京都府暫定登録文化財に「木造地蔵菩薩坐像」が登録されました
- [2026年5月29日]
- ID:23647
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「木造地蔵菩薩坐像」が京都府暫定登録文化財に
光照寺に所在する「木造地蔵菩薩坐像」が、令和8年3月23日付けで京都府暫定登録文化財に登録されました。
木造地蔵菩薩坐像(もくぞうじぞうぼさつざぞう) 1軀
所在地
光照寺(京田辺市興戸南鉾立)
時代
13~14世紀(鎌倉時代中後期以降)
品質構造
割矧造、古色、漆塗、玉眼
像高
67. 0cm
所有者
宗教法人光照寺
概要
興戸の光照寺に伝来する地蔵菩薩坐像で、像底両脚部の墨書から、本来は延命寺の本尊であったことが知られます。
頬に張りをもたせた顔立ち、やや後ろに倒れた姿勢などには、鎌倉時代初期の慶派(注1)への意識が認められます。制作時期は、鎌倉時代中後期以降と考えられます。
左手に宝珠、右手に錫杖(しゃくじょう)を持つ姿勢を取りますが、両前腕の半ばから先はいずれも後世の補修で、ほかにも全体にかなりの後補がなされています。墨書や修理銘札によれば、永正16年(1519年)、大正4年(1915年)、昭和48年(1973年)に修理が行われています。
注1:平安時代後期以降の奈良仏師の一派で、康慶にはじまり、運慶や快慶など名だたる仏師を輩出した。
写真

興戸 光照寺 木造地蔵菩薩坐像
拝観
一般拝観はできません。
参考文献
・京田辺市教育委員会2007「木造地蔵菩薩坐像」『京田辺市美術工芸品調査報告書 京田辺市の仏像』
・京田辺市史編さん委員会2025「木造地蔵菩薩坐像」『京田辺市史 資料編 第四巻 建造物・彫刻・絵画』
・守屋正彦・田中義恭・伊藤嘉章・加藤寛監修2014『日本美術図解辞典 普及版』東京美術
お問い合わせ
京田辺市役所市民部文化・スポーツ振興課
電話: (文化/文化財保存活用)0774-64-1300(スポーツ)0774-63-1302
ファックス: 0774-64-1305
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