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あしあと

    市民みらいミーティング(市政協力員地域別懇談会〈三山木地域〉)開催結果

    • [2019年11月15日]
    • ID:14073

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    区・自治会活動の活性化について

    開催写真

    日時

    10月7日(月)午後7時~8時

    場所

    市役所3階 305会議室

    参加者

    三山木地域の市政協力員(7名)

    内容

     今回は、三山木地域(山本自治連合会・高木区・二又区・南山西区・南山東自治会・山崎区・出垣内区・江津区・宮ノ口区・同志社住宅地自治会・同志社山手自治連合会)の市政協力員地域別懇談会に参加しました。

     同懇談会は、平成30年度に市政協力員連絡協議会の役員会で提案されたもので、地域ごとに市政協力員が集まり、地域の課題などについて話し合うため、昨年度から開催されています。

     懇談会ではまず、すべての市政協力員を対象に8~9月に実施した「区・自治会活動活性化に係るアンケート」の調査結果について事務局が説明し、その後、区・自治会活動の活性化について意見交換を行いました。

    市長あいさつ

     日頃から市政の運営にご協力をいただき感謝申し上げます。一緒に地域のさまざまな課題に向き合って、パートナーとして、皆さんとともに解決の方策を探っていきたいと考えています。

    私も京田辺で生まれ育ちましたので、古くからの集落っていうのはよく知っています。時代と共にライフスタイルの変化、地域によっては少子高齢化も進んでいて、活動に関わって下さる方が少なくなってきたり、子ども会役員のなり手もいなかったりというのが現実です。

    そんな中で、市政を推進する上で効果的な施策や事業を展開するためには、市役所だけでは限りがあって、皆さんと一緒にやるという姿勢が大事だし、そのための取り組みを進めていきたいと思っています。これからも区・自治会の皆さんには、地域の中心的な組織として活発な活動をして頂けるよう期待をしていますし、共に歩ませてもらいたいと考えています。

    三山木地域と一口に言っても、同志社山手のように世帯数が増えている地域もあれば、少子高齢化が進んでいる地域もあります。取り巻く環境はそれぞれ違いますが、互いにいろんな知恵を出し合って、力を合わせて一緒に取り組んでいきたいと思っていますのでよろしくお願いします。


    消防器具更新への支援について

    (参加者)

    消防団のホースや消火栓の器具などを取り換えようとすると、市の助成金交付要綱では、助成額が2分の1となっています。自主防災の充実、市民の安全と命を守るという観点から、段階的にでも全額補助を検討いただけるとありがたいです。

    (市長)

    歴史的には、消防団の発足は常備消防よりも早く、まずは消防団が「自分たちのまちは自分たちで守る」ということで進めてこられました。当初はこうした動きに対して、市も支援していこうというスタンスでした。その中で、消防団のなり手不足や常備消防の充実による消防団との横並びの関係など、状況が変わってきているのも事実ですが、一足飛びに全額補助というのは難しいです。

    (参加者)

    一度に更新すると金額が大きくなるので、うちでは年2~3本のペースで計画的に換えています。ただそれも、新興住宅が増えて区の予算が若干増加したからできるようになったこと。人が増えてない地域では厳しいと思います。

    (参加者)

    消火栓のホースを毎年点検していますが、耐用年数が10年なのに40年を超えているものもありました。それを訓練や本番で使えば、破裂する危険性もあります。消防署ではホースの耐圧検査というのをされています。それを、消防団がホースを持ち込んだ場合にもやってもらえないでしょうか。耐用年数は過ぎていても耐圧的に大丈夫となれば、少しは安心できるので。

    (市長)

    安全・安心や福祉など、身近なところから地域のことを点検し、区・自治会の役員さんの間で問題点を共有していただいて、区・自治会活動の重要性を会員の皆さんにもっと分かっていただく必要があります。市も、区・自治会ともっとコミュニケーションを取りながら進めていかなくてはいけないなと思いました。


    区・自治会間の連携について

    (参加者)

    アンケートの集計結果について、どこの自治会も苦労されているんだなと思いました。うちも役員のなり手がいないし、新興の地域の方にはなかなか区に入ってもらえない。毎年チラシをもって勧誘に行ってますが、すぐにメリットは何かという話になります。 小さい自治会なのでイベントやるにしても人が少なくて、結局中止になってしまった行事もあります。小さい単位での活動も大事かもしれませんが、福祉や防犯・防災、子どもの健全育成などの分野では、小学校区ぐらいの、もう少し大きい括りで活動ができないかなと思います。私個人の意見になりますけども、区・自治会同士が連携してもう少し大きな括りでやるような活動に対して、市はもっと支援をしてほしいです。 市長が考えておられる「市民との協働」について、どういうイメージなのか聞かせてもらえませんか。

    (市長)

    例えば、各地域で登下校の見守り活動をやってくださってますよね。地域の中で、交通安全上危ないところ、死角になってるようなところをみんなで確認しながら議論する中で、道路形状を変更するとか、ミラーを付けるとか、植栽を切るとかいろんな解決策が出せると思います。そうやって「地域の子どもたちをみんなで見守るんだ」という意識を持っていただく一つのきっかけとして、住民協議会をやりたいと思っています。 単独の自治会の活動は、人同士の繋がりもあるので今後も続けていくべきです。でも、特に防犯・防災などのテーマは、単独の自治会だけじゃなくて地域の中で横の連携がもっと必要だし、その連携が子どもたちの支えになるような体制を作りたい。 今回の市政協力員制度の見直しに関しても、法律上変えるべきところは変えますが、これをきっかけに、それぞれの区・自治会は大切にしながら、地域の小学校に通う子どもたちに地域が連携してみんなで向き合っていく素地を作りたいと思っているんです。

    (参加者)

    日頃から一緒にイベントやってるようなところは、いざというときにも上手くまとまります。それが地域力かなと思ってるんですけど、地域力があるところは何か問題があったときでも解決が早い。でも一つの自治会がみんなに呼び掛けて自治会同士の連携を作っていくっていうのは難しいので、ある程度、市が音頭を取ってやっていただけたらありがたいです。

    区・自治会運営について

    (参加者)

    うちの区ではありがたいことに、新しい世帯がどんどん入ってきて、人口が増えています。困っているのは、旧村の中で空き家を壊して新しい家が建つような場合です。そういうお宅は旧村ブロックに入った世帯として、田んぼの水路の清掃など、地域清掃以外の村の活動にも出ていただいてます。20~30軒まとめて建ったようなところは自宅周辺の清掃をしていただいてますが、同じ新住民の間で不公平感が生じていて、対応に困っています。

    (参加者)

    うちも昔は、農業用水とか池の小屋の整備とか全部みんなでやってました。でも最近は、掃除は住宅地や公民館に限定してやっています。また時間も、前は朝8時からまでやっていて、終わるまで帰れないような雰囲気でしたけど、最近は1時間以内に終わらせるようにしています。短時間で済ませれば、参加してもらいやすくなるんじゃないかと思っています。

    (参加者)

    班ごとに清掃地域を割り当てて、その時々で変えているので問題にはなっていません。でも区の年会費を払って、年2回の川の掃除、公民館の掃除、班長が回ってくるとなると、何でわざわざ会費を払って仕事まで増えるのかと、加入してもらえないことも多いです。

    (参加者)

    子どもが大きくなって子ども会も卒業して、だんだん脱退したいという人が増えてきました。今までは区に入ってないと広報紙配られませんよって言えましたけど、来年からはポスティングになるとかで、それはそれでいいのですが、実質、加入のメリットとなっていたものがなくなってしまいます。

    その他

    (参加者)

    市政協力員制度の廃止に伴う自治振興費の新制度については、私が次の会長さんに引継ぎをしないといけません。他の地域も役員任期1年というところが多かったので、できれば引継用のマニュアルを引き継ぎをやる3月までに市で準備してもらいたい。

    (事務局)

    3月の総会までに作成し、説明させていただきます。また、4月に就任される新しい区長・自治会長さんにも説明する機会を設けたいと思います。

    (市長)

    市政協力員制度の見直しにあたり、新しい地域づくりの仕組みを区・自治会と一緒に作っていきたいと思ってるんです。この仕組みを安定させるためにも、さまざまな形で皆さんのお力をお借りしながら、丁寧に進めていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。

    お問い合わせ

    京田辺市役所企画政策部秘書広報課

    電話: (秘書)0774-64-1322(広報広聴)0774-64-1320

    ファックス: 0774-62-3830

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