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あしあと

    市民みらいミーティング開催結果("#映えるきょうたなべ" PR動画制作 高校生・大学生ワークショップ)

    • [2020年9月28日]
    • ID:15435

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    日時

    令和2年9月5日(土)午後1時30分~午後4時30分

    場所

    コミュニティホール、オンライン会議システム

    参加者

    田辺高校生(11名)・同志社大学生(4名)・同志社女子大学生(15名)

    内容

    今回は、第4次総合計画で示す「まちの将来像」を、市民と共有しPRする「京田辺未来都市プロモーション動画」制作のための市民ワークショップに参加し、高校生・大学生の皆さんと意見交換を行いました。

    ワークショップでは、会場に集まった田辺高校生11名と、オンライン会議システムを通じて参加した同志社・同志社女子大学生19名が5グループに分かれ、動画のタイトルやシチュエーションについて話し合い、意見発表を行いました。

    会場での意見交換
    オンラインでの意見交換
    市長は会場・オンライン両方で参加

    市長あいさつ

    皆さん、こんにちは。今日はこのワークショップにご参加いただき誠にありがとうございます。

    「♯映えるきょうたなべ」。どこにそんなハッシュタグがあるのかとお思いかもしれませんね。今年4月から、京田辺市の今後12年間にわたる「第4次総合計画」というのがスタートしています。その計画を実践していく中で、市がいくら良いことをやってても伝わらなかったら意味がないよね、ということで、どうやって多くの方々に市の魅力や取組みを伝えていくのかというところが課題になっています。

    京田辺市では、今も人口が増えています。子どもたちも増えています。その一方で、1970年代からの住宅開発に伴って転入された方もいらっしゃいますので、高齢者も増えてきています。多様な方がいる中で、このまちのすばらしい未来をPRするために、皆さん方のみずみずしい感性をお借りしようということで、今回、このワークショップを開催いたしました。皆さんの中には、京田辺市以外の地域から通学している方もいると思います。自分の地元ではこうだよ、ということも教えてもらえればと思います。

    今日は皆さんの感性に、大いに期待しています。どうかよろしくお願いします。

    動画制作の趣旨(秘書広報課職員より説明)

    まちづくりの設計図である第4次総合計画が4月からスタートしたわけですが、市民の皆さんのほとんどは、そんなこと気にしておられないと思います。そこで、将来のまちの姿を分かりやすくビジュアル的に皆さんにお伝えしたいということで、今回、動画を制作することにしました。

    総合計画ではさまざまな事業が計画されていますが、今回の動画では、その中でも特に大きなプロジェクトにスポットを当ててPRしていきたいと考えています。併せて、現在の市の魅力、自然の豊かさや子育てのしやすさといったことも伝えていけたらと思っています。

    今回、「パルクール」というスポーツを取り入れて動画を作っていきます。昨年、熊本県上天草市でパルクールを使ったPR動画を作られていますので、まずはこちらをご覧ください。〈動画視聴〉

    この動画は再生回数11万回ということで、行政が作ったものとしては群を抜いています。京田辺市でもこれに負けないものを作りたいと思っていますので、よろしくお願いします。

    動画のストーリー

    1. 主人公は市内の女子大学生。茶農家で生まれ育った京田辺っ子で、高校の時から付き合っている彼氏がいる。
    2. 市内の企業に就職し、新社会人となった主人公と彼氏。
    3. さらに成長した2人。市内の「映え」スポットで彼氏がプロポーズ。
    4. 晴れて結ばれた2人。京田辺での子育てが始まる。

    意見交換と発表

    動画について話し合おう(プロポーズシーン・子育てシーン)

    主人公がプロポーズされるシーンと、主人公が結婚・出産を経て家族3人で田辺公園を訪れるシーンについて、市の魅力や将来像をPRできるようなシチュエーションを考えてもらいました。


    1班(田辺高校)

    プロポーズシーンでは、2人がブランコに隣り合わせで乗り、彼氏が指輪を落とす。彼氏がブランコから飛び降り、パルクールしながら指輪を取りに行く。指輪を取って彼女の前でプロポーズする。その時に、彼氏の背後にちょうど近鉄電車が走って、電車の窓にプロポーズのメッセージがあればいいと思いました。

    子育てシーンは、ボール遊びをしていたらボールが遠くに飛んで行ってしまって、両親がパルクールでボールを取りに行く。残された子どもがしょげてしまう。ボールを取って戻ってきた両親が、後ろから子どもをハグすると、周りの人たちが拍手をする。周りの人にさまざまな年代の人を使うことで、京田辺にはいろんな人が暮らしているというPRができると思いました。

    2班(田辺高校)

    プロポーズシーンは夕方から夜の時間帯で、彼氏が金沢のお土産を彼女に渡して、開けたら指輪で、驚いている時に彼氏が花束を渡してプロポーズの言葉を言う。プロポーズの言葉は京田辺の良さが出せるように、「京田辺で一緒に暮らしませんか」とか「京田辺で思い出を一緒に作っていきたい」がいいんじゃないかと考えました。
    子育てシーンは、親子3人でピクニックをしていて子どもが駆け出す。両親がパルクールで追いかけ、遊具やスケボーしている人たちをパルクールで飛び越える。後ろの丘の上にはギターを弾いている人がいるという感じです。

    3班(同志社女子大学)

    プロポーズシーンで、金沢の土産物袋から指輪を出す案は私たちとしてはNGです。夕日か夜景を取り入れるのと、電車を活用したいという意見が出ました。例えば画面上に「新幹線の新駅設置で北陸へも楽々」というようなテロップを流し、プロポーズと一緒に新幹線のチケットをプレゼントするという方が、よりアピールできるんじゃないかという案が出ました。
    次に子育てシーンでは、遊具を使うなら滑り台を使うのが良いのではという意見が出ました。パルクールはアクティブなスポーツなので、親子が一緒にパルクールするのは危険じゃないかということで、別々に撮影して、最後に3人一緒の楽しい姿を映した方がいいのではないかとなりました。あと、親がパルクールで子どもをサポートするという案も出ました。

    4班(同志社女子大学)

    プロポーズのシーンでは、サプライズとして花束がほしいという意見が出て、花束には市の花のツツジを使いたいです。指輪を渡してから花束を渡すイメージで、プロポーズの言葉はシンプルに「結婚してください」というのがいいという意見になりました。時間帯は、京田辺の大自然が見えるように夜ではなく夕方がいいと思いました。
    公園でのシーンはピクニックで、お弁当を家族で食べてから、3人で遊ぶイメージです。子どもが走り出したのを主人公がパルクールで追いかけて、子どもがパルクールを「かっこいい」と思って真似するんですが、うまくいかないので親が教える、というように、パルクールを家族で受け継いでいくという感じがほっこりするのではないかと思いました。

    5班(同志社大学)

    プロポーズのシーンは説明資料にあったように、夕焼けをバックに、シルエットを使って表現したいと思いました。(撮影地として想定されている)つつみ緑地公園は景色が見渡せるきれいなところなので、それを生かせたらいいなと思いました。変装した彼氏が彼女の周りをうろうろして、パルクールで気付かせる、みたいな感じでプロポーズするんですけど、指輪じゃなくて花束、それも今ちょっと流行しているドライフラワーでやると、画面映えするかなと思いました。電車が通過するところをバックに、口元を映してプロポーズの言葉を言っていることがわかるようにするといいかなと思いました。
    公園のシーンは、子どもにカメラを付けて子ども目線で撮影したら臨場感が出ると思います。別案として、ドローンで京田辺の自然が写るように撮影して、そこから家族の笑顔に寄って、仲の良い感じを出すという案も出ました。
    ボール遊びをしているところか、ローラー滑り台で遊んでいるところを両親がパルクールしながら追いかける、というように撮るのがいいかなと思いました。

    動画タイトルと主人公の名前を考えよう

    動画のタイトル・コピーと主人公の名前について、市からいくつかの案を提示し、その中から選んでもらったり、新たな案を考えてもらったりしました。
    動画のタイトル・コピー案
     タイトル コピー
     人生を駆ける場所 このまちで生きる。つないでいく。
     心が躍る、体も躍る 人生を駆ける場所、京田辺市
     Sky's limit いい距離と、いい住み心地と、いい人と。
     Great adventure ずっと、京田辺で。
    主人公の名前案
     名前 由来
     タマ 市特産の「玉露」から
     キョウコ・タナベ 「京田辺市」から
     ツツジ・ヒラト 市の花「ヒラドツツジ」から

    1班(田辺高校)

    タイトルとコピーは「京田辺しか勝たん!●(「ぴえん」の顔文字)~きみのナスビ&エビイモのその特産のせいだよ~」です。これは、流行に乗った方が動画再生数を稼げるんじゃないかということで考えました。2つ目は「心がやすらぎ、体はおどる~自然豊かな京田辺~」です。これは提示された案を少しアレンジしたものになっています。良いまちというイメージを表せているのではないかと思います。

    名前は、「ツツジ カンナ」と「田辺 京(たなべ けい)」です。1つ目は京田辺市の花と甘南備山から、2つ目は「京田辺」から取りました。

     

    2班(田辺高校)

    動画のタイトルは、英語の方がかっこいいのと、パルクールらしさが表現されているので、「Sky’s limit」がいいと思いました。コピーは「♯京田辺しか勝たん!!」にしました。

    主人公の名前は「玉ツツジ かんな(ぎょくつつじ かんな)」ちゃんです。玉露の玉と市の花のツツジ、甘南備山をイメージしました。普通の名前だとインパクトがないので、全部盛り込んで少しでも頭に残れば、検索してくれる人も増えるんじゃないかと思いました。

     

    3班(同志社女子大学)

    タイトルは「人生を駆ける場所」「心が躍る、体も踊る」という案に票が集まりました。また、新しい案として「新たな京田辺」「Life with 京田辺」「これからを豊かに」というのが出ました。

    次に名前ですが、多くの票を集めたのが「ツツジ」です。あと出された案としては、人生を鮮やかにという意味を込めて「彩(あや)」、松井山手の「ま」と「や」を取って「マヤ」、京田辺市にいるキャラクターの名前をとって「キララ」、パルクールの風を切るようなイメージから「風花(ふうか)」という案が出ました。

     

    4班(同志社女子大学)

    タイトルは「人生を駆ける場所」です。英語より日本語の方がなじみ深く、意味がスッと頭に入ってくるので日本語案の中から選びました。コピーは「ずっと、京田辺で。」に決まりました。世代を超えて京田辺に住みづつけることをアピールしたかったからです。

    名前は、シンプルに京田辺を表すものでいいんじゃないかということで、「タナベ キョウコ」に決めました。

     

    5班(同志社大学)

    タイトルは、2番目の「心が躍る、体も躍る」です。英語より日本語の方が、幅広い世代に伝わるのではないかと考えてこれを選びました。コピーは「人生を駆ける場所、京田辺市」をアレンジして、「人生を駆けるまち、京田辺」にしたらどうかという案が出ました。「場所」より「まち」の方が親しみやすさがあるのと、ひらがなで表記することで、街・町などいろんな解釈ができるからです。京田辺市の「市」を取ったのは、全体的なリズム感が良いからです。

    名前はツツジです。「京」が入ると京都全体のイメージになってしまうので、「京」はあえて避けました。加えて、ツツジが市の花であることを知ってもらうという狙いもあります。ただ、動画の中で、市の花がツツジであることを伝えるためのフォローが必要だと思います。


    市長講評

    皆さん、今日はありがとうございました。長時間にわたって非常に熱心にやっていただけたと思っています。高校生とは会場で、大学生とはリモートで意見交換をさせていただきましたが、高校生と大学生の意見の違いが興味深かったです。高校生・大学生それぞれに、行政の発想では出てこない意見がたくさんあったと思います。

    私が大事にしたいと思っているのはこういう感性です。今までは何でも行政が一方的に作っていましたが、これからの時代は、皆さん方のような若い世代がしっかりとまちに関わってもらって、このまちに自分たちがいたという足跡を残していただきたい。そして、将来このまちに住むきっかけにしていただきたいと思っています。

    面白く、参考になる意見をたくさんいただけて、良いワークショップができたと思っています。欲を言えば、1つの会場にみんなで集まってやりたかったところですが、それはまたの機会にぜひお願いします。

    それから今後、エキストラ出演者の募集があったらぜひ手を挙げていただきたいと思います。「♯映えるきょうたなべ」のハッシュタグも広めてくださいね。私もツイッターやインスタグラムをやっていますが、まだ「♯映えるきょうたなべ」を使ったことがないので、これからどんどん使って、皆さんと一緒に拡散していきたいです。

    今日は、本当にありがとうございました。

    参加してくれた学生の皆さん

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    京田辺市役所企画政策部秘書広報課

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