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あしあと

    市民みらいミーティング開催結果(将来の夢と京田辺のまちづくり)

    • [2024年3月4日]
    • ID:20244

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    日時

    令和6年1月6日(土) 午前9時30分~10時30分

    場所

    田辺中央体育館(体育館会議室)

    参加者

    「二十歳のつどい」運営スタッフ     13名

    内容

    京田辺を「ずっと住み続けたいまち」「また戻って来たいまち」にするためにはどうすればよいか、若い世代の声を聞くため「二十歳のつどい」運営スタッフの皆さんと「将来の夢と京田辺のまちづくり」をテーマに意見交換を行いました。

    市長あいさつ

     (市長)

    皆さん、おはようございます。市長の上村です。今日は、「将来の夢と京田辺のまちづくり」というテーマでして、そこだけ見るとすごい固い感じがするかもしれませんが、本日、皆さんにお聞きしたいことは3点あります。

    皆さんがこれまでこのまちで暮らしてきて良いなと思う京田辺の魅力や、ここは直してほしいなっていうところがあるかなと思います。それをぜひ、少し聞かせてもらえたらと思っています。皆さん方が思い描く京田辺の魅力なんかもぜひ教えていただけたらなというのが1点。

    それから、行政としていろいろな情報発信をしていますが、全て市民の皆さんに届いているわけではないと思いますし、届く情報について取捨選択もされているだろうと思います。もしかしたら発信した情報が届いていないことも多いかもしれない中で、例えば、いろんなツールを使ったり、インセンティブをつけるということも考えられるかもしれませんし、こんな発信をしたら届くんじゃないかとか、自分ならこうするみたいなことをぜひ伝えてもらえたらなと思います。

    最後は、先ほどとは反対に、もし自分がまちの情報を受け取る側の立場となった時に、どうやったら受けやすくなるかとかいうことを聞かせてもらえたらと思っています。

    これからまだまだ京田辺というまちは変わっていく要素がたくさんあるので、そこは逆に私の方からもいろいろ伝えさせていただけたらなと思いますが、堅苦しくやるつもりは全くないですので、少しの時間ですけど、よろしくお願します。二十歳のつどい実行委員の皆さん方ですので、寒い中ですけども、また明日、良い二十歳のつどいになりますようにお願いを申し上げまして、開会にあたってのご挨拶とさせていただきます。


    意見交換

    自己紹介

    ※参加者が名前と出身中学校について話しました。


    京田辺市の魅力や改善してほしい点について

    (市長)

    皆さん、今年で20歳ということで京田辺にずっと住んでいる人は20年だろうし、もう少し短い方もおられるかもしれませんが、市の魅力とか、思い出に残っていることとか、まちの中で何か感じることなどがありましたら、ぜひ教えてもらえたらと思います。今時点でもいいですし、小・中学校に通っている時にあれが思い出深かったとかでもいいです。

     

    (参加者)

    京田辺に住んでいた中学生の時には自転車に乗って移動することも多かったです。でも、高校生になって舞鶴工業高等専門学校に通うために舞鶴の方に引っ越してからは、平和堂まで5キロほどの距離で、自転車で移動するには少し遠くて。なので、実際に住んでみて、京田辺ぐらいのほどよく真ん中にあるまちは良いのかなというのを感じました。

     

    (市長)

    舞鶴は西と東で全然違いますよね。ほどよく真ん中に色んなものが揃っているという話が出ましたけど、他の方はどうですか?今言っていただいたのは違う地域に行ってみてわかることかなと思うんですけど。

     

    (参加者)
    中・高校生の時から割と電車に乗ることがあって、京都・奈良・大阪にそれぞれアクセスしやすいまちだなと思います。それから、新幹線が松井山手に後数年でできるとか。

     

    (市長)

    多分数年ではないんですよ。

     

    (参加者)

    10年後とかですか?

     

    (市長)

    いや、多分25年ほどかかります。なので、もしかしたら皆さんが子育てしていたり働いている時ぐらいかもしれません。でも、北陸新幹線という名前ですけど、北陸に繋がるだけじゃなくて、埼玉県の大宮まで繋がりますので、だいぶ先になったとしても、新幹線の駅ができると北関東まで全部繋がることになります。あと、新大阪まで7分で行けるようになりますね。

     

    (参加者)

    最高ですね。

     

    (参加者)
    私は小学校の頃からハンドボールをしていて、 全国中学生ハンドボール大会に出場した時に京都市の学校と一緒に行ったんですけど、京都市は補助金が全然出なかったんです。でも、京田辺市にはいつも支えていただいて、お金も出していただいたのですごいありがたいです。

    (市長)

    確かおととしに中学生の全国大会が函館でありました。ハンドボール部員がみんなで函館に行くとなると、人数もそれなりに多いし、飛行機で行くので、費用も含めて結構大変ですよね。京田辺市では部活関係で全国大会に行く場合には、基本的に旅費を全額補助しているんですよ。ご家族の負担もありますし、遠方になればなるほど、補助があるかどうかの影響は大きくなりますよね。

     

    (参加者)
    補助の関連で、中学生までは、医療費を月の1番最初に病院に行った時に200円払ったら、それ以降は払わなくていいというのがとても助かった記憶があります。

     

    (市長)

    それがね、去年の9月に高校3年生までに拡充されました。市では医療費が高校を卒業する3月まで、通院も入院も月200円しかかかりません。

    いろいろ見ていると、小学校に上がる前までは突然発熱したりして、急病で駆け込むということがあるけど、小学校、中学校、高校と年齢があがっていくほど、病気になることって少ない。でも、部活での怪我とかは増えてきたりするので、そこはちょっと助かっていらっしゃるかなと思ったりはします。

    1医療機関につき、最初に行った時に200円払えばその月はそれ以上医療費がかからなくて、別の医療機関に行くとまた200円かかるんですが、今、その200円をなくせないかという話が出ています。でも200円であっても、1回の負担として払っていただいて、そこで制限をかけているわけではないんですけど、完全に無料というのもどうなのかっていうのもありまして。

    ちなみに京田辺に住んでいてどうですか?うちのまちは京都市とか大阪市内にはなれないよってよく言うんですけど。なれないけど、帰ってきたら、緑があって、なんとなく落ち着いた雰囲気で、自転車で移動しやすい距離感で、ほどよく住みやすいまちにしていけたらなと思っています。先日、市の職員がこれから先のまちを考えた時に、100点満点は取れなかったとしてもせめて70点80点、みんながほどよく満足感を持ってもらえるようなまちづくりを目指していかなきゃいけないねという話をしていました。

    皆さん、京田辺のまちの魅力とかイメージってどんな感じですか?


    (参加者)

    素晴らしいです。交通の便とか、部活の補助とか。

    (市長)

    ありがとうございます。

    何年か前に、服とかをどこで買っているのかっていう話をしたときに、京都とか大阪市内とか大学の近所で買っていますという人が多かったです。それで言うと、例えばどんなものを買いにまちに行くか、京田辺にあればいいなと思うようなものって何なのかっていうのを聞きたいんですけど。

     

    (参加者)

    京田辺であまりお金を使わないですね。

     

    (市長)

    コンビニに行くぐらい?服を買うとしても?

     

    (参加者)

    京田辺ではないですね。


    (市長)

    京田辺で買うものといったら何がありますか?

     

    (参加者)

    スターバックスに行くぐらいです。

     

    (市長)

    なるほどね。ドライブスルーとかもすごく混んでいますよね。

     

    (参加者)

    混んでいますね。

     

    (市長)

    このあたりで言うと八幡にもできましたね。新田辺の駅前にスターバックスがあったら行くという感じですかね。

     

    (参加者)

    そうですね。

     

    (参加者)

    あればいいなという場所で言うと、本当に小学生の時からずっとほしいなと思い続けているのは映画館です。アル・プラザに映画館があるかないかで全然違いますね。

     

    (市長)

    なるほど、映画館ね。

    (参加者)
    私たちが映画を見に行こうと思ったら高の原に行くか、京都市内まで行くかなので。車があれば久御山とか枚方まで行けますけど。

    (市長)
    電車で行くとしたら高の原が一番行きやすいですよね。去年、子どもと映画を見に高の原に行きました。選択肢って、高の原イオンか、車で行くなら久御山イオンか枚方フォレオか、少し離れるならくずはモールぐらいですかね。

    徒歩圏内とかにはないですよね。他に何かこんなのがあったらいいなとかってありますか?

     

    (参加者)

    京田辺と新田辺の乗り換えをもうちょっとしやすくしてほしいです。距離は仕方ないと思うんですけど、道の面とか。それと今は近鉄のダイヤが変わっているんですけど、私が高校生の時は、近鉄急行からJRの乗り換えが6分しかなくて、それを逃したら15分待たないといけなかったんで、そこをもう少しうまいことやってほしいなっていうのはずっと思っていました。

     

    (市長)

    それからバスもですよね。

     

    (参加者)

    確かにそうですね。

     

    (市長)

    京都市内に行く時とかに電車やバスに乗るんですけど、新田辺駅で降りてバスの時刻表を見たら出発した直後だった時のショックがね。

    新田辺駅と京田辺駅を結ぶ、ボーリング場とかがある大通りがありますよね。あの辺りをもう少し何かできないかなという思いをずっと持っています。パラソルを置いてまでやる必要はないかもしれないですけど、軒から屋根が出ていて、椅子と机があって、そこで餃子とビールが飲食できたりしたらいいよねっていう話をしています。要するに、電車の乗り換えやバスの待ち時間が苦痛でない仕組みをうまく作れないかなっていう話をしています。別に、店に入るまではいかないけど、道路沿いに座るところがあって、ちょっとコーヒーを買ったり、ケーキを食べるのか何するのかわからないですけど、時間が来たし移動しようかという感じの、待つことがストレスでないようなまちをつくれないかなと思ったりはずっとしています。それで、今あそこの周辺の店舗さんにも、声をかけているんですけど、難しいのが、椅子や机の管理をどうするのかと時間の管理ですね。丸1日置きっ放しにしていたら、余計な使い方をする方もいるかもしれないので、そこの管理をどうするか、例えば、置いておく時間を決めるとかを考えないといけないですね。なので、周りの人との協力が必要だなと思っています。ダイヤの乗り換えの時間がばっちり合うというのは難しいかもしれませんが、合わなくてもストレスを感じないような工夫ができないかなっていうのは考えています。


    市の情報発信について

    (市長)

    例えばまちの魅力であったりとか、自分だったらどんな発信をするかっていうことを聞きたいんですけど、この中でインスタグラムをやっている人はおられますか?

     

    〔多くの参加者が挙手〕

     

    多いですね。情報発信って難しいなと思っていまして。行政としてさまざまな情報発信の仕方がありますし、インスタグラムで発信するのがいいのかとかいろいろあると思うんですけど。なので、自分ならどんな発信方法でどんなふうにやるかっていうのをぜひ教えていただきたいなと思います。

     

    (参加者)

    全世代に統一して、1つのアプローチ方法っていうのは難しいと思うんですけど、今の発信だと、私たちの世代には多分ほとんど届いていないのかなと思います。

     

    (市長)

    毎月市の広報を発行して、市内の全世帯、約3万5千世帯に届けているんですよ。行政として発信が難しいと思うのは、毎月広報紙を届けていますが、皆さん方の年代だけではなく、割と年配の方でも行政情報を知らないという方が多いんですよね。人口7万人の全員に届けることは難しいかもしれないんだけど、行政としては、やっぱり可能な限り届けていかないといけないことがいっぱいあるので、当分の間は、紙で広報を発行し続けると思います。ただ、今の話で言うと、ターゲットを決めて、例えば20代に届けるには何を広報ツールとして使ったら良いかとかっていうことを考えた方がいいっていうことですよね。今だったら何になりますか?さっきの話だと、みんながやっているインスタグラムになるんですかね?

     

    (参加者)

    20代だったらインスタグラムが効果的だと思います。

    (市長)
    それで言うと、市の消防本部はインスタグラムで発信しています。

     

    (参加者)

    見ました。すごい話題になっていたやつですよね。

     

    (市長)

    投稿した動画の中で、いきなり「申し訳ございません」って謝ったんです。別に不祥事があった訳ではないですよ。救急車を呼ばれても救急車が先着しなくて、消防車が行く場合があります。そこは申し訳ございませんって。それはなぜかと言うと、場合によっては救助が必要な場面も出てくるから、先に消防車が行く場合がありますっていうことで謝っている動画を投稿したんです。それが、200万再生ぐらいになったので、テレビに取り上げられたということがありました。

     

    (参加者)

    おすすめに出てきて見たんですけど、京田辺市なんだ、と思って。

     

    (市長)

    そのインスタグラムのおかげで、消防職員の募集にたくさんの人が手を挙げてくれました。普通なら固い発信になりがちだと思うんですけど、割と緩い発信をしてもいい消防本部なんだと思って、応募者数が増えたみたいな話を聞きました。1年ほど前にあの動画を投稿してそれから、去年の応募者数がすごい増えまして、それは狙った効果ではないんですけど、二次的な効果としてびっくりした話ではありました。それで言いますと、今の話、インスタグラムに投稿するにしても、何を載せるかによって違ってくるんですかね。今だったら何を載せたら良いと思いますか?

    例えばどんな情報なら取ってみたい、見てみたいと思うんですかね。何かイベント系ですか?それともお得情報みたいなのですか?

     

    (参加者)

    補助金を分かりやすく動画で説明する、みたいなものを投稿すると、もしかしたら若い人たちも届きやすいかなと思いました。ブロック塀の補助とか、いろいろとあるじゃないですか。

     

    (市長)

    あります。よく知っていますね。

     

    (参加者)

    昨日、家のブロック塀を壊そうかなと思ってちょっと調べていまして。

     

    (市長)

    そうなんですよ。ブロック塀を生け垣にしてくれたら補助金が出ます。大阪北部地震の時にブロック塀が倒れて亡くなった小学生がおられたり、生け垣であれば緑も増えますし、できればブロック塀から生け垣に作り替えていただけたらなということで補助金を出しています。

    なるほどね。例えば、以前はこれでしたが補助金を使って整備してこうなりました、とかいうような。

     

    (参加者)

    それから、どれぐらいの費用が必要かとかがあれば、使う人も増えるのかなと思います。

     

    (市長)

    なるほど。今、補助金の話がありましたけど、他にはどんな情報を自分なら受けてみたいと思いますか?

     

    (参加者)

    この間やっていましたが、ペイペイで20%還元する市の事業とか。

    (市長)

    やりましたね。

     

    (参加者)

    あんな感じの情報もいいんじゃないでしょうか。

     

    (市長)

    1月12日からまたやりますよ。コンビニや大規模店舗は除外していますけど、スーパーや普通の商店さんは使えるようにしています。以前で言うと、マイナンバーカードを持っていたら5千円分のポイントがもらえますというのもやっていました。そういうお得になりますよとかっていう情報ですかね。

     

    (参加者)

    市議会議員の選挙の時とかに、立候補者の公約とかを見て投票するんですけど、選挙前は駅前とかに立って、ビラ配ったり、こういうことやってるって言うけど、市議会議員になって、結局何をやっているかはわからなくて。 期待だけが高まって徐々に下がっていって、忘れた頃にまたこういうことしますって言われて、住んでる身からしたら、すごいなって思うけど、その後、市議会が何をしているかはわからないっていうのをもうちょっとどうにかならないかなって。

     

    (市長)

    それは地方議会の長年の課題ですね。市長になる前は議会にもいたので、議会の仕組みとかも含めていろいろわかっている中で言うと、個人として、これをやりたいって思ったとしても、いろんなプロセスがあってできる・できないも当然出てくるので、そこをお伝えてしたらいいんだろうなと思うんですけど、それを個人で発信するのか議会として発信するのかで違ってきます。そして本来であれば、議会としてはこういう取り組みをして、それがこの成果に繋がりましたっていうのを発信した方がいいんだと思うんですけど、議会の中でいろいろ調整しないといけなくて、なかなか難しいところもあります。議会としてなかなかまとまらないっていうのが大きな要因かもしれません。議会として何をしているかが見えないっていうことですよね。これは私たちがいた時からの長年の課題ですね。

    まだお話をされていない方で、京田辺の中でお気に入りのお店とかがあれば教えていただきたいです。食べる店でも良いですし、買い物ではあまり京田辺でお金を使わないって言ってましたけど。

     

    (参加者)

    新田辺の居酒屋街とか。

     

    (市長)

    駅の東側ですか?西側?

     

    (参加者)

    西側です。新田辺駅と京田辺駅の間のところです。あの辺りは居酒屋が多く選択肢が多いので、同志社の学生が飲みに行くってなったら、新田辺の辺りでってなります。


    市の施設・設備などについて

     (参加者)

    最近SNSで、前明石市長が子どものための政策をすごい頑張っておられたというのを見て思ったんですけど、京田辺市のあるあるとしては、中学校から塾に行って、そこで勉強している人は賢くて、それ以外の人はちょっと、みたいな感じの雰囲気があるように感じています。今だったら三山木とか松井山手とかは割と子どもが多いと思うんですけど、松井山手でも図書館が遠いし勉強するスペースとかがなくて。でも、ファーストフード店とかだと、親も子どもだけではあまり行かせたくないみたいになると思うので、京田辺の中でそういう教育施設じゃないですけど、図書館みたい施設を充実させてほしいなと思います。

     

    (市長)

    そういうご意見はよく聞かせてもらっています。まず、中央図書館がありますけど、あそこでは自習をしたらダメなんですよ。30~40年前の図書館の考え方はそれでよかったかもしれませんが、今求められている図書館の機能を考えると、例えば図書館によっては、「それなりに賑やかでもいいスペース」と「静かにしなきゃならないスペース」、そして「自習をしてもいいスペース」というように区分けをしながら、多くの人を呼び込むという雰囲気に世の中全体が変わってきて、図書館の仕組みづくりも変わってきているように思います。なので、市では今、アル・プラザ北側に、文化ホールと図書館の機能などを兼ね備えた複合型の公共施設を計画しているんですけど、そこでは、例えばですが、図書館の中で自習ができるとか、カフェを併設するなどによって、みんなに利用してもらえるんじゃないかなという話はあります。自習スペースね。そこはやっぱりよく聞きますね。家にいたら家族もいるし、でもみんなが塾に行くわけでもないしっていうところで、家と学校だけじゃない場所をどこかにあった方がいいよねっていうのは、議論の中でもずっと出ています。今は皆さん、大学に行ったり働いたりしていて、これから使う機会はそんな多いわけではないかもしれないけど、それがあったら次の世代が使う可能性は高いのかなと思います。

    もしそんなスペースがあれば、使ったのにという感じですか?

     

    (参加者)

    テスト前は図書館で自習したかったのですが、禁止されているのでカフェで勉強していました。やっぱり勉強するスペースがあれば嬉しいですね。

     

    (市長)

    なるほど。あと、勉強をするスペースだから無料にするか、それとも料金を取るかということを考えるとそこが難しいんですよ。

    例えば、完全に出入り自由にして、人を誰も配置していない状況のフリースペースにしたら、もしかしたら、試験前に勉強しようとしている人がいる中で、 何か食べたり騒いでいる人がいるかもしれません。そういうスペースにできないんだったら、管理の人とかを置かないといけないんじゃないかっていうことも考えないといけないんですけど、その辺はどう思いますか?自主性に任せる場合でも、ルール決めって大事なんですよね。

    中学・高校生の皆さんに、こういう場所を作るから皆さんでアイデアを持ち寄ってルールを決めてくださいってしたら、やってくれる?

     

    (参加者)

    アイデア出しみたいな感じですか?

     

    (市長)

    そうですね。例えば、こういうスペースを作りたいからそこのルール決めをする会議をするんだけど、参加してくれませんかってなったら参加してくれる人がいるのかどうか、そういうところに関わってもいいよって思うのかどうかお聞きしたいんですが。

    なかなか難しいですか?それだったら、大人の管理人を1人置いてって話にもなるし、それがいいのかどうかとかの議論が出てくると思います。イメージとしてはどんな感じですか?

     

    (参加者)

    それこそ場所によるかもしれないです。建物の中でもどういう用途で使うかを場所ごとに分けて、本当に静かにするところは、大人の管理人みたいな人が1人いてもいいと思うし、ロビーの延長線みたいなところは。

     

    (市長)

    賑やかでもいいですね。

     

    (参加者)

    お菓子とかを食べたりしてもいいと思います。用途次第かなと。

     

    (市長)

    なるほど。カフェスペースで賑やかになっているところもあれば、静かにしないといけないところもあって、っていう用途によるかもしれないですね。ただ、静かにする場所ではルール決めをちゃんとしておかないと、飲食物を持ち込んで騒いでいるっていう場合も出てくるかもしれないので、そこは管理人って言い方をすると嫌なんですけど、皆さんルールは守りましょうねって言って、誰か人を置いておく方がいいかもしれませんね。

    今日参加された皆さんの中で、三山木の南部まちづくりセンターって行ったことがある人はいますか?ミライロって言うんですけど。

     

    (参加者)

    アルバイトで行ったことがあると思います。

     

    (市長)

    そこにはカフェスペースがあって、夕方には小・中学生が宿題をしていたりするんですけど、あそこでは基本的に「ダメ」を言わないでおこうということで、今運営をしています。そこの中で、ルールじゃないけど皆さんなんとなく守りながらやってくれているので、そうやって運営できています。施設なので、管理する人間もいるにはいるんですけどね。そんな感じの場所は少し必要なのかなと思っています。

    自習できるスペースってご意見が今ありましたけど、他にもしこんなものがあったらよかったなとか、これからあったらいいなと思うものって何かありますか?

     

    (参加者)

    現状で満足しているので。

     

    (参加者)

    アクセスが良いので、30分ぐらいで京都とかに行けますし。

     

    (市長)

    確かに、ここに行きたいってなったら行けるまちではありますよね。あるいは買い物に行きたい、学びに行きたい、何かを見に行きたいとか自分が能動的に動く時には拠点としてちょうどいい場所かもしれませんね。他には何かありますか?

     

    (参加者)
    電動キックボードなどのシェアリングサービス「ループ」みたいなものがあればいいと思います。京田辺は坂が多いのであったら便利かなと。駅から田辺中央体育館に来る人だったらループなどを使った方が楽だと思います。それに、大学生で一人暮らししている人も多いですし、それだとループとかがあった方が動きやすいと思います。

     

    (市長)

    なるほど。確か、ループの提供エリアは京都市内から下ってきて、向島のあたりまで来ていたかなと思います。近鉄で言うと、伏見の桃山御陵前から向島に来るまでにある宇治川のあの橋のあたりまで来ていたかなと思うんですけど。

    先日、同志社大学の先生方と三山木にループを置けないかなっていう話をしていました。学生さんが1番多いのは三山木駅なんですけど、そこに置いて、大学まで通う足にするとか、それに乗って大学に行って、学内に置いたままにしてもらってもいいし、そこからループに乗って帰ってもいいしっていうことができないかというのは話していました。

    三山木駅より新田辺駅ですかね?新田辺駅の方が乗降客数が多いので。

     

    (参加者)

    どっちにもほしいです。

     

    (市長)
    もしこれが新田辺と京田辺の駅の間にあったら、みんな乗りますか?

     

    (参加者)

    それは近すぎます。それだったら歩きますね。

     

    (市長)
    借りて乗る手間を考えたら、歩いた方が早いですかね。

     

    (参加者)

    どっちにしても信号があるので。歩く距離はそんなに長くないんですけど、一番困るのが、バスロータリーの近くの信号です。たぶん夕方だと1分~1分半ぐらいで変わって、あそこから京田辺駅まで2~3分ぐらいで歩けるんですけど、その信号次第で変わります。渡れないものは渡れないので。

     

    (市長)

    なるほど。ループでも絶対渡れないですもんね。例えば、新田辺駅とか三山木駅とか拠点駅にあったらって感じですかね?あと松井山手とか。

     

    (参加者)

    その点で花住坂の辺りが1番困るんですよ。

     

    (市長)

    私は花住坂に住んでいるんですけど、坂道が多くて、上り下りがありますよね。途中で携帯が繋がらなくなったりしますし。新田辺駅の東側は割と平坦ですけど、西側は少し坂道があって、駅に来る時には下り坂だけど、帰りは上らないといけなかったりしますよね。じゃあループとかを導入しましたっていう発信したら、皆さんがそれをもう1回、うちの地元でこんなのを使っていますって再発信をしてもらうことは可能ですか?

    (参加者)

    ループぐらい画期的なものだと、他の市に住んでいる人に言うことはあると思います。

     

    (参加者)

    親戚の家が東京の江東区にあって、最近行ったんですけど、ループと似たような感じで、コンビニエンスストアとかで借りられる電動自転車で皆さん移動していました。郵便の配送センターとかがあるので、多分、工場とかが多くて、夜勤の人とかも多いと思うんですけど、散歩していて、そういう人たちがみんな一斉に同じ自転車で出て行っていました。

     

    (市長)

    それってお店とかに置いてあるの?

    (参加者)

    置いてあるんですよ。100メートルぐらい先のコンビニエンスストアで同じ電動自転車を見かけて、今横から抜かして行ったのはこれかってなりました。

    多分ループと同じでいろいろなところに拠点があるんですけど、お店で充電とかができるから置いてあって、そのコンビニエンスストアとかに確か5台ぐらい常備されていて、同じ自転車だなって。

     

    (市長)

    ちなみに電動自転車ってみなさん乗りますか?

     

    (参加者)

     キックボードの方が手軽さもあるので。

     

    (市長)

    そうなんですか。じゃあ今の話で言ったら、ループの方がより良いってことになりますか?

     

    (参加者)

    そこは年齢層によるかなと思います。大学生だったらループとか電動キックボードの方が乗るのがちょっと楽しいなってなるんですけど、東京で見かけた事例では皆さん結構おじさんだったりしたので、大人だったら電動自転車の方がいいのかなって。だからどっちもあったら良いと思います。

     

    (市長)

    わかります。多分年齢を重ねると電動キックボードに乗るのは危ないと思います。

    皆さんに色々と聞かせていただきましたけど、最後に何かこれだけは言っておきたいなっていうようなことがありましたら。

     

    (参加者)

    公園についてなんですけど。私が小学生の時、防賀川公園までは家から遠くて、だから親が心配してあまり行かせてくれなかったんですよ。それで、近くに草内公園って小さい公園があるんですけど、そこはボール遊びが禁止されていて、なので、自分のマンションの駐車場で遊んでいました。でも、そこでボール遊びをしているとマンションの人が怒ってしまって、あんまりボールで遊べなかったので、ボール遊びのできる公園がほしいなっていうのはずっと思っていました。

     

    (市長)

    防賀川公園が遠いからって言われたら、なかなか難しいんですけど、 今、田辺中学校の南側に公園を拡張しようとしています。そこでは、ミライロみたいに「やったらダメ」をできる限りなくそうという話をしています。それから、プレーリーダーみたいな人も入れつつ、泥んこになってもボール遊びしてもいい、自由に遊べる公園にして、多くの方に集ってもらえるようにしたいなという思いで、そういうコンセプトで進めています。ただ、田辺中学校の南側なので、来やすい人もそうじゃない人いるかもしれませんけど 、公園の中で規制がいくつかある中で、規制がそんなにない公園っていうのもやっぱり作っていきたいなと思っています。今年の秋頃にそこをオープンさせる予定なので、またちょっと注目しておいてください。それから、完成したらぜひ足を運んでもらって、こんな公園ができたみたいなことをまた発信してもらえたらありがたいなと思います。また、その感想も聞かせてもらえたらと思います。

    最近はボール遊びはダメとか規制が多いですよね。私は皆さんの親ぐらいの世代ですけど、私が子どもの時は、公園で野球やサッカーを当たり前のようにやっていたんですよ。それがだんだん、ボール遊びがダメとかいろいろできないことが多くなってしまって、私としても残念だなと思っています。もう少し周りも含めて理解をしていかないといけないなというのがあるので、ぜひ少しずつそういう枠のないものを作っていきたいなと思っています。そこは皆さん方の協力をもらわないといけないと思いますので、またよろしくお願いします。


    まとめ

    (市長)

    明日の二十歳のつどい、よろしくお願いいたします。ぜひ成功するよう祈っています。今日はありがとうございました。

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