田辺高等学校で「デートDV防止啓発事業」を行いました。
- [2024年1月26日]
- ID:20062
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「デートDV防止啓発事業」ステキな恋愛をするために
若い世代を対象に自分も相手も大切にする意識を醸成し、交際相手からの暴力を未然に防ぐために「デートDV防止啓発事業」を行いました。
デートDVとは、恋愛関係にあるパートナー間で起こる暴力のことです。
殴る、蹴るといった身体的な暴力だけでなく、暴言を吐くなど精神的な暴力、性的な行為を強要する性的暴力、借りたお金を返さないなど経済的な暴力があります。
デートDV防止啓発事業
・日時:12月7日(木) 10時50分から11時20分まで
・場所:京都府立田辺高等学校 体育館
・対象:高校2年生
・内容:ステキな恋愛をするために
(1) デートDV防止啓発カード配布
(2) 寸劇 高校生2組による実演
(3) デートDV防止啓発カードのチェックシートを見ながら考える
(4) さまざまな暴力・デートDVのサイクルについて
(5) まとめ、相談窓口案内
(6) アンケート(教室にて)
高校生2組に交際の具体例を実演してもらいました
1つめは、「うやむやにせず、本音で話し合おう」がテーマ。
交際している女の子の言うことに、本音が言えなくて従ってしまう男の子。
我慢せずに本音で話し合える関係作りが大切であるということを考えました。
2つめは、「そのこだわりは必要?本当に大切なことは…」がテーマ。
相手を束縛してしんどい思いをさせていないか、束縛されることを我慢する必要があるのかということを考えました。
デートDV防止啓発カードのチェックシートを見ながら考えました
(1)暴力を受けていませんか?
(2)暴力的な態度をとっていませんか?
お互いが対等な関係を作っていく
暴力の種類について、心への暴力、体への暴力、経済的な暴力、性的な暴力があることや、デートDVのサイクルなどを知ってもらいました。
また、自分や友だちがデートDVの被害にあっていた場合、相談窓口があること、名前は言わなくていいこと、秘密は守られることを周知し、素敵な恋愛をするために学んでいただく機会となりました。
アンケートでは、「今回デートDVについて初めて知った。」「デートDVは一応知ってたけど、詳しく知れてよかった。」「デートDVを受けないようにするために、嫌われることが怖いと思うけど、自分の意見を言うことが大切だと思った。」「寸劇がおもしろかった。自分が(デートDVを)する側、される側になることが分かったので気をつけようと思った。」「男である自分もDVを受けるということは、考えたことがなかった。」「相談するところが多いことが分かった。」「心の声が言える相手と付き合いたい。」などの感想がありました。
相談先を記載した「デートDV防止啓発カード」を配架しています
中央公民館、北部住民センター、中部住民センター、南部まちづくりセンター、三山木福祉会館、中央図書館、田辺中央体育館、田辺公園プール
お問い合わせ
京田辺市役所市民部人権啓発推進課
電話: (人権啓発)0774-64-1336、0774-62-4343(男女共同参画)0774-64-1336
ファックス: 0774-64-1305
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