同志社女子大学で「デートDV防止啓発事業」を行いました
- [2023年3月13日]
- ID:18928
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「デートDV防止啓発事業」ステキな恋愛をするために
同志社女子大学社会システム学科の授業「女性と社会保障」と共同で、人間関係において自分も相手も大切にする意識を醸成し、交際相手からの暴力防止につなげるために、特別講義「ステキな恋愛をするために」を行いました。
デートDVとは、恋愛関係にあるパートナー間で起こる暴力のことです。
殴る、蹴るといった身体的な暴力だけでなく、暴言を吐くなど精神的な暴力、性的な行為を強要する性的暴力、借りたお金を返さないなど経済的な暴力、スマホをチェックする・交友関係を監視、制限する社会的な暴力があります。
デートDV防止啓発事業内容
1 日時:12月13日(火) 13時15分から14時15分まで
2 場所:同志社女子大学
3 対象:現代社会学部 社会システム学科 2~4回生 97人
4 講師:女性交流支援ルーム所長
5 内容
(1) デートDV防止啓発カード配布
(2) 京田辺市男女共同参画取組の一部説明 (女性交流支援ルーム事業、女性に対する暴力をなくす運動、デートDV防止のための教育・啓発事業)
(3) デートDVって知っていますか?(問いかけ、説明)
(4) カードのチェックシートをみながら
・暴力を受けていませんか?
・暴力的な態度をとっていませんか?
(5) 暴力の種類・デートDVのサイクル
(6) 相談窓口案内
(7) アンケート記入
講義の様子
お互いが対等な関係を作っていく
暴力の種類について、心への暴力、体への暴力、経済的な暴力、性的な暴力があることや、デートDVのサイクルなどを知ってもらいました。
また、自分や友たちがデートDV被害にあっていた場合、相談窓口があること、名前は言わなくていいこと、秘密は守られることを周知し、素敵な恋愛をするために学んでいただく機会となりました。
アンケート結果
◇「デートDVを防止していくための取り組みや啓発事業について」の設問に対し、講演会の開催、ポスターやチラシを貼る、大学でのアンケート調査の実施、相談や啓発にSNSを利用する、などさまざまなアイデアを出していただきました。
◇感想や意見の一部を紹介します。
・デートDVが具体的に何なのか、カードをもらいわかりやすかった。デートDVを受けていなくてもする側になる可能性もあることをよく理解できた。様々な取り組みがあることを学べてよかった。
・電話だけではなく、メールやSNSを活用して、相談できる仕組みがあることを初めて知り、とっても相談しやすいと思った。
・デートDV防止啓発事業について分かりました。またデートDVのサイクルやなぜ起こるのかという基本から学べました。
・「デートDV」という言葉を耳にしたことはありましたが、具体的にどのような暴力があるのかは初めて知りました。殴る蹴るなどだけが「暴力」でない!スマホを勝手にチェックされたり、彼氏第一優先にさせられたりすることはよくあることだと思い込んでいました。嫌なことは嫌と言えて、互いに対等な関係を築くことが恋愛においてとても重要なことだと思いました。もしも(被害にあった)の時の対処法や相談先を知ることができました。
相談先を記載した「デートDV防止啓発カード」を配架しています
中央公民館、北部住民センター、中部住民センター、三山木福祉会館、南部まちづくりセンター、中央図書館、田辺中央体育館、田辺公園プール
お問い合わせ
京田辺市役所市民部人権啓発推進課
電話: (人権啓発)0774-64-1336、0774-62-4343(男女共同参画)0774-64-1336
ファックス: 0774-64-1305
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