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あしあと

    京都府暫定登録文化財に「絹本著色宗辨像」が登録されました

    • [2026年5月29日]
    • ID:23666

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    「絹本著色宗辨像」が京都府暫定登録文化財に

    酬恩庵に所在する「絹本著色宗辨像」が、令和8年3月23日付けで京都府暫定登録文化財に登録されました。

    絹本著色宗辨像(けんぽんちゃくしょくそうべんぞう)〈応仁二年の一休宗純の賛がある〉 1幅

    所在地

    酬恩庵(京田辺市薪里ノ内)

    時代

    15世紀(室町時代)

    品質形状

    絹本著色、掛幅装

    寸法

    縦88. 9cm 横39. 0cm

    所有者

    宗教法人酬恩庵

    概要

     右手に扇子を持ち畳に坐す剃髪姿の男性は、宗辨(そうべん)という人物です。上部に書かれた賛(さん、注1)や顔の部分は、絹のすり減りや欠失が激しく、後世に補絹や補筆がなされていますが、補修のない部分では制作当初の彩色や筆づかいがみられ、優れた作品であることがうかがえます。

     賛は一休によるもので、応仁2年(1468)の年紀があります。真珠庵文書や『碧山日録(へきざんにちろく)』の記事によれば、宗辨は「松井大進殿」とも呼ばれ、医師であったと考えられ、賛は医師であることをふまえたものとみられます。

     一休が着賛した肖像画であると同時に、医師の肖像画の古い例としても貴重です。


     注1:絵に描かれた人物を讃えるもので、詩文や経文なども含む。自身が描かれた絵に自身で着賛することを自賛という。


    写真

    酬恩庵 絹本著色宗辨像

    拝観

    一般拝観できますが、本作の常設展示はありません。

    参考文献

    ・京田辺市史編さん委員会2025「宗辨像 一休宗純賛」『京田辺市史 資料編 第四巻 建造物・彫刻・絵画』

    ・守屋正彦・田中義恭・伊藤嘉章・加藤寛監修2014『日本美術図解辞典 普及版』東京美術

    お問い合わせ

    京田辺市役所市民部文化・スポーツ振興課

    電話: (文化/文化財保存活用)0774-64-1300(スポーツ)0774-63-1302

    ファックス: 0774-64-1305

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