京都府暫定登録文化財に「紙本著色仏涅槃図 原在中筆」が登録されました
- [2026年5月29日]
- ID:23669
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「紙本著色仏涅槃図 原在中筆」が京都府暫定登録文化財に
酬恩庵に所在する「紙本著色仏涅槃図 原在中筆」が、令和8年3月23日付けで京都府暫定登録文化財に登録されました。
紙本著色仏涅槃図 原在中筆(しほんちゃくしょくぶつねはんず はらざいちゅうひつ) 1幅
所在地
酬恩庵(京田辺市薪里ノ内)
時代
寛政7年(1795)(江戸時代)
品質形状
紙本著色、掛幅装
寸法
縦172. 5cm 横150. 3cm
所有者
宗教法人酬恩庵
概要
画面中央、沙羅双樹(さらそうじゅ)の下には、いままさに涅槃(ねはん、注1)に入らんとする釈迦が横たわります。周りでは弟子や諸菩薩、動物たちが、釈迦との別れを嘆き悲しんでいます。
本作は京都を中心に活躍した画家、原在中(はら ざいちゅう、1750~1837)の作です。寛政7年(1795)12月に制作され、翌年の涅槃会(ねはんえ、注2)にあわせて、酬恩庵(しゅうおんあん)末寺の永源寺に納められましたが、永源寺の廃寺にともない、酬恩庵に移されたと考えられます。
原家と酬恩庵周辺地域とのつながりを示す本作は、毎年3月15日の涅槃会の本尊として、いまも用いられています。
注1:苦しみを脱した悟りの境地で、とくに釈迦の入滅(釈迦がこの世での命を終えること)をいう。
注2:釈迦が入滅した旧暦2月15日に遺徳をしのんで行われる法要で、涅槃図を本尊として掲げる。
写真
酬恩庵 紙本著色仏涅槃図 原在中筆
拝観
一般拝観できます。本作は毎年3月15日の涅槃会で掲げられます。
参考文献
・京田辺市史編さん委員会2025「仏涅槃図 原在中筆」『京田辺市史 資料編 第四巻 建造物・彫刻・絵画』
・守屋正彦・田中義恭・伊藤嘉章・加藤寛監修2014『日本美術図解辞典 普及版』東京美術
お問い合わせ
京田辺市役所市民部文化・スポーツ振興課
電話: (文化/文化財保存活用)0774-64-1300(スポーツ)0774-63-1302
ファックス: 0774-64-1305
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