ヒトパピローマウイルス感染症予防接種(HPVワクチン)について
- [2025年4月1日]
- ID:5112
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HPVワクチンについて

HPVワクチンの積極的勧奨再開について
ヒトパピローマウイルス感染症予防接種【HPV(子宮頸がん予防)ワクチン接種】は、平成25(2013)年~令和3(2021)年の間、厚生労働省通知に基づき、接種の対象者またはその保護者へのHPVワクチンの積極的な接種勧奨を差し控えてきましたが、令和3(2021)年11月26日付で同通知が廃止されたことに伴い、本市においても個別勧奨を再開することとなりました。

HPVワクチンキャッチアップ経過措置について
HPVワクチンキャッチアップ接種として、定期接種の対象年齢の間に積極的勧奨が差し控えられていたことにより接種の機会を逃した方へ、令和4(2022)年4月1日から令和7(2025)年3月31日までの3年間、公費(無料)による接種機会を提供していましたが、令和6(2024)年夏以降の需要の大幅な増加に伴う限定出荷の状況等を踏まえ、キャッチアップ接種期間中に1回以上接種している方について、期間終了後も公費(無料)で3回の接種を完了できるよう、経過措置を設けることとなりました。

接種券(済証)等の個別送付について
定期接種およびキャッチアップ接種対象者のうち、令和3(2021)年度までにHPVワクチンを一度も接種していない方および接種券(済証)交付歴のない方へ、令和4(2022)年度に接種券(済証)等の必要書類の個別送付を行いました。
また、令和5(2023)年度以降は、標準的な接種年齢である中学1年の方へ、接種券(済証)等の必要書類を個別に送付しています。送付時期については、下記の表をご覧ください。
年齢 | 送付時期 |
---|---|
中学1年(平成24(2012)年4月2日~平成25(2013)年4月1日生まれの方) | 令和7(2025)年5月送付予定 |
中学2年(平成23(2011)年4月2日~平成24(2012)年4月1日生まれの方) | 令和6(2024)年5月送付済み |
中学3年(平成22(2010)年4月2日~平成23(2011)年4月1日生まれの方) | 令和5(2023)年5月送付済み |
高校1年相当(平成21(2009)年4月2日~平成22(2010)年4月1日生まれの方) | 令和4(2022)年4月送付済み |
※転入された方、小学6年生で接種を希望される方、接種券(済証)等を紛失された方は、市役所健康推進課(電話番号:0774-64-1335)まで申し出てください。
※京田辺市から転出された方は、京田辺市の接種券(済証)および予診票は使用できません。

HPVワクチンの接種について

対象者

定期接種対象者
標準的な接種年齢 : 中学1年生の女子
接種対象者 : 接種時に京田辺市に住民登録がある平成21(2009)年4月2日~平成26(2014)年4月1日生まれ(小学校6年生から高校1年生相当年)の女子

キャッチアップ接種経過措置対象者

接種期間

定期接種
16歳となる日の属する年度の末日まで
※高校1年生相当の方は、接種期間が令和8(2026)年3月31日までです。通常全3回の接種の完了までには約6か月かかります。年度内に接種を完了するには1回目接種を令和7(2025)年9月30日までに開始してください。ただし、やむを得ない事情がある場合、より短い期間で接種することも可能です。下記の接種回数と接種間隔を確認し、接種医療機関の医師と相談のうえ接種してください。
※ワクチンの有効性は概ね16歳以下の接種で最も高いとされています。

キャッチアップ接種経過措置
※キャッチアップ接種経過措置の対象者は、残りの回数分を接種できる期間が令和8(2026)年3月31日までです。ただし、HPVワクチンは初回接種から1年以内に3回の接種を完了することが望ましいとされているため、下記の接種回数と接種間隔を確認し、可能な限り速やかに接種を完了させてください。

接種費用
全額公費負担(自己負担無し)
※キャッチアップ接種経過措置対象者については、令和7(2025)年4月1日~令和8(2026)年3月31日まで、定期接種対象者については16歳となる日の属する年度の末日までであれば、合計3回の接種を完了したかを問わず、それまでに行った接種は公費(無料)による接種となります。

接種方法
(1)実施医療機関にお問合せのうえ、予約をしてください。
※予約時および接種当日に接種履歴(ワクチンの種類、過去に接種されているか)を確認しますので、お手元に接種履歴のわかるものを必ずご準備ください。
※接種前に厚生労働省作成のリーフレットや、市役所からお送りするご案内をよくお読みいただき、ワクチンの効果とリスク等について十分にご理解いただいた上で、接種についてご判断いただきますようお願いいたします。
※京田辺市以外の医療機関をご希望の場合は、健康推進課まで事前にお問い合わせください。医療機関によっては、窓口で全額支払い後、市より償還払いとなる場合があります。
(2)母子健康手帳と接種券(済証)、記入済みの予診票、保険証等本人確認書類をお持ちの上、受診してください。
※ 接種券(済証)および予診票は対象者となる方へ個別送付しています。詳しくは、ページ上部の「接種券(済証)等の個別送付について」をご確認ください。
※ 接種医療機関が認める場合のみ、13歳~15歳の方は保護者の同伴なしで受けることができます。その場合は、専用の予診票と同意書が必要になりますので、事前に市へ申し出てください。接種の際には、予診票の同意欄および同意書の2カ所に保護者自署があることが必須です。

接種回数と接種間隔
下記のワクチンのうち、いずれかを選択し2回もしくは3回接種します。接種間隔については下図および下記PDFファイルにてご確認ください。
・サーバリックス:HPVの16、18型の感染を防ぐ2価HPVワクチン
・ガーダシル:HPVの6、11、16、18型の感染を防ぐ4価ワクチン
・シルガード9:HPVの6、11、16、18、31、33、45、52、58型の感染を防ぐ9価ワクチン

※ いずれも子宮頸がんに関与している 16、18型を含むワクチンです。
※ 接種方法は筋肉注射ですが、ワクチンの種類によって接種間隔が異なります。医療機関によって使用されるワクチンが異なりますので、詳しくは医療機関にお尋ねください。
※シルガード9(9価ワクチン)について詳しくは、こちらのページ(別ウインドウで開く)(別ウインドウで開く)をご覧ください。
HPVワクチン接種スケジュール

HPVワクチン接種に関する情報について
厚生労働省作成のHPVワクチンについてのリーフレットが、新しくなりました。
接種を受ける前に必ず、お送りするリーフレットをお読みになり、ワクチンの効果・リスクについてご理解ください。
厚生労働省ホームページでは、そのほかHPVワクチンに関する情報がご覧いただけます。

感染症・予防接種相談窓口 (厚生労働省)
HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談にお答えします。
【電話番号】 050-3818-2242
【受付時間】 月~金曜日 午前9時~午後5時(土日祝日、年末年始を除く)