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あしあと

    市民みらいミーティング開催結果(田辺地域における「誰もが安心して暮らせる地域づくり」)

    • [2022年11月2日]
    • ID:18520

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    日時

    令和4年6月23日(木)午後6時~7時

    場所

    田辺区公民館

    参加者

    田辺区 区長・副区長・農家組合長・北田辺子ども会・南田辺子ども会・消防団部長・朗寿会・民生児童委員会長など22名(懇談参加者12名、傍聴者10名)


    内容

    市は、田辺地域をはじめとする地域で豪雨による内水被害を防止するため、国・府と一体となって、新西浜樋門の整備や、防賀川から同樋門への放水路の整備などを進めています。また、同地域を流れる天井川の天津神川の対策など、田辺地域は、今後も治水の取り組みが重要となる地域の1つです。

    今回は、治水をはじめ交通安全対策や地域の防犯・防災など、子どもから高齢者まで誰もが安心して暮らせる地域づくりをテーマに、地元の田辺区の皆さんと意見交換を行いました。

    市長あいさつ

    こんばんは。皆さん、本日はお忙しいところご参加いただき、誠にありがとうございます。一昨年度、田辺北のお話も含めてさせていただいたことがあったと思いますが、コロナ禍もありまして、なかなかお顔を拝見しながらいろいろなお話をさせていただく機会がなく。今回は「田辺地域における『誰もが安心して暮らせる地域づくり』」というテーマで、地元田辺区の役員の皆様にもご参加いただいて、お話ができるということで、どうぞよろしくお願いいたします。

    令和8年度に向けて今新西浜樋門の整備や、防賀川から同樋門への放水路の整備などを進めさせていただいて、国・府と一体となって、治水対策に取り組んでいます。また、治水をはじめ交通対策や地域の防災組織などについても、いろんな意見があろうかと思いますので、ぜひ忌憚のないご意見を賜れればと思っています。よろしくお願いいたします。


    意見交換

    【交通安全について】

    (参加者)

    薪新田辺線付近の京都田辺記念病院に行く方や通勤・通学の方が横断される歩道に、雑草が生えていて、見えにくくなっています。草刈りはしていただいているのですが、草刈りの頻度をもう少し増やしていただくか、信号機を設置していただくか、その辺りの見解を教えていただきたいです。

    (市長)

    京都田辺記念病院の辺りでは、車同士の事故もたまに見かけますし、病院へ行く方に限らず多くの方が横断されています。先ほどご意見いただいたように、歩道の雑草や枝木のことも含めて、草刈りを委託している都市緑化協会と、頻度などについて、改めて十分協議したいと思います。また、田辺区ではありませんが、草木が伸びて見通しの悪い交差点で、車が横断中の歩行者を見落として、接触する事故がありました。その際にも、沿道の話も含め、十分お話を聞かせていただいたので、何ができるのか、十分協議していきたいです。

    信号機については、すぐに設置するというのは難しいかもしれませんが、将来にあの辺りに新しい施設などができた時に、どういう道路形状になるのか、どこに信号機を設置するのかを長期的に考えていく必要があると思いますので、皆さんの意見もいただきながら、進めていけたらと思います。

    (参加者)

    薪新田辺線を南西側から東北側に移るのに、3カ所ほど渡るところがあります。私は時々そこの伸びている草を刈って、歩道際のあたりの街路樹の中に適当に入れていました。そういうことをやってもいいんでしょうか?

    (市長)

    本来は、危ないと感じて刈られる前に市がやらないといけないと思っているんですが、なかなか行き届かないところもありますので、危ないとお気づきになられたら刈っていただいてもいいかなと思います。ほかの地域でも、一斉清掃なんかで、伸びている街路樹を切っていただく場合もあります。私どももできる限り速やかにできるように進めていきますけれども、少し危ないとお気づきになられたら、できる限り、できる範囲のことはこちらでさせていただくという前提で、刈っていただけるとありがたいかなと思っております。


    (参加者)

    交通安全の関係なんですけど、府道八幡木津線が中学生の通学路で大変危ないのですが、対策とかはされているのでしょうか?

    (市長)

    例えば、家を売却されたり、敷地を売却されたりという場面においては、その時々に応じてセットバックをするとかさせていただいてるんですが、やはり既存住宅があって、それを建て替えられる時とかじゃないと、なかなかセットバックできないので、おっしゃっていただいたように、でこぼこになっていて歩きにくいねといったご意見は重々聞かせていただいています(=写真)。一足飛びにバンと歩道を整備するというのは困難ですので、何かできることはないかなといろいろ考えています。

    逆にここは田辺区の皆さんとご相談させていただいて、お力をお借りしないといけないかなと思うのが、例えば大型車を規制するというのも1つ考えられるんですが、そうなった時に地元の方にご理解いただける状況を区の中でつくっていただくということが必要なのかなと思っています。規制をかけるということになりますと、特に道路交通の関係は、管轄である警察や公安委員会が、「なんでこんな規制をかけんねん」という声が上がらないように非常に慎重に対応します。ですので、例えば通行しやすいようにするためにどう規制をかけるかという話になった時には、区の中で相当ご議論いただいて、ご納得いただける環境を整備していただけるということが必要なのかなと思っています。

    ただ、それぞれご商売をされているところもあったりして、なかなか一方通行をするということでも相当ご苦労が必要な場面もでてきています。例えば、最近で一方通行になったところというと、山手幹線で京奈和自動車道の下の健康ケ丘の方から出入りするところがあるんですけど、そこが、山手幹線にでてくる一方通行だけになったんです。昔はそこから健康ケ丘の中に入れるようにしてあったんですけど、それをするにも、地元の同意というのでご議論いただいたと聞いています。

    ハード面についてはセットバックに向けて、順次やるしかないんですけど、ソフト面については地元で議論いただいて、しっかりと私たちもご相談させていただくということを、逆に地元・区にしかできない取り組みだと思いますので、お願いしていきたいと思います。





















    セットバックにより一部が歩道となっている府道八幡木津線


    (参加者)

    旧の国道307号の本町の交差点からJRの踏切にかけて下りの右側にブロックがあるのですが、非常に中途半端で邪魔なんですよね。歩行者が歩いていて向こうから自転車が来ると車道にでないといけない。一部入り口のところは撤去されているんですけど、あのブロックなんとかならないかな。


















    歩道と車道を分離するブロック(本町交差点付近)


    (市長)

    実はあれは危険防止のためにあって、要は歩道と車道を分離させるという話で、車が突っ込んできた時に避けるものが何もないので、基本的にあれを設置させていただくという方向で道路整備をさせていただいています。今の話で言うと、基本的に自転車は車道を通ってもらうことが原則なので、あそこは歩道ということで、歩道の安全を守る意味で、あのブロックは退かさない方向でいけたらなと思います。車道側に矢羽根をつけたりして、自転車はここを通ってくださいというのを明示するということも1つの考えにはなると思いますし、いろいろな方策が考えられるとは思います。

















    田辺警察署前の道路に標示されている矢羽根マーク


    (参加者)

    あと、歩道が狭いので歩行者同士もすれ違いにくい場所があります。

    (市長)

    あそこのブロックを取るのは車との分離、危険性という点で、ちょっと道路管理として相当慎重に構えないといけないので、撤去は難しいかなということでご理解いただけたらと思います。

    (参加者)

    車道をギリギリに持ってきてもらったら、歩道が広くなるんですけど。現状は、ちょっと中途半端な位置になってるので。

    (市長)

    なるほど、分かりました。旧の国道307号の道路幅は決まっておりますので、今の話でいうとほとんど車の行き違いができないくらいまで歩道を広げてしまうと、そこの難しさもでてきます。

    交通安全の観点からも考えながらどうできるかっていうのは十分研究させてもらいたいとは思いますが、現状は今のままで歩道整備も含めてさせていただきたいと思います。


    (参加者)

    いろんな方に見守っていただいて、子どもたちが非常に安全に登下校させていただいていますので、親としても非常にありがたいですし、地域の大人たちが子どもたちを見守っていただけたらいいなと思っています。

    (市長)

    お子さんの登下校の見守りについて、学校ごとにいろいろな取り組みがあると思いますけど、地域の皆さんが出てきて、やっていただくというのが一番大きな取り組みなのかなと思います。

    最近、ある小学校の取り組みで、子どもたちが見守り隊のお父さん・お母さん方にインタビューに行って、顔のイラストを描いて、ニュースにして配られたんです。そうしたら、子どもたちにこんなに見てもらってたんかと、見守り隊の皆さん方、俄然やる気になっていました。お子さんの負担を増やすわけではではないんですけど、そういうコミュニケーションを取ってもらうと、見守り隊の皆さん方にも、今でもやる気を持っていただいているんですけど、なお一層頑張っていただくこともあるかもしれませんし、子どもたちの「おはよう」「ただいま」「ありがとう」という声が、見守り隊の皆さん方にとっても励みになると聞いています。ぜひ、そんなことも参考にしながら、やっていただけるとありがたいなと思います。

    見守り隊がなかなか出せない地域も出てきているのは事実なんです。その中で田辺区の中では、田辺小学校を中心に皆さん方にご参加いただいているのはありがたいなと思います。私たちとしてもさまざまな取り組みをご案内させていただきますので、ぜひ、いろいろご協力をいただけたらと思います。


    (参加者)

    小学校から、通学路の危険箇所を改善していただけますかという要望を毎年出すんですけど、返答もないし、どこがどう変わったかとかが見えてこない。そういうことが改善されますというのはあるんでしょうか?

    (市長)

    例えば今年度は無理ですとか、今年度はこう変わります、こういう対策とりましたとか、できる限り返答させていただくようにしています。危険箇所にどう対策を取れるかというのは置いておくとしても、通学路の関係で危険箇所と呼ばれるところが京田辺市内だけで200カ所以上ありまして、それを、歩道を拡幅するとか、通学路だと分かりやすいよう緑にするとか、いろんな対策の取り方があって、なかなか返答まで事務が回っていないんだと思います。変わったら変わったで教えてもらえたら、そのことをお子さんに伝えられるだろうし、変わらなかったら変わらなかったで、「ここは危ないから気をつけて通学しなさいよ」という話を伝えられると思いますので、そこは大変恐縮ですが、ご意見をお伺いしましたので、しっかり教育委員会の職員にも言っておきます。

    あと、歩道のアスファルトの塗装がだいぶ剥がれているところもあったり、ご要望をいただくんですが、予算的な部分まで回らなかったところもあったんですけど、今年度は緊急度の高いところをしっかりやろうという話をさせていただいています。予算を使いながら、安全に通学できるような環境整備に努めていきたいと思います。

    また、ご返答についても、せっかくあげても梨の礫やったら、次あげる気にもならないと思いますので、そこら辺はしっかりと対策を考えさせていただきます。皆さんの努力が無にならないような取り組みをしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。


    【防災について】

    (参加者)

    先ほども市長から排水機場の話がありましたが、令和8年度くらいに完成を予定しています。でも完成するまでに、昨年度もあったんですが、ゲリラ豪雨とかで夜中に水位が上がって、道の近くまで押してきてるので、市の方から急遽ポンプを貸してくれという話がありました。新しくできれば、全てシステムの管理になりますが、令和8年度までの間が非常に難しいかなと思っております。もう少し、市の方で異常事態の時にどうするのかというのを再度検討していただけないかなと思います。

     (市長)

    今の状況ではそれぞれの樋門、水門であったりとか、管理が大変ということは理解しております。

    例えば2パターンが考えられて、木津川の水量が上がることによって、木津川に水を流すことができないので、内水域が氾濫する可能性があるというのがまず1つ。もう1つは、木津川が氾濫するというのがあります。

    国土交通省からの情報が迅速に入ってくるようになっていますので、土地改良区さんや各農家さんにきちんと情報共有できる状況をつくらせていただくというのが最善かなと思っています。その中で、早め早めの判断をさせていただいて、ポンプを動かしたり、樋門を閉めたり、いろいろな対策が取れると思います。この6月から国土交通省からの情報が早いこと入ってくるという状況になるということで、運用の仕方をシミュレーションしながら、情報伝達をスムーズにできるよう努めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

    最近、どう雨が降ってくるか分からないので、正直皆さんご心配されることも多いと思いますが、そこら辺は状況を良くさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


    (参加者)

    市道(農道)の横にあるU字溝がかなり劣化していまして、目地が外れていて水が漏れています。あれは元々防災のために水を川に流す機能と、農業用水路としての機能があります。もし、豪雨が降ったりした場合、水があふれますので、修理してもらいたいという場所が3・4カ所あります。

    1つは「中ノ島」という、GSユアサのグラウンドがあります。あそこでは夏になると少年野球とか、スポーツの試合があって、皆さん大型の乗用車で来られます。かなり重量があるので、路肩がゆるみ、U字溝がかなり破損しています。そうなってくると用水路機能も、防災の機能も、ひいては治水の機能も果たしません。なので、そういったところを修理してほしいという要望なんですけど。

    (市長)

    区自治会からの要望は取りまとめていただくことになっておりますので、区の中で取りまとめてお出しいただけるとありがたいかなと思います。もちろん緊急度合いに応じて、必ずやらないといけない部分があればそれはさせてもらうということになりますし、もう一度そういったことを区の中で整理いただければと思います。


    (参加者)

    15年くらい前に住宅にも火災警報器を付けないといけないという法律ができたと思うんですが。私も2階の廊下には付けているんですけど、たぶん付けておられない方が多いか、最初は付けたけれども、10年ぐらい経って、電池が切れてほったらかしというお家が多いと思うんです。そういうことに関して、市の方でも積極的に啓発活動をしようというお考えはあるんでしょうか。

    (市長)

    うちの市の広報がございまして、広報で特集記事を毎号させていただいてます。それで、今年の1月に消防の特集記事をさせていただいて、その中で、住宅用火災報知器についても少し掲載しています。今おっしゃっていただいたとおり、付ける啓発だけじゃなくて、電池が切れたまま放置していると「いざという時に使えませんよ」という話もしないといけないという話をさせていただきました。

    市の広報以上にどんなことができるかは、正直、今のところ難しいんですが、市の広報記事をうまく活用しながら、火災報知器などをより理解していただくということを、継続的にやらないとなと思ってます。なので、そういう時に注目して見ていただいて、ご意見をいただけると、また記事の更新に向けて励みにもなりますのでありがたいと思います。































      住宅用火災警報器についての啓発記事を掲載した
      広報ほっと京たなべ1月号


    【防犯について】

     (参加者)

    防犯カメラについてなんですけど、要望の多い危険箇所や交通事故の多い箇所に防犯カメラを設置していただくということは可能なんでしょうか?

    (市長)

    防犯カメラについては、これまでは駅前に設置していくというのが方針としてありました。そして、それ以降は、例えば交通の多い箇所や痴漢が多いような大規模な公園に防犯カメラを付けていくという方針でさせていただいています。年間4・5カ所ずつくらいになるかと思いますけれども。

    (市職員)

    令和10年か11年ぐらいまで毎年設置していくと、最終的に市内で合計60から65基になる予定です。

    (市長)

    全部が通学路というわけではないですが、やっぱり非常に交通量の多いところなどは重点的に設置しないといけないねという話になって、そこは結果として通学路になっているケースが多いです。なのでそこはちょっと考えさせてもらって、今整理をしているという状況になっています。

    (参加者)

    通学路ではないけど、性犯罪が多い箇所とかだったら設置していただける可能性はあるということでしょうか?

    (市長)

    特に京田辺市が性犯罪被害が多いということは聞いていませんので、警察から性犯罪被害の話を受けて、やりとりしているということはあまりないんですけども、これまでも当然、警察とどこにカメラを設置しようかというやりとりはさせていただいてます。なので、今後のあり方として、そこは、十分に協議をする中で進めていきたいと思います。

    (参加者)

    最近でもまだ、振り込め詐欺にあっている方がいるという現状があります。それで、最近はできておりませんけれども、年金支給日に、銀行の辺りで啓発活動として、毎月1日に夜7時半からパトロールをしています。また、夜間はパトロールカーを動かしています。また、警察の方でも(録音機付き)電話機を設置できる補助が2,000円でるよと。皆さん、そういう希望の方がございましたら、警察の方に言っていただきましたら補助がもらえますので、ご利用ください。

    (市長)

    ありがとうございます。振り込め詐欺がまだ件数としては若干ありまして。

    この前署長とお話しさせていただいたんですけど、もう電話をとったらアウトだとおっしゃるんですよね。相当巧妙に話をするので、電話を取らないのが一番の対策ですというのは警察もおっしゃってました。今、防犯協会さんが録音機付きの電話で補助を出しておられると思いますけど、市でもやっていまして、二重に使っていただいていいことにしています。市は上限5,000円なので、ダブルで使っていただいて。録音しますっていうのが先に出ると相手は電話を切るので、基本的に詐欺の話ができない状況ですので。

    ちょっとそういう詐欺のような電話が掛かってきて不安だなって思っている方がいらっしゃったら、宣伝をしておいていただけるとありがたいなと思います。 私の両親にしてもそうですけど、年をとりましたので、やっぱりそこは子どもの方から気を付けて、設置しておかないとなと思うところもあります。なので、うまく警察の方の補助と市の方の補助と2つ使っていただいて、補助が使えるよってことを、周りの方に宣伝していただいて、田辺区の中から振り込め詐欺にかかる方がいらっしゃらなくなるという状況をつくっていただけると、私たちとしてはうれしいなと思います。よろしくお願いします。

     

    【消防団員の減少について】

    (参加者)

    消防団では訓練を行ったり、年間を通して地域の安心安全に努めてはいるんですけど、最近ちょっと問題かなと思っているのが、消防団員の減少です。今、田辺区では11人いまして、河原区とかほかの分団に関しても、消滅しているところとかも、ちらほらでてきていたり、訓練を見ていても数年前より人数が全体的に減っているなという印象があります。自分たちの知り合いに声を掛けたりして、新入団員は1~2年に2人ぐらいは入っているんですけど、やっぱり昔のように新入団員が入って卒団してっていうきれいな流れがうまくいかなくなってきています。

    私も当時、22・3歳で入団したんですけど、12年で辞められると言われながら、もう38歳になっていて、いつまでやるんやろっていう状況でもあるので。新入団員の方はどういう風に区の方とか、地域の方と連携しながらお受けいただけるのかなっていう課題の部分でもあるかなと思います。

    (市長)

    コロナ禍で消防団員の皆さん方のいろんな活動が止まっちゃったと思うんですね。皆さんの頑張っている姿を周りに見ていただかないといけないなっていうのはありますので、そこは、これからちょっとずつ活動を戻していけたらなと思っています。

    もう1つ。実は京田辺市の消防団員の定員っていうのがあるんですけど、これが城陽市よりも多いんです。なぜかと言いますと、部の数がめっちゃ多いんです。城陽市の方が部の数が少ないので、総定員としては城陽市の方が定員が少ない。要はうちの消防団員の定員が360人くらいで、城陽市は300人くらいです。

    これは正直、消防や消防団の皆さん方ともしっかり考えていかないといけないと思うんですけど、例えば総定員を見直していかないといけないんじゃないかということが、次の議論として出てきます。ただそうなったとき「2の1」で見てもらっているところと「2の2」で見てもらってるところを、もしかしたら両方見ないといけないっていう話になるかもしれません。だから一足飛びには難しいかもしれませんけど、総定員の見直しということになれば、そういうことも根本的に議論するのは避けられないだろうなと思います。その中で、人員数を一定確保して、お互いの負担感がちょっと少ない状況でも、活動できるという状態にしないと、「消防団しんどいんやろ」って思われたら、次が入ってきてもらえないので、消防本部とはそういう根本的議論はまだ進んでないんですけど、避けて通れないなっていうのはやりとりの中でちょっと出てきています。

    結局何を言いたいかというと、表向いて消防団の充足率これだけですと発表されていて、「定員に達してないじゃないか」というご批判をいただくんですけど、実は参加いただいてる団員数はお隣の城陽市より多いという状況があって。充足率だけ言われたら、足りないってなっている。「いや違うよ」ということも合わせて、や皆さん頑張っていただいているっていうのを表に出したいと思います。

    そういう議論も今後進むかもしれないので、その時には消防団の中でもいろんなご意見をいただかないとなと思いますので、よろしくお願いします。

    【安心・安全のための相談体制とインフラについて】

    (参加者)

    区の方で最近よく伺うことなんですけど。1点目が安心安全に関する要望はすごくたくさん受けるんですが、市役所の中で住民の方が相談しても、一本化していないということがあって。

    先日も変質者が出たということで、区の中で要望があって、安心まちづくり室の方と防犯推進委員さんに相談したら「警察に相談してください」という話になりました。それで、生活安全課に話をしたら「それはうちの案件ですかね」という話だったので、最終的に田辺警察署の相談係さんが住民の方とお会いいただいて、これからどうしようかっていう話になっていったんですけど。住民の側からすると、どこが窓口かではなく、どういう風に向き合っていけばいいのかっていうのが大事なんですよね。

    先日も農業用水の問題があって最初に建設部に連絡されたそうです。で、そこは「建設じゃない」って言って、次に農政課へ行きました。そして「農業用水は区の担当です」って聞いて、うちに来たんです。担当はそうなんですけど。1つ1つ窓口を回される。そういった話を聞いたりすると、次の声を出しにくくなると思うんです。

    基本的にはそこに連絡したら誰か担当に繋いでくれる、昔で言うワンストップみたいなのはよく言ってましたけど。そういった体制にちょっと問題があるんじゃないかなというのは最近思いました。

    それと、もう1つが、先ほどU字溝の話があったんですけど、市で管理いただいてる部分から漏れているところのコンクリートが寿命なんですよ。なので全部一斉に亀裂が入っていってるんですよね。その都度ご相談させていただいて、資材はいただいて、その資材で区や農業委員さんと一緒に直すんですけど、うち工務店じゃないから、というレベルの補修も多くなってきている状況があって、そろそろ限界なんですよ。

    細部のところにガタが来ているのも多いんですけど、さっきのご意見のように細かいところの浸水被害も区の方で出てきているということにもなるので。今すぐここでお答えをということではないんですけど、区の要望をさせてもらう中で、自治会と市役所の協力関係を作っていくのかが課題だなと思います。

    (市長)

    1つ目の話は、窓口の受け方1つだと思っていますので、改めていろいろな場面を通じて庁内でしっかり対応していきたいと思います。例えば、今の話で言うと、最初に聞いたところが農政課の話なのかというところまで聞き取れているかどうかですよね。どんな案件で、どこが所管しているのかということを最初にお尋ねいただいた時に聞き切れているかどうかがまず大事だろうと思います。どういう応対をしていくのが一番市民の方にストレスがないのか、それは、ひいては円滑な市役所業務の推進にも資する話ですから、どういう取り組みができるかを考えていきたいと思います。

    それから、市のインフラがどこまでかというお話なんですけど、本当にどこも厳しい話だと思います。別の区の話なんですけど、国から農道の補助金があって、市でも補助金出してくれるけど、国からの補助金の要件が厳しくて使い切れないままになる。そういったものは積極的に市から国に要望してもらって、国の補助金の使い勝手がいいのにしてくれないかっていうご意見をいただきました。

    そこはどうやって整理するのがいいのかっていうスキーム、あり方とかは十分考えさせてもらえたらなと思います。そうでないと、どこでもたぶん50年以上使っているものがあって、一斉に使えなくなってしまうと、いろいろな持ち出しが一斉にくるという話になりますので。市が持っている施設以外については目配りできてないところもありますので、十分ご意見いただいて、何ができるのかを考えられたらと思います。

    まとめ

    (市長)

     今日は貴重な意見をいただきありがとうございました。すべてにお答えできるという状況ではなかったかもしれませんけども。このコロナ禍もあって、市役所から外に出る機会が私もそれほど多くなかったので、皆さんから貴重な意見を聞く機会が少なかったと反省もしております。

    また、いろいろなご意見をいただける機会をいただけたらと思っていますし、そのことが最終的に皆さんが田辺に住んで良かったと思ってもらうことに繋がると思っています。なので、ぜひ今後もいろんな機会を通じて、ご意見を賜れればと思います。今日は本当にありがとうございました。

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