『個性キラリ☆自分流』第9回~児童デイサービス事業所で責任者として活躍する女性~ 児童デイサービス・ちいろば管理者 西川しのぶさん「一人ひとりに合った支援を」
- [2013年5月1日]
- ID:5264
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
西川しのぶさん(児童デイサービス・ちいろば管理者) 「一人ひとりに合った支援を」
趣味は、音楽鑑賞・観劇・スポーツ観戦
にしかわ
西 川 しのぶ さん
現在、児童デイサービス・ちいろば管理者
趣味は、音楽鑑賞・観劇・スポーツ観戦
父が音楽やお芝居が好きで、幼い頃、よく外国からの合唱団コンサートや俳優座のお芝居を観に連れて行ってもらった影響で、自分も好きになりました。
スポーツはプロ野球を子どもと一緒に観に行きます。それから、バスケットボールを観るのも好きです。これも子どもの影響ですね。
観るばかりで、自分ですることは…なかなか時間がなくて、できないですね。
管理者としての仕事
元々、長尾にあった介護支援スロープへ勤めていたのですが、京田辺市から通われている方も多く、5年程前に京田辺市へ移転しました。そのうち、通われる方の中で自閉症の子どもが増えて、デイサービスを要望される声が多くなり、その方たちに何かできないかということで、デイサービス・ちいろばを始めました。
ちいろばは、女性が主体となって児童デイサービスを行う事業所です。そこで、管理者として子どもに個別支援計画を立てたり、職員配置などの運営管理をするのが私の仕事です。
一人ひとりに合った支援を
現在、ちいろばには、発達が気になる学齢期の児童が、放課後や休日に来所しています。そこで、個々に能力も興味も違う子ども一人ひとりに合わせた個別支援計画を立てることが、一番大きな仕事です。
ここへ通う子どもは、自分で何をしたいのか決められなかったり、自分の気持ちを伝えられないことが多く、将来対人関係で苦労することが予想されます。ですから、ワークや音楽遊びなどの活動を通して、自分で何をするか決める力を養ったり、しんどさや思いを伝える方法を学んでもらえるよう、工夫しながら日々のプログラムを立てています。
みんなが行きたくなる場所であるように
正直に言って、運営はかなり大変です。採算が取れず、介護支援スロープで働いて運営を支えているのが現状です。でも、子どもと一緒に遊ぶことは楽しいですし、子どもができなかったことができるようになる、その成長を発見したときは、発達を支えている喜びに、大変さも忘れてしまいますね。
ちいろばへ通う子どもにとって、安心して楽しく遊べる、居心地の良い場所づくりを心掛けています。
幼少期の支援が大切
ちいろばは、まだ始まったばかりです。今の支援内容をより一層充実させていきたいですね。
また、子どもを取り巻く周囲の方への支援もとても大事です。そちらの方にも力を入れていきたいです。
それから、幼少期の支援がとても大切ですから、将来的にはもっと小さい子どもへの支援へと広げていけると良いですね。
インタビューを通じて…
お問い合わせ
京田辺市役所市民部人権啓発推進課
電話: (人権啓発)0774-64-1336、0774-62-4343(男女共同参画)0774-64-1336
ファックス: 0774-64-1305
電話番号のかけ間違いにご注意ください!