同志社女子大学で「デートDV防止啓発事業」を行いました
- [2024年3月19日]
- ID:20387
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「デートDV防止啓発事業」ステキな恋愛をするために
同志社女子大学社会システム学科の「女性と社会保障」の授業で『ステキな恋愛をするために~人間関係において自分も相手も大切にして、交際相手からの暴力を防ぐ~』の講義を行いました。
デートDVとは、恋愛関係にあるパートナー間で起こる暴力のことです。
殴る、蹴るといった身体的な暴力だけでなく、暴言を吐くなど精神的な暴力、性的な行為を強要する性的暴力、借りたお金を返さないなど経済的な暴力、スマホをチェックする・交友関係を監視、制限する社会的な暴力があります。
デートDV防止啓発事業内容
1 日時:1月9日(火) 13時15分から14時15分まで
2 場所:同志社女子大学
3 対象:現代社会学部 社会システム学科 2~4回生 139人 (録画ビデオ視聴者含む)
4 講師:女性交流支援ルーム所長
5 内容
(1) デートDV防止啓発カード配布
(2) 京田辺市男女共同参画取組の一部説明 (女性交流支援ルーム事業、女性に対する暴力をなくす運動、デートDV防止のための教育・啓発事業)
(3) デートDVって知っていますか?(問いかけ、説明)
(4) カードのチェックシートをみながら
・暴力を受けていませんか?
・暴力的な態度をとっていませんか?
(5) 暴力の種類・デートDVのサイクル
(6) 相談窓口案内
(7) アンケート記入
講義の様子
お互いが対等な関係を作っていく
暴力の種類について、心への暴力、体への暴力、経済的な暴力、性的な暴力があることや、デートDVのサイクルなどを知ってもらいました。
また、自分や友たちがデートDV被害にあっていた場合、相談窓口があること、名前は言わなくていいこと、秘密は守られることを周知し、素敵な恋愛をするために学んでいただく機会となりました。
アンケート結果
◇「デートDVを防止していくための取り組みや啓発事業について」の設問に対し、相談や啓発にSNSを利用する、相談機関の周知、講演会の開催、ポスターやチラシを貼る、大学でのアンケート調査の実施という順に多く回答をいただきました。
◇感想や意見の一部を紹介します。
・デートDVについて、お互いの立場が対等であることの重要性を学びました。自分が少しでも嫌だという感情を持ったら、まず周りに相談してみること、そして狭い価値観にとらわれすぎないことが大切だと思いました。
・デートDVの被害者は主に女性であるが、男性にも被害者がいることを改めて知った。DVを受けている人は、それがDVであることに気がついていない可能性やどこに相談したらいいのか分からない場合もあると思われるので、周知啓発事業を積極的に行っていくべきであると考えた。
・デートDVは初めて付き合った時や恋人のことを周りと共有しない人は気がつかないこともあるのではないかと思いました。「好き」という気持ちが利用されたりせず、気持ちの良い関係性を築きあげれるといいなと思いました。
・監視・制限・スマホチェックは「デートDV」というほどのことではないと考えていた(周りにもよくある話なので)が、嫌だと伝える理由ができたことに安心した。(スマホのチェックもデートDVと言える)
・デートDVの相談場所があることを初めて知りました。相談するところがあるということを子供のころから知っておくことで、被害を最小限になると思い、講演会などの場があると有難いなと思いました。
相談先を記載した「デートDV防止啓発カード」を配架しています
中央公民館、北部住民センター、中部住民センター、三山木福祉会館、南部まちづくりセンター、中央図書館、田辺中央体育館、田辺公園プール
お問い合わせ
京田辺市役所市民部人権啓発推進課
電話: (人権啓発)0774-64-1336、0774-62-4343(男女共同参画)0774-64-1336
ファックス: 0774-64-1305
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