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あしあと

    市民みらいミーティング開催結果(食改活動40周年を迎えて)

    • [2023年9月11日]
    • ID:19674

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    日時

    令和5年7月24日(月) 午前10時00分~11時00分

    場所

    市役所4階403会議室

    参加者

    食生活改善推進員(食改さん)   11名


    内容

    生活習慣病の増加が大きな問題となる昨今、日々の食生活の改善を提案することで、市民の健康意識を高めるとともに、心身共に健康へと導く活動に取り組んでいる「食生活改善推進員協議会」は今年で40周年を迎えます。今までの活動を振り返り、これからの活動に生かしていくため、食生活改善推進員の皆さんと意見交換を行いました。

    市長あいさつ

    (市長)

    おはようございます。日頃は食生活改善推進員の皆さんには大変お世話になり、ありがとうございます。今回のテーマは「食改活動40周年を迎えて」ということですが、自己紹介も兼ねて、健康管理についての話をさせていただこうかなと思います。私は今年で51歳になるんですけど、先々週、人間ドックに行きまして、コレステロールが高いとか、ガンマの数値が悪いとか言われました。それで最近、食生活に気を付けないといけないなというのを特に感じました。近頃コロナも落ち着いてきたことで、家でご飯を食べる機会が減っていて、今週はもしかしたらゼロかもしれないです。そういうこともあって、余計に食生活について気になっています。

    「健康を自分の手で」という食改さんのスローガン、とても大事だなと思っていまして、私自身も、まだ50代なので我慢できているのかもしれないですけど、ある先輩から70歳を超えたら急に不調が来るぞって聞いています。そういったことも含めて、皆さん方と意見交換させていただけたらと思っておりますので、本日はどうぞよろしくお願いします。


    意見交換

    自己紹介

    ※参加者が名前と活動内容などについて話しました。

    食改活動について

    (市長)

    コロナ禍になって3年ほど、皆さん方の活動はなかなかやりにくかったのではないかと思うのですが、令和5年度は少しずつ活動を戻していただいて、いろいろお力をお借りできればと思っています。是非、積極的に広報とも連携して、皆さんの活動についても市民の方に知っていただけたらと思います。

    外食をする機会が減って、家でご飯を食べる機会が増えたのもコロナの頃だと思います。私もコロナ禍になってから家でご飯を食べる機会がかなり増えました。そうすると私の妻に「料理の段取りが狂う」と言われまして。やはり、それぞれのご家庭でコロナ禍の家庭内の食事の苦労はあったと思うんです。例えば、我が家みたいに、普段はあまり家で食べない夫が家で山ほどご飯を食べると、それだけでストレスの可能性があるじゃないですか。なので、市民の皆さんと食改さんと交流していただいて、コロナ禍での食事の苦労などを聞き取って、改善策の提案などをしていただければと思ったりしているんですけど。

    それと食事だけでなく、食改さんとしての活動がなかなかできなかった時期のご苦労の話もお伺いできればと思っています。やりたかったけどコロナでできなかった活動などもあると思うんですけど、その中で特に、今年度力を入れてやりたい活動は何ですか?先ほど自己紹介でもありましたけど、味噌造りとかはまた力入れてやっていこうという感じですか?

     

    (食改さん)

    減塩味噌造りは自宅でもできる方法があるので、コロナ禍でも活動はできました。どうやったら一番美味しく減塩味噌が造れるか、皆さんといろいろ相談しながら、詳しい説明をレシピにして、大豆や麹などの材料とともにお渡ししました。お配りした方たちは減塩味噌造りを経験したことがあったので、それを読んだらだいたいおわかりになるので、大豆を炊いて、麹を入れてっていうのを自宅でしていただいて、造ってもらっています。

    減塩味噌って甘くてすごく美味しいんですよ。手作りするようになったら、お店で味噌をなかなか買わなくなりますね。一回造ってみたら、次の年もその次の年も造りたいって、毎年造っていただいている方が本当に多いです。

     

    (市長)

    なるほど。味噌造り講習会はされずに、実施されてたんですね。今年度はどうされるんですか?

     

    (食改さん)

    今年度は初心者講習会のみ行う予定です。

     

    (食改さん)

    今、地産地消という言葉もよく聞きますよね。また、味噌を造るには大豆や麹などの材料が必要になります。それで、大豆作りを私の畑でしたことがありまして。かなりたくさんの量を植えました。順調に大きくなっていってたんですけど、最終的にきれいな状態で収穫できたのは3キロだったんです。虫食いとかが多くて。みんなで一生懸命やりましたし、収穫できてよかったなというのと、農家さんは大変なんだなというのを部員一同感じたところでした。

    最近は大豆がちょっと紫になっていたりすると売り物にならないですよね。でも、ちょっとぐらい虫食いになっていても味噌になるよというのを、私は伝えていきたいですね。せっかく地産地消と言われている時代なので、どういう形で伝えていったらいいかも含めて考えていきたいです。

     

    (市長)

    私も農業の専門家ではないんですけど、地域の中でもっとできることがないだろうかと考えてくださっている方もおられますし、うちの担当課も含めていろいろな方たちと相談しながら、できることを考えていきたいですね。京田辺で採れた大豆などが減塩の味噌になって、それが皆さんの健康につながるというのは1つの道、物語になりますので、そういう物語も大事に、頭に入れてやっていきたいと思います。また、いろいろとご協力いただければありがたいです。

     

    (市長)

    食改さんの全体の活動として、1歳6ヶ月検診のおやつ提案・フレイル予防教室・食育教室などをしていただいています。あと、広報紙でのレシピの紹介、いつも見させてもらっています。

    フレイルの関係で、最近興味深いデータを見まして。1970年代の日本全国で100歳を迎えられた方は年間300人ほどしかおられないんですけど、2000年になるとそれが10,000人を超えています。さらに去年、2022年は90,526人にもなるんです。でも、そこから先、100歳は迎えるけど、105歳、110歳となると格段に減ります。今の話で言うと300人うち、100歳を迎えられて、さらに110歳を超えて長生きされる方の人数と、10,000人、90,526人のうち110歳を超えて長生きされる方の人数はそんなに変わらないんですよ。

    それで、110歳を迎えられる方は何が違うのかというのも統計で調べておられるんですけど、その要因の1つは100歳の時点で、心臓や肝臓などの臓器が劣化していない。そして認知能力が抜群に良い。つまり100歳でも自分のことができる。そして最後にフレイル予防ができている。100歳になった時点で、この3つの要素があれば110歳を迎えられるという傾向がでているようなんです。110歳なんて先は長いなとは思うんですけど、日々の健康が長寿に繋がるということ、そしてそのためにはフレイル予防や日々の食生活が重要だということを、皆さんと共有して、日々の健康につなげていけたらと思います。

    それと、先ほど、70歳を超えたら急に不調が来るという話をしましたけど、大体20歳ぐらいをピークに、体力とかいろいろなことが下り坂になるじゃないですか。だけど、その先輩が言うには、70歳代になったら、下り坂じゃなくて崖がくるぞって。それで、なんで崖が来るのかというと30、40、50歳と無理できるときに無理をするわけですよ。例えば、仕事も無理するし、食生活でもお酒をいっぱい飲んだり、暴飲暴食したり、無理をするんです。でも健康のためにはよくないですよっていうのを、各地域の中で皆さんに届くように、うちの広報とも連携しながら伝えていただければと思います。やっぱり食生活と運動が大事ですからね。健康でいられる期間が長くいられることがどれだけ幸せかということを、皆さん方に伝えていただけたらと思いますし、大豆作りの話も含めて活動が広がっていけばと思います。

     

     

    (食改さん)

    私は令和元年まで小学校5年生のご飯と味噌汁の調理実習の支援で授業をさせてもらっていまして。その時に旬の食材知っていますかとか、地産地消という言葉をご存じですかって子どもたちに聞くんですけど、旬とか地産地消とかって私たちの暮らしの中で実感できるだろうかと思うんですよ。というのも、最近お店に行ったら時季じゃない野菜とかも含めてなんでもあるじゃないですか。旬というものが生活に密着していないというか。

    私たちの時代には大住の桃とか、飯岡にはお茶畑があったり、普賢寺には美味しいお米があったりそれぞれの土地にあった農産物が作られていて、当時はものが不足していたので、地産地消とか旬というものが生活の中に入り込んでいたんですよね。

    今の子どもたちは賢いので、旬とか地産地消を知っていますって手を挙げてくれるんですけど、孫とかでも全然時季じゃないのに「おばあちゃん、メロンはありますか?」なんて言ったり。なので、ある程度の自給自足じゃないですけど、他の地域に全部丸投げではなく、京田辺の農業について、ある程度の生産、農産物を確保することが必要じゃないかと思うんです。

    それと、私は普段、京田辺のお米を食べようと思って買っているんですけど、8月頃に買いに行くと、今年は田んぼの作が悪かったのか、京田辺のお米がないんですって言われて。それで、自分の住んでいる地域を見回してみると、あそこは休耕地になっているとか作付けしていないということに気づきます。どんどんまちが変わっていっている。当たり前なんですけど。みんなが思い思いに自分の生活を優先させていくとまちがバラバラになりますよね。市の方でも、地域のそれぞれの特性を考えて、まちの未来図のようなものを考えていただいているんだろうと思うんですけど。やっぱり働き手が不足して、休耕田が増加してきている今、行政にちょっと手を入れていただかないと、1人1人の農家の努力だけではどうにもならないんじゃないかと思うんです。もちろん、医療費も子育て支援いろいろ予算が必要になるでしょうし、その辺りのさじ加減は難しいと思うんですけど、ちょっと考えていただけたらと思います。

    あともう一つお話したいのが、京田辺の小学校では給食が自校方式なのがいいなと思っています。それと、これから給食センターを造るという話を聞きました。

    やっぱり利益を出すというか、ちょっとでも経済的負担を少なく運営しようとすると、どうしても給食に使われる食材の質が低下してしまう。私は給食会計をしていたことがあって、そのときに、給食に使う食材をちょっと変えるだけで経費をすぐ削減できるというのを実感しました。

    やっぱり、育ち盛りでこれからの食生活の基準ができるような、小・中学生ぐらいの年齢では、良い食材・献立で栄養バランスのとれた食事をさせてあげたいという思いがあるので、ぜひこれからも、市内の小学校で自校炊飯を続けていただければと期待しています。

    (市長)

    なるほど。ありがとうございます。地産地消と旬の話に関連して話をさせていただこうと思うんですけど。今から大体40年前、1980年くらいってまちのスーパーで売っている野菜の種類はこんなに多くなかったと思うんですよ。皆さんにはよくわかっていただけると思うんですけど、例えばズッキーニなんてありました?

     

    (食改さん)

    ありませんでした。

     

    (市長)

    トマトもこんなに甘いトマトなんてなかったですよね。給食に出てくるのも、青臭いトマトで、大人になる階段だと思って頑張って食べてましたけども。今のトマトってびっくりするぐらい甘いですよね。で、びっくりするぐらいいろいろな野菜がありますよね。

    農業委員の方とかと話をしていて、先ほどお話しいただいたように、市の気候や土地の風土に合っていたとしても、どこのスーパーでも買えるような野菜をうちが作ったって仕方がないって言っておられました。なぜかというと、かかるコストに対して利益が少ないんですよ。大規模栽培をされているところのほうが、利益が出やすい。それなら、市の気候に合っていて、土地の風土にも合っていて、他の地域では作っていないような野菜を作りたいって農家の方々と話しをしているんですけど。

    露地もんってあるじゃないですか。ハウス栽培じゃなくて露天で育てた野菜。そういう野菜ってやっぱり相当栽培が大変みたいで。ハウスだと温度管理とか農薬とかの管理をしっかりしていれば、一定の収穫量を確保できるんですけど、露天で野菜を育てると気候や天気に左右されますし、害虫の問題もあったりして。かなり苦労されてはいるんですけど、露地もんを市で作っていきたいという思いがあって、これからいろいろ研究していきましょうという話を農業委員会の方とかともしています。市の特産品の野菜といえば、えびいもやナス、春先にはたけのこもありますけど。それ以外にも何か市でできるものがないかみんなで一緒に考えていきたいと思います。もしそういう特産品が新たにできたら、どうやって料理に使ったらいいのか考えていただいたり、皆さんにもぜひご協力いただければと思います。よろしくお願いいたします。

    それとお米の話も出ていたかと思うんですけど。京田辺でよく作られているお米といえばヒノヒカリっていう品種じゃないですか。お米屋さんに聞いたんですけど、ヒノヒカリは冷めても美味しいんですよ。で、炊きたてが一番美味しいのはコシヒカリなんですけど、冷めるといまいち。つまり、冷めても美味しいヒノヒカリはおむすび最適米なんですって。それをぜひ皆さんに広めていただいて、冷めても美味しいお米、ヒノヒカリをどうやってみんなで使っていけるかというのも考えていただけたらと思います。

    おむすびを握るときって昔は素手が一般的でしたよね。でも今は手袋をはめるかラップをすることが多いと思います。我が家でも、私がおむすびを握る時は素手なんですけど、そうしたら娘に「絶対食べない」って言われます。その違いによって味とか食感がどれだけ変わるのかわからないですけど、おむすび最適米のヒノヒカリを使って、素手で握ったおむすび、手袋をして握ったおむすび、ラップで包んで握ったおむすびを作って、それぞれ食べ比べて、どんな違いがあるのか、皆さんにご協力いただいて、市内の小学校でやっていただけたら、そういったことも京田辺産のお米に関心をもってもらう1つのきっかけになるんじゃないかなと思ったりしています。

     

    (食改さん)

    ぜひやってみたいです。今日みんなが食べているご飯はヒノヒカリですよってこととかなかなか伝えられていないですよね。でもそういうことを知ってもらうのも大事だと思うんです。

     

    (市長)

    通学路で稲が植えられているのを見かけると思うけど、あれが収穫されたらこのお米になるんだよっていうのをぜひ伝えていっていただきたいです。

    それと農業の働き手不足についての話なんですけど。これも悩ましい話で、農業委員会とも相談しつつ、これからの農地のあり方っていうのは今年度・来年度にかけて整理していこうという話をしています。これまで地域の中でしっかり農業に関わってくれていた方たちが、高齢化していくなかで、どうやって若い人に興味を持ってもらって、農業に関わっていってもらえるかということを、難しいんですけどしっかり考えていかないといけないと思っています。

    それで農家さんと話していたのは、「この職場かっこいい」と思ってもらわないと、なかなか若い人には入ってもらえないので、もうちょっとおしゃれな作業着を着た方がいいんじゃないかなと。作業着から魅力があるように、やっていきましょうという話は少ししていました。

    それと、小学校の給食の自校方式の話なんですけど、私たちとしても、できる限り今の方式で進めていきたいと思っています。ただ、対応年数の問題がありまして、今はもともとウェットシステムの調理場を、ドライシステムと同様に床を乾かした状態で使っているんですけど、本格的にドライシステムの調理場にしようと思うと、今の3倍くらいの面積が必要になります。小学校の敷地の中でそれが確保できるかというのもありますし、そういったことを十分に勘案しながらいろいろ検討していきたいと思います。地域にあるものを使ってやっていきたいというのは変わりないので、ぜひいろいろと相談しながら進めさせていただきたいです。

     

    (食改さん)

    農家さんの服の話がありましたけど、食改の方でもエプロンを新調したいなと思っていまして。宇治田原町とか八幡市とか府の南部の市町村はほとんどピンクになっているんですけど、京田辺は白なんですよ。白は清潔じゃないかっていう意見もあるんですけど、私の気持ちとしてはやっぱりピンクにしたいです。

     

    (市長)

    食改さんのユニフォームについて、ご意見しっかり伺わせていただきました。

     

    (食改さん)

    おにぎりについてもね。

     

    (市長)

    よろしくお願いします。コシヒカリとヒノヒカリを炊いて、それぞれ炊きたてと冷めたものを食べ比べてみてもいいかもしれないですね。

     

    (食改さん)

    秋に市民まつりがありますよね。そういうものに出させていただいて、食べ比べてもらったら、農家の応援にもなりますしね。

     

    (市長)

    そうですね。山城産のヒノヒカリは米の食味ランキングで2年連続、最上位ランクの特Aを獲得していますからね。2年連続でとるというのはなかなか大変だと思います。農業振興という観点からも、ぜひ皆さんのお力をいただけたらと思います。

     

    (食改さん)

    農業については、私も畑でいろいろ育てていて土から育てる大変さはわかります。ぜひ、京田辺が誇る、美味しい、新しい特産品ができればと思います。

     

    (食改さん)

    小学校の給食はその山城産のヒノヒカリを使っておられるんですか?

     

    (市長)

    普賢寺小学校では普賢寺産のお米を使ったりしてるんですけど、市内の全ての小学校で山城産のヒノヒカリを使えるかというと、なかなか収穫量が追いつかないところがありまして。JAさんと相談して進めていかないといけないですけど、なかなか難しいです。

    特別栽培米って農薬を減らした栽培方法で育てるんですよ。これを次の給食のお米として使えないかという話を、担当課や農業委員会としています。そうするためには、市内の農家さんに特別栽培米を作ってもらわないといけないですし、そのためにはどんな手立てが必要かということもしっかり考えて、やっていけたらなと思います。農薬使用量の少ない特別栽培米が給食で使われて、それを食べたお子さんが給食のご飯美味しかったという話を家でして、それがどんどん伝わっていけばいいかなと思っています。ぜひ皆さん方にも農業の話も含めて、ご協力いただけたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

     

    (食改さん)

    小学校で米を作っていますよね。それで、秋には稲を刈り取って、それを粉にして、みたらし団子作りをコロナ禍前まではずっとやっていました。それも大きく分けたら地産地消ということになるでしょうけど。それと味噌造りの話とかも今日はいろいろさせていただきましたけど、私たちだけでなく、地元の農家さんとかにももっと活動のこととかPRしていただいて市の方からも、意欲のある若い方に援助していただけたらと思うんです。田んぼでも休耕田になっているところがあるじゃないですか。もったいないなと思うんです。農業だとなかなかお勤めされているほどの収入は得られないかもしれないですけど、少しでも支援とか協力とかしていただけたら、若い方も頑張ると思いますし。また、そういうのもよろしくお願いいたします。

     

    (市長)

    味噌部って作っておられるのは京田辺だけですか?ほかの地域でもされていますか?

     

    (食改さん)

    他の地域でもされていますよ。減塩味噌造りでいうと、一番に始められたのは井手町さんでしたね。井手町のJAさんにもお世話になりました。その後、高船加工センターができて、味噌造りの材料の麹とか大豆とかを高船の方でお世話していただいた時には、価格などを市の職員さんも入っていただいて決めました。大豆は600kgほどご準備いただいたと思うんですけど、私たちが3kgの大豆を作るのにとてもたくさん植えたのに、それが600kgも作っていただいて、その何割かでも京田辺で栽培していただいているってすごいことだなって思いました。それに、大豆に対して倍の麹が必要なんですけど、その麹も作っていただいて、その頃から地産地消に貢献できたなと自分では自負しています。市の担当職員さんたちと会議を重ねて、その事業がここまで広がって、減塩で健康にも寄与できていたら、すごく良かったな、とても良い事業をやってきたなと思っているんです。

    それで、みんなと話し合って、減塩味噌のレシピを他の地域に公開することにしました。それで、木津川市さんや城陽市さんでも使っておられるみたいです。そういう風に、オープンにしてたくさんの方が減塩味噌造りをされていたら私たちも嬉しいですし、そういう活動ができて良かったなと思います。

     

    (市長)

    今年の秋に、東京のとある高校でスタディーツアーをされるみたいで、味噌造りの関係で話が聞きたいですっていう問い合わせがあって、担当課にお伝えして、段取りなどをお願いしました。来てくださるのはありがたい話ですよね。それで、先生とお話していて、言っておられたのは、味噌造りと言っても、大規模な味噌屋さんが作っているのを見たいわけではなくて、地域の中でどうやって取り組みをされているのかを見たいということで。もしかしたら皆さん方に、味噌造りについてお話していただくかもしれませんが、その際はどうぞよろしくお願いいたします。


    まとめ

     (市長)

    皆さん、ありがとうございました。お米の話とか味噌造りの話とかいろいろと聞かせていただきました。これから、京田辺で採れるものがこれだけ美味しいよとか、身近にあるんだよていうこととかを広めていただくのにも、皆さん方のお力をお借りできればと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。また、広報などでもお世話になると思いますが、よろしくお願いします。本日はありがとうございました。


    トーク終了後に市長と記念撮影

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