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あしあと

    海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!(留学先:カナダ トロント)

    • [2017年8月24日]
    • ID:17681

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    海外留学実施報告書

    海外留学・ホームステイ受入補助金を活用して海外留学された方をご紹介します!

    お名前

    吉村さん

    留学先

    国:カナダ

    都市:トロント

    学校名:University of Toronto at Trinity

    留学期間

    2017年7月9日から2017年7月29日

    報告書

    1. 現地でどのような人達とどのような交流をしましたか。

    現地ではさまざまな国の人達と交流し、友達になりました。メキシコ人、スペイン人、ブラジル人、イタリア人、フランス人、ドイツ人、アフリカ人、トルコ人、中国人、台湾人、ロシア人、日本人、フィリピン人のカウンセラーや、エクアドル人のカウンセラー、カナダに移住してきたのでカナダ人ではないけれど英語が達者な先生方たちとも仲良くなりました。「先生」と言っても日本のように上下関係が厳しくないので、先生と生徒は隔たりなく誰でもフレンドリーに話しかけていました。その中の一人に私が一番親しくしていた先生がいて、その方はバングラデシュ人でした。英語の授業が終わったあとに雑談したり、英語の上達法を教えてもらったり、移住したとき、先生も言葉の壁に苦心した体験談や、息子さんが英語で映画をたくさん見ただけでカナダの現地校に入学しても言葉に関する問題は全くなかった、など本当に家族の話から世間話まで、いつも楽しくお喋りしていました。旦那さんがパン屋さんで、パンを頂いたこともありました。

    2. 現地でどのような点に文化の違いを感じましたか。

    サマープログラムの留学生はさまざまな国からやってくる人たちの集まりなので、文化も国や人種ごとに違いが見られました。中でも親しくしていたメキシコ人の友達は「昼、夕食の時間が早すぎる・・・」とよく言っていました。不思議に思って「なぜ?」と聞くと、メキシコ人たちが一斉に口を揃えて「メキシコでは朝食が十~十一時で、昼食は三時~四時、夕食は十時から食べはじめるから、ここでの食生活に慣れるのが大変だっ!」と言っていました。スペインやメキシコはどうやら食事をする時間がだいぶ違うらしいです。しかし、ブラジルなどは全くそうではないというところがまた面白いところでした。

    3. 現地で驚いたことは何ですか。

    私が留学していたときは、メキシコ人とブラジル人が大分以上を占める割合でした。なので全体の空気がラテン系で陽気な雰囲気でした。私が一番驚いたことは、彼らは一度たりとも「辛い、しんどい、めんどくさい」を言わなかったことです。彼らはいつも何事にも興味津々で、少しでも面白そうだ、楽しそうと感じたら即挑戦したり、盛り上がっている輪に入っていきます。辛いと感じないのは苦労をしらないからなのかと言いますと、そうではないのです。授業の時も会話をしているときも、分からない言葉や聞きとれなかった言葉を聞くとすぐに意味を調べて、英単語ノートを自分でつくって書き込んでいました。ノートに書くときもまじめくさった日本人とはちがって、会話がちょうど途切れたときや、絶妙なタイミングで、そっと書きこんでいました。「英単語を覚えなきゃ」ではなく、「覚えたい」という感じでした。彼らはいつもアクティブで新しいものに常に敏感です。私はいつもポジティブ思考で何ごとにも進んで取り組んでいる彼らに感心しました。

    4. 現地で京田辺PRカードを配布したときの反応はどのようなものでしたか。

    多くの人は日本と言えば東京が思い浮かぶらしく、京都と言ってもあまり知られていないようでピンときていませんでした。そこでPRカードを持ち出して京都の説明と京田辺市に住んでいる説明をするととても喜ばれました。なんとなく想像するより実際に写真で説明した方が分かりやすく、日本に興味を持ってもらいやすかったです。またPRカードの「玉露」や「同志社大学」、「マラソン大会」や「一休寺」は中でもとても魅力的だったようで皆興味津々でした。メキシコ人の友達はマラソン大会の写真が珍しかったようで、日本に行ったらこれがやりたい!とまで言っていました。

    5. 海外留学をすることで、どのような学びがありましたか。

    私はカナダのトロントに留学しました。初めは語学留学のつもりで英語さえスキルアップすればという思いで、カナダへ出発したのですが、着いてから私の予想外のことばかりでした。まずキャンパス一の陽気者のメキシコ人がバスの中で私に声をかけてきて友達になりました。その後も色んな人たちと仲良くなりましたが、全てはメキシコ人達のおかげだと思っています。私は警戒心が強く内気だったのですが、彼らがあまりにもフレンドリーできさくに話しかけてきたので、ここまできて警戒心を持っているのもあほらしくなって、それからは素直に自分らしく振るまうことができました。そのおかげでさまざまな人たちと交流し友達になり、英語の上達だけでなく、文化の違いや、物事の捉え方の違いなどに触れたことによって視野が広がりました。この度の留学を通じて語学の向上だけでなく、色んな人と人間関係が築けたことで自分の視野が広がったと共に、人として成長したと思います。精神的に成熟したと思います。

    6. その他感想を教えてください。

    これは感想というより、これから留学してみたいと思っている方々へのアドバイスになります。私が知り合った日本人の多くは英語が話せないと自信がなく、コミュニケーションに困っていて結局最後は日本人同士といつも一緒にいるということになっている人が多かったです。ですが、誰だって英語が達者な人はいませんし、そもそも留学に来ているのだから話せなくても話せるようになりたいから来ているわけです。なので、もし自信がなくて留学を迷っていたら、迷わず留学してみましょう。大事なのは挑戦することです。現地に着いたら下手でもプライドを捨てて話しまくりましょう。私は初め英語が話せなくて、やるせない気持ちでしたが、こんなことではいかんと思い、先生からカウンセラー、ディレクター、門番の人、管理人、食堂のおばちゃん、清掃員、お店のオーナーや店員さん、友達などとにかくいろんな人と話しました。話すことがハードルが高いと思う方は挨拶に一言、二言いうぐらいでもかまいません。まずはきっかけをつくることが大切です。それさえ肝に銘じておけば、あとは留学生活を満喫するだけです。留学は本当に楽しいこと、新しい毎日の連続ですので、皆さんも是非挑戦してみてください。

    写真

    留学先のクラスメイト
    との交流(1)

    留学先のクラスメイト
    との交流(2)

    トロント大学

    京田辺PRカードを配布している様子

    現地の方が多く
    集まる場所

    Indigo書店

    トロントの街並み

    Canada's Wonderland
    (遊園地)

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    京田辺市役所市民部市民参画課

    電話: (市民活動推進/地学連携推進)0774-64-1314

    ファックス: 0774-64-1305

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