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あしあと

    国史跡綴喜古墳群(京田辺市域)保存活用計画ワークショップを開催しました!

    • [2024年12月16日]
    • ID:20399

    古墳の現状や活用を考えるワークショップを開催しました!

    本市に所在する国指定史跡綴喜古墳群を見学し、現状や課題を見つけ、今後の活用を考えるワークショップを開催しました。

    ワークショップは京都府立大学文学部歴史学科の上杉准教授や歴史学科の大学院生の協力を得て行いました。

    1日目 現地見学

    京田辺市域にある綴喜古墳群の3か所の古墳(飯岡車塚古墳・天理山古墳群・大住車塚古墳)を見学しました。

    天理山古墳群は天理山3号墳の発掘調査の途中の状況を見学しました。

    飯岡車塚古墳

    天理山3号墳

    大住車塚古墳

    1日目 ワークショップ 感想や現状・課題の共有

    ワークショップは4班に分かれ、班ごとに現地見学の感想や各古墳の課題について意見を出し合いました。

    (飯岡車塚古墳)

    ・茶畑と古墳の組み合わせが素敵・説明されないと古墳だとわからない・看板が劣化して読みにくい 等

    (天理山古墳群)

    ・発掘途中を見学することができて感激!・足場が悪い・古墳の位置関係が分かりにくい・ちゃんと完璧に復元するよりもちょっと抜けた葺石のほうが良い 等

    (大住車塚古墳)

    ・平地に広々と自然のままたたずんでいる姿が魅力・知名度がない。だけど有名になってほしくない・立て看板の位置が悪い・雨が降ると歩きにくいのでは? 等

    ワークショップの様子

    2日目 展示室等見学

    中央公民館の展示室や石棺、天理山3号墳から出土した埴輪を見学しました。

    展示室見学

    石棺見学

    埴輪見学

    2日目 ワークショップ(綴喜古墳群の保存と活用に関する意見交換)

    古墳の現状と課題を振り返り、展示室の見学等を踏まえた上で、綴喜古墳群の今後の活用についての意見を出し合いました。

    主な意見

    ・整備に向けてはまず市民への周知が必要。広報で古墳特集をしたり、SNSを活用して情報発信を行うべき。

    ・活用

     古墳に興味がない人でも参加しやすいハイキングコースを作る。古墳スタンプラリーを実施する。遺物などに触れる体験があると良い。等

    ・整備

     案内板に遺物や出土状況の写真を載せるなどのインパクトがほしい。天理山を中心に整備し、眺望の良い古墳公園にしてほしい。天理山の自然の中でマルシェのようなイベントをしてはどうか。トイレ、駐車場、カフェを整備してほしい。等

    ・展示施設

     天理山古墳群の近くに博物館があればよい。体験できるような施設が欲しい。等

    感想など

    ・2日間有意義なワークショップありがとうございました。印象深い、学びの多いのもでした。

    ・古墳についてレクチャーしてもらえると遠足気分で申し込みしましたが、それだけでなく班の方々と古墳や京田辺の歴史について色々な方向から話し合うことができ、とても貴重な時間でした。

    ・綴喜古墳群の問題点や今後の課題を知ることができ、市民レベルでの積極的な取り組みが必要であることがわかりました。

    ・ワークショップという方法と、院生の皆さんのガンバリがとてもよかった!

    ・気持ちよく皆さんとお話ができ、未来像についてお話が聞けたことはとても楽しかったです。

    綴喜古墳群について一緒に考えてみませんか! ※終了しました

    京田辺市には100基を超える古墳がありますが、その中で特に重要とされる古墳の一部は「国指定史跡」として保存されています。京田辺市ではこれらの古墳を後世に継承し、また活用をしていく計画を作るため、令和5年度~6年度にかけて、国指定史跡である綴喜古墳群の保存活用計画の策定を進めています。今回、保存活用計画の策定にあたって多様なアイデアを集めるために、ワークショップを開催します。

    古墳の中には普段は立ち入りができない古墳もあります。この機会に、史跡の将来を一緒に考えてみませんか!

    綴喜古墳群って?

    綴喜古墳群は、現在の京田辺市から八幡市にわたって、古墳時代前期後半から中期初頭(4世紀末頃、今から約1600年前)にかけて造られた古墳群です。今回のワークショップでは、京田辺市内にある史跡綴喜古墳群の3箇所をご案内します。

    大住車塚古墳

    天理山古墳群

    飯岡車塚古墳

    主催

    京田辺市

    開催日時・場所

    日時

    第1回 令和6年6月15日(土) 13時~17時

    第2回 令和6年6月29日(土) 10時~12時

    ※第1回、第2回のいずれも参加すること

    場所

    市内に所在する国史跡綴喜古墳群(大住車塚古墳・天理山古墳群・飯岡車塚古墳)・京田辺市立中央公民館展示室及び京田辺市役所

    展示室

    内容

    第1回

    令和6年6月15日(土) 13時~17時

     13時集合(京田辺市役所正面玄関)

       天理山古墳群・大住車塚古墳・飯岡車塚古墳 京田辺市立中央公民館展示室 見学(雨天の場合、一部内容を変更します)

       ※市マイクロバスで移動します。

     16時~17時 ワークショップ(綴喜古墳群の現状と課題の共有)

     17時解散

    第2回

    令和6年6月29日(土) 10時~12時

     10時集合(京田辺市役所)

     10時5分-10時45分講話(京都府立大学文学部歴史学科 上杉和央先生)

     10時45分-12時ワークショップ(綴喜古墳群の保存と活用に関する意見交換)

     12時解散

    定員

    20名(応募多数の場合は抽選。結果は代表者に5月31日(金)以降に郵送で通知します。)

    参加費

    無料

    申し込み方法

    申し込み受付は終了しました。

    注意事項

    〇ワークショップは2回に分けて開催します。第1回、第2回を通して参加が必要です。いずれかのみの参加はできませんのでご注意ください。

    ○現地見学する古墳の中には足場の悪い山林があります。長袖・長ズボンを着用し、歩きやすく汚れても良い靴でお越しください。足腰に不安がある方、小学生未満のお子様は、参加をご遠慮ください。

    ○現地見学は、熱中症予防のため飲み物を持参し、こまめに水分補給をしてください。

    お問い合わせ先

    京田辺市市民部 文化・スポーツ振興課 文化財保存活用係

    TEL:0774-64-1300

    お問い合わせ

    京田辺市役所市民部文化・スポーツ振興課

    電話: (文化/文化財保存活用)0774-64-1300(スポーツ)0774-63-1302

    ファックス: 0774-64-1305

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