健康コラム(20-2)睡眠と生活習慣
- [2024年8月20日]
- ID:21311
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良い睡眠のための生活習慣
みなさんこんにちは。
ここでは、質の高い睡眠のを得るため、生活習慣を見直すヒントをご紹介します。
1.運動
睡眠の大きな役割の一つとして、体力の回復があります。そのため、日中の身体活動量(運動)は睡眠の質に直接影響します。とはいえ、いきなり過度な運動を行う必要はありません。無理のない程度に軽い運動(ストレッチや体操、ウォーキング)から始めて徐々に運動強度を増やしていきましょう。運動する時間がなかなか確保できない方は、階段移動を増やしたり、通勤・通学など日常生活の歩行距離を延ばしてみましょう。
また、入眠直前に運動すると興奮状態になり寝つきが悪くなりますので、タイミングに気をつけましょう。
2.食事
朝食をしっかり摂りましょう。朝食を摂ることで体内時計が整うため、睡眠の質が高まります。就寝前の夜食は朝食の欠食や体内時計を後退させるため、止めましょう。また、日中に摂取した過剰な塩分は睡眠中に排出されるため、日頃から減塩を心がけることで夜間頻尿が軽減します。
3.リラックス
スムーズに入眠するためにはリラックスし、脳の興奮を静めることが大切です。音楽、ヨガ、瞑想など様々な方法がありますが、自分に合ったリラクゼーション方法を見つけましょう。
ただし、寝ながら音楽を聴くなど、脳へ継続して刺激を与えることは避けましょう。覚醒頻度が増加することで眠りが浅くなります。