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あしあと

    健康コラム(7)【歯の健康を考えよう★】

    • [2015年1月17日]
    • ID:6784

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    中高年が歯を失う原因1位は歯周病

     

    「歯肉炎」と「歯周炎」を総称したのが「歯周病」です。

    日本人が歯を失う原因1位は、この歯周病と言われています。

    30代以降では、すでに8割の方がかかっていると言われていますが、自覚症状で気づいたときにはかなり進行していたということも・・・

    歯周病は生活習慣病ともつながりがあり、治療したことで、頭痛や肩こりがおさまった、血糖値が改善したという例もあるそうです。

    まずはご自身の歯の健康状態を知ることから初めてみましょう。

     

    やってみよう、歯周病チェック

     

    チェック(1)  歯を磨くと歯肉から血が出る

    チェック(2)  歯肉が腫れたり痛んだりする

    チェック(3)  最近、歯が長くなった気がする

    チェック(4)  歯と歯の間に食べ物がよくはさまる

     

    ★一つでもこころあたりのある方は、一度歯科検診を受けてみてはいかがでしょうか。

    歯周病・虫歯、犯人は口の中の細菌です

     

    健康な人の口の中には、何個くらいの細菌が住んでいると思いますか?

    答えはなんと、2,000億個だそうです。

    よく手入れをしている人でも、500億個は存在すると言われています。

    それらの細菌が歯についた食べかすを餌に増殖し、酸を作り出し、歯垢となります。

    この歯垢が歯周病や虫歯の始まりです。

    酸は菌を溶かすので虫歯の原因になったり、歯垢が増えて固まると歯石になり、歯肉に炎症を起こして歯周病の原因になります。

     

    「歯周病」は生活習慣病と関係しています

     

    歯周病の影響は口の中だけにとどまりません。

    歯周病菌が歯周ポケットから血管に入りこみ、血管壁が厚くなり動脈硬化を進行させることがわかっています。

    また歯肉の炎症によって、からだの中の免疫機能が働き、活性物質がつくられ、糖尿病が悪化するともいわれています。

    単に歯と歯肉の病気ではなく、生活習慣病とも密接です。

    歯周病を予防することは、全身の健康管理につながります。

     

    今日から始めよう!~歯を守る生活習慣~

     

    ★丈夫な歯はしっかり噛むことから

     バランスの良い食事をしっかりかんで食べましょう。唾液を出すことも大切です。

     唾液の働きが細菌の活動を抑えてくれます。

     

    ★たばこやストレスにも要注意

     たばこは血管を収縮させ、歯肉を弱らせます。疲れやストレスがたまると免疫力が落ち、細菌が増殖します。

     

    お口の中を清潔に

     【歯磨きのポイント】

      (1)力を入れずに軽くブラッシング

      (2)夜寝る前は特に丁寧に

      (3)小型の歯ブラシで磨きましょう

      (4)歯と歯肉の間もきっちりとブラッシング(糸ようじや歯間ブラシもうまく活用しましょう。)

      「磨いている」と「磨けている」は違います。 ずっとつき合う自分の歯、ポイントを意識して丁寧に磨いていきましょう。

     

    ★プロによる定期的なケアを

      歯周ポケットの中は歯科医院でしか掃除ができません。歯周病の人は3ヶ月に1度、そうでない人も半年に1度検診を受けましょう。

      京田辺市では、40歳・50歳・60歳になられる方に、節目の検診として、歯周疾患検診のご案内をお送りしています。同封の受診券で、この機会に是非、ご受診ください。

     

    ◆今までの健康コラムはこちら◆

     

    ☆市のホームページでは食改いきいきレシピを掲載しています。アレンジ方法も載っていますので毎日の献立づくりにぜひご活用ください。

    ◆旬食べよう 食改いきいきレシピはこちら◆

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    京田辺市役所健康福祉部健康推進課

    電話: (健康企画/健康推進)0774-64-1335

    ファックス: 0774-63-5777

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