さつま芋入りみそ蒸しパン(平成27年10月1日号広報掲載)
- [2015年10月1日]
- ID:8454
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さつま芋入りみそ蒸しパン
秋に美味しい、さつまいもたっぷりの蒸しパンです。
みそは、食改員が市内で普及している「食改減塩みそ」を使っています。市販のみそを使用するときは、塩分少なめのものにするか、量を調節してください。
電子レンジでも作れますが、蒸し器で蒸すとふっくらと仕上がり、時間が経っても固くなりにくいです。

材料(10個分)
- 小麦粉(薄力粉)・・・200g
- ベーキングパウダー・・・6g
- 砂糖・・・70g
- 食改減塩みそ・・・30g
- 卵・・・1個
- 牛乳・・・100cc
- さつま芋・・・200g
作り方
小麦粉とベーキングパウダーをふるっておく。
さつま芋はえくぼを取り、少し皮を残して7mmぐらいのサイコロに切り、水につけてアクを取り、ザルにあげておく。
ボールに牛乳、みそ、砂糖、卵を入れてよく混ぜる。
3にふるった小麦粉と半量のさつま芋を入れて、ざっくり混ぜ合わせる。
アルミホイルケース10個にスプーンですくって分け入れ、上に残りのさつま芋をちらし、蒸し器で15~20分強火で蒸す。竹串を刺して、生地が串につかなかったらできあがり。
料理のコツ
- ホイルケースは2枚重ねて使うと、強度が出て扱いやすくなります。
- 小麦粉を混ぜるときは、混ぜすぎると粘りがでて固くなるので、粉の部分がなくなるまで、手早くさっくり混ぜましょう。
- 電子レンジでも作ることができます。耐熱容器に入れて、ふんわりラップをしてレンジにかけます。500~600ワットで3~5分ぐらいが目安になります。電子レンジの様子を見て加減してください。(ホイルケースをレンジにかけると火花が出て危ないので、レンジの場合は耐熱容器に入れるようにしましょう)
- さつま芋を煮大豆(100g)に変えたり、牛乳を豆乳に変えてもおいしいです。
エネルギー | たんぱく質 | 脂肪 | カルシウム | 塩分 |
---|---|---|---|---|
147kcal | 3.2g | 1.6g | 29mg | 0.4g |
食改(食生活改善推進員協議会)とは
「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンにし、生涯における健康づくり活動を、食を通じて地域に推進しているボランティア組織の団体です。
現在会員数は51名。京田辺市内で活動しています。食改減塩みそのはじまり
食改の会結成当初に、会員から「みそ作ってる?みそ作りたいな」という声があがり、みそを作り始めました。
また、健康のためにおいしい「減塩みそ」を作ろうと、塩分濃度の計算や塩分パーセントの出し方を勉強し、「おいしい・減塩・失敗せずに作りやすい」みその検討を重ねました。
材料の重さをしっかり量ることにより誰もが失敗することなく、塩分9%以下に抑えた関西風甘口タイプの「減塩みそ」の作り方を確立しました。減塩みその材料
可能な限り、地元産の材料でみそ作りをしようと、市内高船地域の「高船農産加工センター」から、高船地域でとれた米で造った麹と近畿圏内産の大豆を購入し、みそ作りをしています。
減塩みそを作ることができるところ
市内20ヶ所の地域の公民館で「減塩みそ作り講習会」を行っています。
初めて作る人には、初心者講習会に参加してもらい、丁寧に作り方を伝達しています。初心者講習会の募集は、毎年9月1日号の広報「京たなべ」で行っています。
一度、初心者講習会を受けた人は、地域の公民館で行っている講習会に参加することができます。毎年10月第1週の金曜日に、講習会の申込日を設けています。この案内も広報誌で行っています。年間の作成量
年間約1トン(1000kg)の麹と500kgの大豆で、市内で食改減塩みそが作成されています。