しくてドイツに帰国しても飲みたいと留学生達はとても喜んでいました。

     

    三山木小学校訪問
    三山木小学校のみなさん、初めまして!
    日本茶体験

    玉露や抹茶をいただきました

    お問い合わせ

    京田辺市役所市民部市民参画課

    電話: (市民活動推進/地学連携推進)0774-64-1314

    ファックス: 0774-64-1305

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