蚊にご用心。蚊媒介感染症について
- [2023年9月12日]
- ID:11118
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蚊媒介感染症とは
蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊に刺されることにより起こる感染症のことです。
主な蚊媒介感染症には、デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱、マラリアなどがあります。
これらの感染症は主に熱帯、亜熱帯地域で流行しています。
蚊に刺されないようにしましょう
本年はこれまでに熱帯、亜熱帯地域において、デング熱の大規模な流行が報告されています。今後、海外渡航者の輸入症例等が増加する可能性が考えられる状況です。
ジカ熱やデング熱に感染しても全ての人に症状がでるわけではありませんが、発熱や関節の痛み、発疹がでるといった症状が1週間ほど出ます。また、ジカ熱は妊婦が感染すると小頭症などの先天性障害をもった子供が生まれたり、デング熱では出血を伴うデング出血熱となり重症化することがあります。
感染予防のために、やぶなどの蚊がいそうな場所に行くときは、肌を露出せず、虫除けスプレーを使用するなど、蚊に刺されないよう注意しましょう。