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あしあと

    市民みらいミーティング開催結果(さらにパワーアップした市民まつりを目指して)

    • [2023年2月14日]
    • ID:18836

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    日時

    令和4年12月27日(火)午後3時30分~4時30分

    場所

    市役所4階特別応接室

    参加者

    京田辺市商工会長・副会長、京田辺市観光協会理事、京田辺市文化協会長・副会長(8名)

    内容

    市は、令和4年11月、「産業祭」「市民文化祭」を融合させた新たなにぎわいづくりとして、「市民まつり(たなフェス)」を開催しました。初開催となる同フェスを振り返って検証するとともに、次回をさらにパワーアップした市民まつりとするため、京田辺市民まつり実行委員会の役員と意見交換を行いました。

    市長あいさつ

    (市長)

    皆さん、こんにちは。これまでの市民文化祭・産業祭の2つを融合して新たなシンボルとなるようなものいうことで、先月、市民まつり「たなフェス」を開催しました。皆さん方にご協力いただきまして、市民の皆さん方だけでなくて、近隣の方も含めて本当に多くの方にお越しいただけたのではないかなと思っています。実際にやってみた中から見えてくるものもあるでしょうし、その経験を踏まえて、来年度以降はどうするのか、来年度に向けてどんなパワーアップをしていったらいいのかということについて、皆さんいろいろな考えをお持ちだと思いますので、じっくり聞かせていただきたいなと思います。どうかよろしくお願いいたします。


    意見交換

    飲食店・出店について

    (市長)

    皆さん飲食店で何か食べられましたか?

    (参加者)

    買いに行くと売り切れているものが多かったので、食べていないですね。初開催ということで、どれだけ来場者がいるかということが分からなかったので、なかなか今年は難しかったかもしれませんが、もっといろんな種類と量の商品があった方が良かったのかなと思います。

    (参加者)

    それと飲み物も、自販機すら売り切れていたぐらいでした。コンビニでも結構売れていたんじゃないですかね。

    (市長)

    初めてのことだったので、出店してくださる方も手探り状態だったと思いますが、来年度以降は、飲食のブースをより増やしてもいいのかもしれませんね。

    (参加者)

    あと、ボランティアとか、いろいろな会があって、資金集めをしたいという方もおられるので、そういう方に運営に参画していただくことができたらなと思います。

    市役所エリアの真ん中に飲食ブースを作っていただいたので、食べながらステージを見られるし、あれは本当に良かったと思います。

    (市長)

    ほかに出店の関係ではどうでしたか?

    (参加者)

    今回は市内の事業者を優先的に出店していただいていたこともあり、今お話されたように飲食ブースが少なかったのは確かです。5万人規模のイベントであの飲食ブースでは、絶対足りないというのは誰が見ても分かりますしね。でも、初めてだから、私たちもあんなにたくさんの人が来られるということは分からないですよね。そういったことも含めて、1度経験したことで、色んなことが分かりましたね。

    (参加者)

    あと、今は2日開催ですけど、これを1日開催にしたらどうなるのかという話もありますし、雨が降ったらどうするのかとか天候の問題もありますね。

    (参加者)

    今回は2日間とも天気が良くて、すべてが良かったから、5万人の方々が来てくださったけれど、もし雨が降ったら、人出が一気に変わりますからね。天候は仕方がないところもありますけど、もしそこがうまくいったとしたとしても、これ以上、飲食ブースの場所を広げるのは難しいですよね。以前に産業祭とかでされたように、公園を使ったりはできるかもしれないですけど。

    (参加者)

    「路線バス無料の日」がすごく良くて、勝手が分かったので、駐車場が必要なのかという議論もたぶん出てくると思います。例えば市役所の後ろの駐車場はアスファルトなので土ぼこりが上がらないから、あそこを利用してお店を出すということも考えられるかもしれないですね。

    (参加者)

    現場から言うと、出店業者さんの駐車場は絶対確保しないといけない。今回は事務局がいろいろ動いてくださって、田辺中学校と田辺公園野球場を貸していただけることになりました。飲食店を増やすことを目的にすると、どこかが支障をきたすのは確かだと思います。

    (参加者)

    あと、次回は新田辺駅前のエリアをどうするかということも考えていかないといけないと思います。あそこにも食べるためのスペースがあれば、もうちょっと飲食ブースを増やせるのかなと思いましたし、大通りのところのスペースをうまく活用できたらいいんじゃないでしょうか。

    (参加者)

    同じ時間帯に2・3カ所の会場をつくると人が分散してしまうので、開催時間を少しずらして、例えば市役所エリアは朝から昼までで、新田辺駅前のエリアは昼以降、夜までの間とかにすると有効活用できるかなと思いました。来年度以降は、新田辺駅前の大通りの辺りを利用する方法と、開催時間をずらすというのは考えてみてもいいかもしれないですね。

    (参加者)

    駅前でアルコールを飲んでも大丈夫だったら、夜は飲み屋やバーみたいな感じのスペースにしてもいいかもしれませんね。あと、駅前のバスロータリーもうまく利用できたらと思います。

    (市長)

    たなフェスが開催されることによって市内の事業者さんにうまく人の波及が行くのが1番いいと思いますし、そこはいろいろ手を変え品を変え考えていきたいと思います。

    皆さんのお力も借りながら、一緒に盛り上げていきましょう。

    (参加者)

    あと、市民文化祭の時は市民団体やサークルさんが、出店をしていましたが、そういう小規模な、1日数万円ぐらいの売上金で活動費を何万か稼ぐみたいなことが今回はできにくかったかなと思います。なぜなら、業者さんからしたらたいしたことはないんですけど、出店料がネックになっていて、一般の方の出店が少なかったっていうのがあるんじゃないでしょうか。もちろん、今回業者さんがいろいろ出店されてすごく盛り上がったんですが、できたら予算規模が小さい市民団体さんにも、目配りしていただけたらなと思いました。今回、出店料を一律にしたのが、良かったのか悪かったのかをまた検証していただいて、安くなるようなやり方を取ってもらえるとありがたいです。


    展示・イベント・スペースについて

    (参加者)

    私の関係する団体で、商工会館キララホールで同志社大学の方に能の舞台をやっていただいて、60人ほど出ていただきました。京田辺は薪能発祥の地なので、そういう目線で京田辺のことを見てもらいたいと思って、能のイベントをしたんですけど、多くの方が見に来てくれました。また、コミュニティホールでも、学生ボランティアに手伝ってもらって、昔の田辺と今の田辺を比較する展示をしたのですが、こちらも好評で、学生さんは喜んでいました。以前は中央公民館で展示をしていたんですけど、今年は、さまざまな体験ができるシゴトニアのブースの空いたところで展示をしていて、見に来ていただいた方に、田辺の古い写真を見せて「ここはどこか?」というのを当ててもらったりしていました。

    (参加者)

    体験の方が人も来られますよね。やっぱり展示だけではなかなか人が来ないです。場所だけの問題ではなくて、多くの方に来てもらうために大事なのは仕掛けだと思います。

    (参加者)

    だけど、商工会館キララホールは他の会場からちょっと離れた場所にありますよね。市役所や新田辺駅エリアの人がキララホールまで移動してくれるかというとなかなか難しいかなと思います。

    実はキララホールのステージではスポットライトを使ったり、いろんなことができるんだけど、それはまだ活用されていなかったので、それを活用すればもっと面白いイベントができるような気はしますね。

    (参加者)

    謎解きイベントに参加されている方も多く来られました。「台紙をどこでもらえるのか」とか「どこからスタートするのか」とか色々聞かれました。台紙は駅前とか商工会館で配っていたみたいなんですけど、全然分からなかったです。

    (市長)

    謎解きイベントなど何かを配布するようなイベントをする場合は、前もって実行委員会の皆さんと「どういうイベントをするのか」などの情報を共有し、来られた方の質問に答えられるようにしておかないといけないですね。

    (参加者)

    今回はご当地キャラクターをお呼びして、たなフェスのPRをしたんですけど、ご当地キャラクターにはそれぞれファンの方がいますよね。特に今回はSNSのフォロワー数が1・2万ぐらいいるような有名なキャラクターをお呼びしました。そして、キャラクターには、SNSを使って「#たなフェス」とハッシュタグを付けて市内外に発信していただいて、それぞれのファンもハッシュタグを付けて、いっぱい写真をあげてくれていました。地方をPRするときにご当地キャラクター達には新聞以上の力がありますね。

    なので、ご当地キャラクターを呼んでたなフェスをPRしたことは効果があったんじゃないかなと思います。北海道とか東京とか全国各地からたなフェスに来られたという話も聞いています。

    (参加者)

    ご当地キャラクター達には、ステージへの出演依頼をされたのですか?それとも募集だけですか?

    (参加者)

    募集だけだったので数は少なかったです。次回以降、ステージ出演の場所とタイムスケジュールの問題が出てくるのではないでしょうか。今年はメインステージで収まりましたけど、出演者が増えたら場所が足りなくなることが考えられます。

    (参加者)

    出演時間を10分から5分にするとか、時間を工夫するのも1つかもしれませんね。あと、他のイベントでもよく見かけるのは、メインステージのほかにサブステージを作る手法です。次回以降、出演される団体が増えていくのであれば、サブステージという形でも発表する場があると、ご当地キャラクターにメインステージからサブステージに移動してもらって、お客さんを引っ張ってきてもらうことも考えられるのかなと思います。

    (参加者)

    徳川家康の「伊賀越え」ゆかりの地が京田辺にもあるということで、1月から放送の大河ドラマ「どうする家康」の関係で、NHKの方ともいろいろ話をしています。歴史家でNHKの歴史関係の顧問みたいなことをされている有名な方がおられるんですけど、その方と懇意にしていて、その人をたなフェスに呼べたらなと思います。 それと、「どうする家康」で穴山梅雪役をされている俳優さんを呼ぶことも可能かもしれないという話がでています。ただ、大河ドラマをやっている間は特に、お二人ともとても忙しいので、今予約をしておかないと、お二人の予定が埋まってしまうという状況になってしまっていて。ぜひ、たなフェスに来てほしいと思っているんですけどね。あと、そのステージの中で墨絵を描く人にライブパフォーマンスのような形で実際に描いていただくということも考えています。本当にこの間から動き出したところなんですけれども。

    (参加者)

    来てもらうにしても市内にある大きいステージは限られていますよね。

    (参加者)

    そうですよね。あと、田辺中央体育館をどう使うかという問題もありますよね。

    (市長)

    今回、田辺中央体育館は、習志野市立習志野高等学校吹奏楽部の皆さんに来ていただきましたね。何のためにたなフェスを開催したのかというと、子ども達がたなフェスに参加して関わることで、地元への愛着に繋がっていったらなと思っていて、今回市内の3つの市立中学校の吹奏楽部の皆さんが演奏してくれたので、そういう思いが伝わってくれればいいなと思います。これからしっかり企画を練らないといけませんが、次回以降もそういったものに繋がるようなことが田辺中央体育館を使ってできたらなと思っています。

    (参加者)

    習志野のコンサートは、市長も喜んで一緒に野球パフォーマンスをやってくれましたし、すごく良かったですね。ただ、それのおかげで、展示場所が田辺中央体育館から中央公民館のホールになって、場所が狭くなったのか、展示のスペースが少なくなってしまいました。今回はたまたま展示の数が少なかったので収まりましたけど、例年だったらもっとたくさん出展されるので、それを展示しきれる場所がどこになるのかを考えないといけないかなと思っています。

    あと、ステージトラックがすごく良かったなあと思っていて、出演された皆さんとお話をすると「来年もまたできたらいいな」と言っていました。

    謎解きイベントも、クイズは難しくて全然分からなかったですけど、台紙がすごくきれいで、子ども連れ・家族連れがたくさん参加されていて、楽しんでおられたので、それもすごく良かったです。


    「路線バス無料の日」・交通について

    (参加者)

    「路線バス無料の日」を実施する時に、市民の方に市内を観光してほしいと思っていて、そのための仕掛けを考えたらどうかなと思います。たぶん松井山手地域にお住まいの人は大御堂観音寺や普賢寺辺りの観光地をあまりご存じないんじゃないかなと思うので、市民の方に市内の観光地を知ってもらう仕掛けが必要かなと思っています。ただ、そういうことをしようと思うとスタッフが足りないんですよね。そういったことも含めて考えていかないとなと思います。

    (参加者)

    バスが無料だったからか、新田辺駅前などで、たくさんの人が並んでバスに乗っていましたね。

    (市長)

    新田辺駅から市役所に向かうバスの乗り場ですごく並んでおられたみたいですね。普段あまりバスに乗られない人もおられるので、どこのバス停に行ってどのバスに乗ったらどこに行けるというのがよく分からない。だから、市役所行きの直通のバスはすごく混んでいて、乗れない人もいたけど、実は新田辺駅や三山木駅を経由して市役所に行くこともできました。そういう、目的地に向かうための色々なルートや、乗り場の場所も含めてバスマップなどでうまく案内ができれば良かったのかなと思います。

    バスをどうやって乗り継いだら、どこまで行けるのかということとかを市民の皆さんに分かってもらって、積極的に利用してもらわないと、バスの路線を維持していくことができなくなるので、交通政策の一環としても、そういったことを市民の皆さんに知っていただけるように取り組んでいきたいと思います。

    (参加者)

    たなフェスの会場に行くだけだったら、同じ無料バスでも、駅などから会場への直通のバスを増やした方が絶対メリットがあります。でも今回はバスを無料にすることで、普段あまりバスを利用しない人にも1度バスに乗っていただいて、たなフェスや市内の観光地に行ってもらうというのが1つの意義だったんですね。

    (市長)

    そうですね。たしかに、たなフェスの会場に直接行くだけであれば、会場への直通バスを出した方がもしかしたら来場者に喜んでもらえるかもしれません。でも、そうすると多分、新田辺駅前の会場の人出は減ってしまうと思います。今回は新田辺駅前もバス待ちの人が多かったですし、バスを無料にすることで新田辺駅前を生かすことができればと思います。

    帰りは分散するので、混むのは行きなんですね。混む時間帯で新田辺駅前で何か集客につながるイベントなどができれば、混雑も緩和されるのではないかとも考えます。

    (参加者)

    バスを使った観光も考えたらいいのではと思います。私も長く京田辺に住んでいますけど結構知らないところもあります。バスに乗ると、いつもとは違う風景が見られるだろうし、小旅行気分が味わえていいのではないでしょうか。

    (市長)

    でもそうなると、大御堂観音寺と酬恩庵一休寺をつなぐバスがないんですよ。ぐるっと回らないといけないけれど、そのバスの本数が少ない。

    (参加者)

    実行委員会でバスに乗ってどこに行けるのか、どうなっているのかっていうのを実際にやってみる必要があるかもしれませんね。うまく人が移動できる仕組みがやっぱり必要だと思うので。

    (市長)

    あと今回、たなフェスと同じ日に同志社大学京田辺キャンパスで同志社クローバー祭が開催されていたんですけど、市役所から同志社大学に行く路線ってそんな多いわけではないので、そこの流れも考えないといけないなと思います。

    バスなどのアクセスの関係で言うと、せっかく「路線バス無料の日」を実施するのであれば、それを市内観光などにつなげるための仕掛けを考えないといけないですね。

    直通バスを出すのと予算が変わらないのであれば、無料バスの方が市民の皆さんにとっても交通政策という観点からみてもいいかなと思っています。観光政策にもつながりますし、バスを無料にすることで市内の色々なところに人が流れてくれたらいいなと思います。

    (参加者)

    ワーキングチームの立場で言わせていただきますと、たなフェスは11月の最初に開催なのに、「路線バス無料の日」のこととかが9月の議会で決定だと準備期間がすごく短くなってしまってもったいなかったと思います。議会の承認を得てからじゃないといけないというのは分かるんですけど、先ほど話に出ていた、たなフェスに合わせて市内のいろんな観光地に行ってもらうためのマップとかもアイデアとしてはあっても、時間がなくてそこまで手が回らなかったというのはもったいないなと思います。

    (参加者)

    現場のお話で言うと、いつ許可が出るか分からないと、チラシなどの印刷の時期もありますし、今回、期限が迫った中で事務局が一生懸命作ってくださったので、すごく大変だったと思います。予算も含め最初から決まっているんだったら、先ほどの観光マップの話とか、色々アイデアが出るかもしれないですし、その方がいいとは思いますね。

    (市長)

    今回こういうミーティングをさせてもらいましたけれど、実行委員会もまたありますので、そこで、次回開催に向けた話をしながら、次回以降の具体的な開催日とか、どの時期に予算立てをして、それに合わせて何を前倒しでできるかを考えていかないといけないなと思います。一度実際にやってみたことで、「前もって何を準備しないといけないか」といったことが分かりましたし、そういったことを次回以降に生かしていけるんじゃないかと思います。

    (参加者)

    今回は残念ながらできませんでしたが、個人的には三山木エリアも開催エリアにしたかったですね。「路線バス無料の日」を実施するのであれば、中央公民館、田辺中央体育館、市役所、新田辺駅周辺に加えて、三山木も開催エリアとすることで、もっと会場を分散させてもいいんじゃないかなと個人的には思っています。それぞれの会場にどう人員を配置するのかとか全体的なマネジメントが難しいとは思いますが、次回以降に向けて検討いただけたらと思います。

    (市長)

    正直なところ、今の市役所だけの運営状況・スタッフでこれ以上会場を増やすのは難しいので、関わってくださる方をどれだけ増やせるかが重要だと思います。そこは申し訳ないんですけど、入っていただいた主催団体の皆さん方の中で、市民を巻き込んで、運営実行委員になってもらって、その方々に頑張ってもらえると、会場を広げていくことは可能だと思います。そうなると、「どうやって市民の方に運営スタッフになってもらえるような魅力的な祭りにするのか」とか、「運営スタッフになってもらったら、どんな特典があるのか」ということも、議論をしながら実行委員会でつくっていかないといけないんじゃないかなと思います。ただ実行委員になってくださいと言ってもなかなかなってもらえませんからね。なので、皆で楽しめるような何かプラスのものがあればと思います。

    今回、同志社大学京田辺キャンパスで同志社クローバー祭が3年ぶりに対面で開催されました。それで、対面でのクローバー祭を経験したことがない学生さんが実行委員をやっていて、今まで先輩との折衝をどんなふうにやっていたかとかよく分からないし、大変だったけど、やりきったら達成感がありましたって話をしてくれました。そういうことが大切かなと思います。一足飛びでは多分難しいので、段階を踏んで少しずつ進めていくことにはなるでしょうけど。


    組織づくり・開催日などについて

    (参加者)

    この実行委員会の中で、どれだけ団体を巻き込んで市民の方に参加してもらえるかという話もありましたけど、どういう組織を作っていくのかについても議論が必要になると思います。本当に市民団体の人たちに運営スタッフとして色々やっていただくのであれば、そういう組織づくりをしないといけないですし、特定の実行委員会のメンバーで集まるんだったら、それが中心となった組織をつくることになりますしね。そこについては次回以降、開催するに当たってよく考えてから動いた方がいいかなと思いました。

    (参加者)

    せっかく開催するんだったら、たなフェスがすごく賑わって、京都南部地域で1番大きなイベントになってほしいと思いますし、みんなでそこを目指していけたらいいのかなと思います。

    (参加者)

    あと、団体を巻き込むだけでなく、ボランティアをやりたいという方もおられるはずなので、早いうちからそういう人に声を掛けて募集する。その方が人も集まるんじゃないですかね。

    団体でやるというのは、非常に難しいなと思っていて、というのも、すごくやる気があって運営スタッフをやってくださるんだったらいいんですけど、半ば強制的にやっていただいているところもあるので、運営に携わりたい人がおられるのであれば、募集してリストアップできたらいいなと思いますね。

    (参加者)

    学生さんのボランティアグループもありますしね。

    (参加者)

    たくさんの方がボランティアとして参加してくださるとしても、絶対に現場をしきる監督が必要になってきますし、一般のボランティアの方がそれをやるというのは、なかなか難しい面もあるんじゃないかと思います。だから、その辺りも含めてどういった組織づくりができるのかということを考えていく必要があるんじゃないでしょうか。

    (市長)

    確かに、ボランティアの方にブースに入っていただいたのに、「私たちは何をしたらいいのかわからない」という状況になってもいけないですし、例えばこのブースは実行委員会のこの団体が現場監督をしてくださいということを決めておいた方がいいかもしれないですね。

    (参加者)

    ほかのイベントでは、ごみ箱の中がぐちゃぐちゃで、会場にごみが散らかっているようなことがあるんですけど、たなフェスではごみ箱の近くに人が配置されていたということもあってか、ごみがきっちり分別されていましたね。

    たまにごみ箱の場所を聞かれることはありましたけど、大きなトラブルも聞いていないですし、人を配置することでごみ分別の意識付けをするというのも大事なのかなと思いました。

    (参加者)

    本部で1番問題になったのはトイレでしたね。今回は臨時のトイレがなかったので、数が少なかったです。

    (参加者)

    今回は飲み物を売っているお店が少なかったけど、そういうお店が増えたりお酒を提供したりすると、もっと大変なことになるでしょうね。

    (市長)

    そういった話でいくと、その場で飲んでもらう用に販売するのか、家に持って帰ってから飲んでもらう用に販売するのはだめなのか、ということも考えないといけないですね。

    (参加者)

    今回は5万人も参加していただいたし、PRになるので、地ビールとかを持って帰ってもらう用に販売できたらいいですけどね。

    (市長)

    あと全体の話でいうと、「同志社クローバー祭と同時開催がいいのか」とか、今回は2日間開催しましたけど、「今後も開催期間は2日間がいいのか」とかの問題があります。皆さんご意見ありましたらどうぞ。

    (参加者)

    どっちがいいかは分からないですけど、主催者側からすると2日間開催はしんどいですね。

     

    (参加者)

    そうですね。できれば1日開催の方がいいです。そして、先ほどお話があったように、午前と午後で全然違ったエリアでイベントのスケジュールを組んでいくのが理想ですね。

    (参加者)

    運営スタッフの方からも2日間あるとしんどいという声は聞いていますから、1日開催が理想なんですけど、そうするんだったら、ステージ発表もメインステージのほかにサブステージを作って、タイムスケジュールを組んでいかないといけないと思います。北部・中部住民センターを会場として利用して、バスで移動してもらうっていうのも1つの手段かなと思いますけど、そうなってくると早く組織を立ち上げないとできないですよね。

    (市長)

    1日開催でも、2日開催でも、京田辺の新たなまちのシンボルとなるようなもので、たくさんの若い方々が関わって、このまちに愛着を持ってもらえるようなイベントにしていくというコンセプトさえずれずにやれればいいかなと思います。

    (参加者)

    費用対効果といわれる問題もありますよね。1日開催と2日開催で必要な予算が変わらないのであれば、「1日にするともったいないんじゃないか」とか色々な議論も出てくるかもしれません。

    (参加者)

    人員配置の問題もありますしね。あと、2日開催にすると片付けと準備を含めて4日間は絶対に掛かるので、夜まで開催でもいいですけど、1日にしてもらえると助かります。その辺りのことは今後の課題ということで実行委員会でも意見を出し合いたいです。

    (参加者)

    同志社クローバー祭については別に開催日を合わせる必要はないかなと思います。今回もそんなにコラボとかをした訳ではないですし、別の日の方がお客さんも分散しなくていいんじゃないですかね。

    (市長)

    今回の同志社クローバー祭は人数制限をされていて、2千人しか入れなかったので、相乗効果はそれほど高くなかったかもしれませんが、市立幼稚園の園児が出演させてもらったりということもあって、今回は同時開催ということになったんですけども。

    (参加者)

    今回は初めてのことでしたけど、こういう祭りって基本的に11月の何週目の土日っていうのを決めておいた方が絶対にいいと思います。その結果、同志社クローバー祭が違う日程に開催されるんだったら、それはそれで仕方ないというスタンスでいいのではないでしょうか。

    (参加者)

    今おっしゃった通り、11月の何週目はたなフェスというのを決めておくと分かりやすいですよね。そうすると、子どもたちもその日がやってくるのを楽しみにしてくれると思いますね。

    (市長)

    そのように日が決まっていると、各団体は早々に動きやすいと思います。その辺のことも色々改善して、よりパワーアップしたたなフェスにしていきたいと思いますので、またよろしくお願いします。

    (参加者)

    ワーキングチームとして1点だけお願いごとがあります。先ほども少し話をしたんですけど、例えば習志野高校吹奏楽部さんのように、ほかの市町村などからお呼びするとなると、早々にスケジュールを押さえないといけないですよね。何かイベントをしようとすると段取りがあるので、早め早めに動かないといけないんですけど、そこに予算の壁が立ちはだかるんですよね。予算が決まらないと、アイデアが形にできるかどうか分からないので動けないっていうことで、それがすごく足かせになったなと思います。

    これがしたいっていうアイデアがあっても、予算規模が決まらないとできるかどうか分からないので、スケジュールがギリギリになってしまいます。なので、できればもうちょっと柔軟なお金の使い方を市長にお願いしたいと思います。

    (市長)

    申し訳ないですけど、行政が関与して行政が予算を出している間は、予算の制約は掛かります。そうでない立場でいくならば、実行委員会の長が私ではなくて、違う形で協賛金を集めていただいて、要するに市のお金は後から付いてくるけども、先に協賛金があるから協賛金で動けるというような形を取ってもらえると、より柔軟度は高まると思います。ですので、そこは行政の予算だけではなく、どうやったら動かせるお金を集められるかといった観点で考えていただけるといいかなと思います。

    先ほどの話のように11月のいつやると決めたなら、それに向けて、今から協賛金集めをしよう、そして協賛金集めが始まったら、何からできるかという段取りを組んだりできると思いますし、行政の予算ありきの前に何から動けるだろうかというところを起点に動いた方がいいんじゃないのかなと思います。というのは、いつまでも僕が実行委員長をできると思っていないので、そうなった時に実行委員会の中でどんな動き方、回し方ができるかということを考えていけたら、次にまた繋がっていくかなと思います。

    (参加者)

    市民まつりは行政が中心のイベントではないので、市民がある程度主体的にやらないと、というのは市長がおっしゃっているとおりだと思います。

    (市長)

    先ほど言ったように、市民の皆さんが運営に関わろう、たなフェスを応援しようと思っていただけるような仕掛けも含めて色々考えていきたいと思います。まだ、始まったばかりなのでまたこれからよろしくお願いします。


    まとめ

    (市長)

    また実行委員会を開かせていただいて、改めて来年度以降についての話をすると思います。たなフェスをどんどんパワーアップさせていきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いします。本日はありがとうございました。

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