京都府暫定登録文化財に「紙本著色酬恩庵庭園真景図巻 原在明筆」が登録されました
- [2026年5月29日]
- ID:23671
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「紙本著色酬恩庵庭園真景図巻 原在明筆」が京都府暫定登録文化財に
酬恩庵に所在する「紙本著色酬恩庵庭園真景図巻 原在明筆」が、令和8年3月23日付けで京都府暫定登録文化財に登録されました。
紙本著色酬恩庵庭園真景図巻 原在明筆(しほんちゃくしょくしゅうおんあんていえんしんけいずかん はらざいめいひつ) 1巻
所在地
酬恩庵(京田辺市薪里ノ内)
時代
文化2年(1805)(江戸時代)
品質形状
紙本著色、巻子装
寸法
第1紙 縦53. 0cm 長118. 2cm
第2紙 縦53. 0cm 長136. 5cm
第3紙 縦53. 0cm 長137. 1cm
第4紙 縦53. 0cm 長136. 8cm
第5紙 縦53. 0cm 長16. 1cm
所有者
宗教法人酬恩庵
概要
酬恩庵(しゅうおんあん)方丈庭園は、枯山水の南庭、庭石を十六羅漢(らかん、注1)になぞらえた東庭、蓬萊山(ほうらいさん、注2)の情景をあらわした北庭からなります。本図は第1紙に南庭を、第2紙から巻末にかけて東庭南端から北庭西端までを描き、巻子(かんす)に仕立てたものです。
落款(らっかん)からは原在中(はら ざいちゅう)の次男、原在明(はら ざいめい、1778~1844)が描いたことが知られます。落款に「写真」と記されているように、在中譲りの細密描写で苔や岩までもが克明に描かれ、その描写は迫真的です。
原家と酬恩庵の関係から制作されたとみられ、原派の動向を考えるうえでも貴重な作品です。
注1:仏教の修行を通して悟りの境地に達した聖者で、釈迦の弟子。
注2:古代中国で東の海上にあるとされた、仙人が住む仙境の1つ。
写真

酬恩庵 紙本著色酬恩庵庭園真景図巻のうち 第1紙(部分) 原在明筆

酬恩庵 紙本著色酬恩庵庭園真景図巻のうち 第2紙(部分) 原在明筆

酬恩庵 紙本著色酬恩庵庭園真景図巻のうち 第3紙(部分) 原在明筆

酬恩庵 紙本著色酬恩庵庭園真景図巻のうち 第4紙(部分) 原在明筆
拝観
一般拝観できますが、本作の常設展示はありません。
参考文献
・京田辺市史編さん委員会2025「酬恩庵庭園真景図巻 原在明筆」『京田辺市史 資料編 第四巻 建造物・彫刻・絵画』
お問い合わせ
京田辺市役所市民部文化・スポーツ振興課
電話: (文化/文化財保存活用)0774-64-1300(スポーツ)0774-63-1302
ファックス: 0774-64-1305
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