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あしあと

    国登録有形文化財(建造物)にかかる答申について【伊東家住宅】

    • [2025年12月16日]
    • ID:23109

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    国登録有形文化財(建造物)の答申について

     国の文化審議会は、令和7年11月21日(金曜日)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、本市普賢寺公家谷に所在する伊東家住宅主屋・一ノ蔵・二ノ蔵・三ノ蔵・四ノ蔵・長屋門・露地門及び土塀を新たに登録するよう文部科学大臣に答申しました。

     この結果、官報告示を経て、本市の国登録有形文化財(建造物)件数は1件になります。

    伊東家住宅について

    登録される文化財一覧
    名称種別建築年代登録基準
    伊東家住宅主屋建築物/住宅大正10年/平成11年改修造形の規範となっているもの
    伊東家住宅一ノ蔵建築物/住宅江戸後期国土の歴史的景観に寄与しているもの
    伊東家住宅二ノ蔵建築物/住宅江戸後期/平成22年改修国土の歴史的景観に寄与しているもの
    伊東家住宅三ノ蔵建築物/住宅明治中期国土の歴史的景観に寄与しているもの
    伊東家住宅四ノ蔵建築物/住宅江戸後期/平成4年改修国土の歴史的景観に寄与しているもの
    伊東家住宅長屋門建築物/住宅大正後期国土の歴史的景観に寄与しているもの
    伊東家住宅露地門及び土塀工作物/住宅昭和中期国土の歴史的景観に寄与しているもの

    伊東家について

     伊東家は庄屋を務めた旧家で、当家出身の著名人には南山義塾の創設への関与、海外への緑茶輸出の貢献など多方面で活躍し、新島襄との交流もみられる伊東熊夫や第4代田辺町長である伊東義純(弘一)がいます。  

     住宅は普賢寺公家谷に所在し、主屋を中心に北側に一ノ蔵・二ノ蔵・三ノ蔵、南東に四ノ蔵、南の敷地正面に長屋門、露地庭の西片に露地門及び土塀を配置しています。 

     主屋は江戸後期に建築されたとみられる前身建物が、大正10年に部材を再利用して改築されています。屋敷の平面形に山城地域の大規模な近世民家にみられる特徴を残していますが、大正期らしい洗練された意匠で整えられ、家格をよく反映した造りとなっています。

     現在、主屋・二ノ蔵・四ノ蔵は宿泊施設として活用されており、宿泊することが可能です。

    主屋

    お問い合わせ

    京田辺市役所市民部文化・スポーツ振興課

    電話: (文化/文化財保存活用)0774-64-1300(スポーツ)0774-63-1302

    ファックス: 0774-64-1305

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