令和6年度 MR(麻しん風しん混合ワクチン)予防接種費用助成事業について
- [2024年4月6日]
- ID:18980
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おとなの風しん予防接種費用を一部助成します
平成30年から令和元年にかけて、全国的に風しんの流行を認めました。
風しんに感染すると約2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。また発疹の出る前後1週間は人に感染させる可能性があります。
妊娠20週までの女性が風しんに感染すると、胎児にも感染し、赤ちゃんが難聴や心疾患、白内障や緑内障などを特徴とする先天性風疹症候群をもって生まれてくる可能性が高くなります。
京田辺市では、風しんの流行を防ぎ、先天性風疹症候群の発生を防ぐため、成人風しん予防接種費用助成事業を行っています。
なお、平成25年12月から平成26年2月にかけて、京都府南部地域において、麻しんの流行がみられたことから、麻しんの抗体を維持するためにも、使用するワクチンについては麻しん風しん混合(MR)ワクチンをお勧めします。
<接種にあたっての注意点>
女性の場合は、接種前1か月および接種後2か月は避妊する必要があります。
<MR1期・2期の定期接種対象者で未接種の方は予防接種を受けましょう。>
MR1期:生後12か月~24か月に至るまで(2歳の誕生日の前日まで)
MR2期:小学校就学前1年間の幼児
※ 詳しくは、子育て支援課までお問い合わせください。 電話 64-1377(直通)
<風しん抗体検査を希望される方へ>
京都府では、平成26年4月1日から府保健所および医療機関において、無料で風しん抗体検査を行っています。
風しん抗体検査の無料実施について/京都府ホームページ(別ウインドウで開く)

対象者
接種日に京田辺市に住民票を有し、下記の(1)または(2)に該当する方
(1)18歳から49歳(昭和50年4月2日~平成19年4月1日生)までの男女で、下記のいずれかに該当する方
・ 抗体検査等により、風しん抗体価の低い方
・ 風しんにかかったことがない方のうち、風しん(風しんワクチン・麻しん風しん混合(MR)ワクチン、MMR)の予防接種を受けたことがないか接種歴が1回である方 (予防接種の接種歴は、ご自身の母子手帳で確認してください。)
(2)妊娠をしている抗体価の低い女性の同居者で、抗体価の低い方
※ただし女性は、(1)(2)とも、接種時に妊娠していない方に限る。

助成額
原則、麻しん風しん混合(MR)ワクチン予防接種費用の自己負担額の2/3(上限7,000円)。ただし、100円未満の端数が生じた場合は切り捨てるものとします。
* 助成は、1人1回に限る。
* 予防接種の料金は、医療機関により異なります。
◆次の各号に該当する方は、自己負担額の全額を助成します。窓口で助成申請をされる際にお申し出ください。お申し出の際、課税状況等を調査するための承諾書をご提出いただきます。
(1)市民税非課税世帯の方(世帯全員が非課税の場合のみ)
(2)生活保護世帯の方
(3)中国残留邦人等支援給付金受給世帯の方

助成接種期間
令和6年4月1日~令和7年3月31日

申請受付期間
令和7年3月31日まで

助成方法
医療機関で全額支払いの後、健康推進課窓口で償還払いの手続きをしていただきます。
窓口で申請する場合
(1)領収書(原本)・・・明細書または予防接種を受けた方のお名前・医療機関名・接種金額があるもの
(2)接種したことが証明できる書類(写し)・・・接種済証・予診票控え・母子手帳等で、ワクチン名やロット番号等の記載があるもの
(3)通帳またはキャッシュカード(写し)・・・口座名義、金融機関名、支店名(支店番号)及び口座番号が確認できるもの
(4)風しん抗体検査結果書類(写し) ※抗体価が低い方
(5)抗体価の低い妊婦の同居者の場合 ※上記対象者(2)に該当する場合のみ
・ 妊婦および同居者の抗体価が低いという結果がわかるもの(抗体価検査の結果等)
・ 母子手帳と同居者の運転免許証または住所記載のある健康保険証。その他同居の状況のわかる郵便物(同居者宛のもの)等
郵送で申請する場合
京田辺市予防接種費助成申請書、京田辺市予防接種費助成金請求書をダウンロードしていただけます。必要事項を記入し、上記(窓口で申請する場合の)添付書類を添えて、健康推進課宛に郵送してください。
<注意点>
領収書の原本がない場合は、接種費用のお支払いはできませんのでご了承ください。
窓口での現金のお渡しはできませんのでご了承ください。
領収書原本の返却をご希望される場合は、その旨お伝えください。
京田辺市予防接種費助成申請書
京田辺市予防接種費助成金請求書

予防接種の効果
弱毒化したウイルスを培養させ、凍結乾燥した生ワクチンです。
予防接種を受けると、95%以上が免疫を獲得することができます。体内に免疫ができると、風しんにかかることを防ぐことができます。
予防接種を受けることによって、体内に免疫ができると、成人女性なら妊娠中に風しんにかかることを予防し、または妊婦以外の方が妊婦に風しんをうつすことを予防できます。

副反応について
○麻しん風しん混合ワクチンの主な副反応
主な副反応は、発疹、紅斑、かゆみ、発熱、リンパ節の腫れ、または関節痛などです。成人女性に接種した場合、子どもに比べて関節痛を訴える頻度が高いと言われています。
また、稀に生じる重大な副反応は、ショック、アナフィラキシー、急性血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎、脳炎・脳症が報告されています。
○風しんワクチンの主な副反応
主な副反応は、発疹、紅斑、発熱、リンパ節の腫脹、関節痛などです。
稀に生じる重大な副反応は、ショック、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病が報告されています。

接種に当たっての注意事項
予防接種の実施においては、体調の良い日に行うことが原則です。ご不明な点がある場合は、かかりつけ医等に相談の上、接種するか否かを決めてください。
また、以下の場合には予防接種を受けることができません。
(1) 明らかに発熱(通常37.5℃以上をいいます)がある場合
(2) 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな場合
(3) この予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシー(全身性のアレルギー反応)を起こしたことがある場合
(4) 妊娠していることが明らかな者
(5) その他、医師が不適当な状態と判断した場合

健康被害による救済措置
本事業は任意接種のため、健康被害を受けた場合は独立行政法人医薬品医療機器総合機構法による救済制度の対象となります。

風しんの第5期定期接種および風しんについての詳しい情報
風しんの抗体検査および風しんの第5期定期接種についてはこちらをご覧ください。
風しんについて詳しくは、「風しんについて」(厚生労働省ホームページ) (別ウインドウで開く)をご覧ください。