京都府暫定登録文化財に「木造地蔵菩薩立像 宗貞作」が登録されました
- [2024年5月27日]
- ID:20953
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「木造地蔵菩薩立像 宗貞作」が京都府暫定登録文化財に
大徳寺に所在する「木造地蔵菩薩立像 宗貞作」が、令和6年3月29日付けで京都府暫定登録文化財に登録されました。
「木造地蔵菩薩立像 宗貞作」の登録により、市内の同文化財は15件になりました。
木造地蔵菩薩立像 宗貞作
所在地
大徳寺(京田辺市東西神屋)
時代
16世紀末(安土・桃山時代)
構造
本体一木造り、頭部別材製
像高
45. 7cm
所有者
宗教法人大徳寺
概要
本像は、本体と台座に墨で書かれた文字から、大和(現在の奈良県)で活躍した仏師である宗貞(そうてい)による作と考えられます。
堅実な作風で、頬の膨らんだ顔つきは東大寺指月堂の釈迦如来像を製作した善円(ぜんえん)の作品から影響を受けたものとみられます。
宗貞の作風を考える上で興味深い、貴重な文化財です。
写真
拝観料
無料
拝観予約
大徳寺(TEL:0774-62-2463)
※本像の保存修理のため、拝観は令和6年10月以降となります。
お問い合わせ
京田辺市役所市民部文化・スポーツ振興課
電話: (文化/文化財保存活用)0774-64-1300(スポーツ)0774-63-1302
ファックス: 0774-64-1305
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