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あしあと

    1.たばこの種類について

    • [2021年8月10日]
    • ID:15299

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    たばこの種類について

      たばこにはさまざまな形態があり、世界の各地で用いられています。火をつけるつけないにかかわらず、ニコチンおよび発がん性物質に曝露(有害物質や病原菌などにさらされること)されるという点で、すべてのたばこには健康影響の懸念があります。

     従来の、白いフィルターのついたたばこ製品は、紙巻たばこ・シガレットといわれる種類のものです。そのほかにも、たばこにはさまざまな形態があり、世界の各地で用いられています。


    紙巻たばこ・シガレット

     細かく刻んだたばこ葉を紙で細長く巻き上げたもの。国内のたばこ販売量に占める製品のほとんどは,この紙巻たばこが占める。

    葉巻・シガー

     乾燥・加工したたばこ葉を巻いたもの。大きさ(長さや太さ)が多様。

    加熱式たばこ

     新型たばこのひとつで、たばこ葉やその加工品を燃焼させずに加熱し、エアロゾル(霧状)化したニコチンと加熱によって発生した化学物質を吸入するもの。

     喫煙者本人および周囲への健康影響や臭いなどが従来の紙巻たばこより少ないという期待から使い始める人が多くいるが、実際に紙巻きたばこに比べて健康影響が少ないかどうかは、まだ明らかになっていない。

    電子たばこ

     香料などを含む溶液を電気的に加熱し、発生させたエアロゾル(蒸気)を吸入する製品。日本ではニコチンを含むものは現在販売されていないが、諸外国ではニコチンを含むものが流通している。

     なお、ニコチンの有無にかかわらず、電子たばこによっては、健康に影響を及ぼす可能性のあるホルムアルデヒド、アセトアルデヒドといった発がん性物質などを発生するものがあると報告されているため、使用者本人にも周囲にも健康影響が生じうると考えられる。


    水パイプたばこ

     たばこの煙を水にくぐらせて吸うもの。装飾的な器具を用い、まわしのみなどをする。

    パイプ・キセル

     乾燥させて刻んだたばこ葉を詰め、火をつけて吸うもの。

    手巻たばこ

     刻んだたばこ葉を喫煙者が自身の手で紙に巻いて、紙巻たばこのように喫煙するもの。


    無煙たばこ

     加熱や燃焼させることなく使用できるたばこ。加工し乾燥または湿らせたたばこ葉を詰めた小袋(スヌース)を歯茎の裏などに置いたり、粉末を吸ったりして用いる「嗅ぎたばこ」、植物の実にたばこ葉や石灰などを混ぜたものや、たばこ葉を練りこんだガムを噛んで用いる「噛みたばこ」などがある。


     上記のように一口に「たばこ」と言ってもさまざまな形態のものがあります。ただし、どれもたばこ葉が材料であるため、有害物質であるニコチンは含まれます。それだけでなく乾燥・加工の過程でニコチンの副生成物などが混ざり、また状況によっては耕作時の農薬などが残っている可能性があり、火をつけるつけないにかかわらず、ニコチンおよび発がん性物質に曝露されるという点で、すべてのたばこには健康影響の懸念があるのです。

     また、たばこの煙にはタールなどの発がん性物質が含まれているため、がんのリスクがありますが、吸い込む深さなどから、がんのできやすい部位は異なります。葉巻やパイプでは深く吸えないので、肺より口や鼻・のどでがんのリスクが高まりますし、唇や舌のがんもリスクが高まります。また水パイプたばこのまわしのみではウイルス感染などの別のリスクもあります。


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