指定文化財に「木造聖徳太子立像」を指定しました
- [2024年2月22日]
- ID:20346
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市指定文化財に「木造聖徳太子立像」を指定
市は、令和6年2月1日付けで、寿宝寺に所在する「木造聖徳太子立像」を新たに市の指定文化財に指定しました。
「木造聖徳太子立像」の指定により、市指定文化財は25件になりました。

木造聖徳太子立像

所在地
寿宝寺(京田辺市三山木塔ノ島)

時代
14世紀(鎌倉時代末)

構造
木造 寄木造り

像高
112.3cm

所有者
宗教法人寿宝寺

概要
寿宝寺木造聖徳太子立像は「孝養像(きょうようぞう)」と呼ばれる16歳の聖徳太子の姿を表すもので、父の病気が治るよう願う姿を表現しています。
袍(ほう)(注1)と袈裟(けさ)を着て、右手に柄香炉(えごうろ)を持っています。衣は盛上げ技法による文様が凹凸で表されています。また、当時は赤・青・緑・金など様々な色で彩られていたと考えられています。
鎌倉時代末(14世紀)に造られた聖徳太子孝養像の特徴がよく表された、貴重な文化財といえます。
(注1)袍:奈良時代以降に朝廷で正装として着られるようになった、上着のこと。

写真

寿宝寺木造聖徳太子立像

拝観料
300円

拝観予約
事前に寿宝寺へお問い合わせください。
寿宝寺 TEL:0774-65-3422
お問い合わせ
京田辺市役所市民部文化・スポーツ振興課
電話: (文化/文化財保存活用)0774-64-1300(スポーツ)0774-63-1302
ファックス: 0774-64-1305
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