健康コラム(1)~できていますか?健康管理~
- [2013年6月10日]
- ID:5385
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できていますか?健康管理
健康は人生における最高の宝物です。
自分自身のためだけでなく、家族や社会にとってもかけがえのないものです。
健康を維持するために、「自分の健康は自分でつくり、自分で守る」という意識が大切です。
定期的に検(健)診を受けましょう!
健診は生活を写す鏡です。
健診のいちばんの目的は、病気の発見よりも病気の予防にあります。
日本人の3大死因である、がん・心臓病・脳卒中をはじめとする生活習慣病は、自覚症状がないままに進行していくものがほとんどです。
健診を受ければ、生活習慣病を引き起こす危険性のある乱れた食生活や過度の飲酒、喫煙、運動不足などの日頃の生活習慣の体への影響にいち早く気づくことができます。
生活習慣を改善するだけで、多くの生活習慣病は予防が可能です。また、発症した場合でも対応が早いほど健康を取り戻しやすくなります。
健診で体の状態を確認して、生活習慣を見直すことが健康管理の第一歩なのです。
がん検診も受けましょう!
がんの発見には、がん検診を受ける必要があります。
市では各種がん検診を行っています。
検診の一次申込みは5月31日で締め切らせていただきましたが、二次申込みを受付する検診もあります。二次申込みについては、広報京たなべ等でご案内します。ご確認ください。
それぞれ、検診を受けることで、早期に発見できることもあり、早期に治療すれば、死亡率が低下することが科学的にも認められています。
がん検診は市の検診だけでなく、職場健診とセットで実施されている場合もあります。積極的に活用しましょう。
健診と検診の違い・・・
◎「健診」とは、健康診断のことを意味し、健康であるか否かを確かめるものです。
つまり、それを確認をするために、「病気の危険因子」があるか否かを見ていくものであり、
「特定の病気」を発見していくものではありません。
身体計測、血圧測定、血液検査、検尿、心電図等が健診の内容であり、人間ドックもこちらに含まれます。
(京田辺市で実施している健診)
・いきいき健康診査(30歳、35歳の女性)
・特定健康診査(京田辺市国民健康保険に加入されている40~74歳の方)
・後期高齢者健診(75歳以上または一定の障害認定を受けた65歳以上の後期高齢者医療被保険者証をお持ちの方)
★社会保険にご加入の方は社会保険にご確認ください。
◎「検診」は、特定の病気を早期に発見し、早期に治療することを目的としています。
つまり、予防医学の「二次予防」にあたるもので、健診とは目的が大きく異なります。
「がん検診」などが、検診の代表例として挙げられます。
(京田辺市で実施している検診)
・胃がん検診(40歳以上)
・大腸がん検診(40歳以上)
・肺がん検診(40歳以上)
・乳がん検診(30歳以上 ただしマンモグラフィーは40歳以上から)
・子宮がん検診(20歳以上)
健診の活用方法について
健診は受けるだけでなく、結果を活用することに価値があります。
年ごとの数値を比較すれば、からだの微妙な変化を把握でき、生活習慣の問題点や自分の体質も分かってきます。
今はまだ基準の範囲内でも、このままではいずれ問題となることも見えてくるのです。
もしも「要再検査」「要精密検査」の判定を受けた場合は、必ずくわしい検査を受けましょう。
自覚症状がないから「必要ない」と思われる方もいますが、それでは早期発見・早期治療のチャンスを見逃すようなものです。
せっかく受けた健診を価値あるものにするために、しっかりと自分のからだと向き合いましょう!
おわりに
今回は健(検)診の活用についてお話をさせていただきました。
いかがでしたか?自分のからだと向き合う機会をもつことの大切さを感じてもらえれば幸いです。
今後も健康コラムと題して、みなさんの健康づくりに役立ててもらえるような情報を少しずつ掲載していきたいと思います。
次回のテーマは「栄養」です。毎日の食生活について、一緒に考えていきましょう。
市のホームページでは食改いきいきレシピを掲載しています。アレンジ方法も載っていますので、毎日の献立作りにぜひご活用ください。