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あしあと

    『個性キラリ☆自分流』第2回~保育士として活躍する男性~ みみづく保育園 北川寛信さん「考えられる子になってほしい」

    • [2012年1月1日]
    • ID:3706

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    北川寛信さん(みみづく保育園保育士) 「考えられる子になってほしい」

    趣味は、カメラ・スノーボード・サイクリング・ギター

    写真

    きたがわ ひろのぶ
    北 川  寛 信 さん

    現在、みみづく保育園保育士
    趣味は、カメラ・スノーボード・サイクリング・ギター

     カメラは、保育士になるまでは、風景ばかりを撮っていました。保育士になってからは、仕事で保育園での子どもの様子をよく撮るようになりました。その写真をお誕生日カードでも活用しています。人物撮影はおもしろいですが、むずかしいですね。特に赤ちゃんはコンディションによります。

     体を動かすことも好きで、特にスノーボード、サイクリングを楽しみます。スノーボードは、滋賀県、岐阜県や長野県まで行きます。

     ギターは、高校生のときから始めました。アコースティックギターで、学生の頃は友達と二人で路上ライブをしたりしました。保育園でも、ギターで伴奏し、子どもと歌を歌ったりしています。

    保育士になろうと思ったきっかけ

     自宅近くにみみづく保育園があり、小さい頃から保育園が身近でした。大学卒業後、初めは、アルバイトとして勤務しましたが、できることが限られるので、保育士の資格を取ろうと決心しました。

     資格が取れる京都府内の短大を探すと男性の入れる学校は2校だけでした。実習に行っても男性の受け入れは初めてで、男性の更衣室はなく、倉庫で着替えたりもしました。短大で保育士になるための勉強をしていたのは、男女ほぼ同じ人数でしたが、実際、保育士になっているのは、女性に比べ男性は少ないです。

    嬉しくて、初泣

     現在は、4歳児クラスの担任をしています。

     4月当初、鉄棒で前回りのできなかった子ども達が次々とできるようになり、夏にはできない子が3人になりました。でも、できるようになった子が「頑張れー」と応援で後押ししてくれる中、何回も何回も練習し、ついに全員前回りができるようになったときは、嬉しくて、子どもの前で初めて泣いてしまいました。

     鉄棒に触るのも嫌な子だったのに、怖い気持ちに勝ったことが嬉しいですね。

    数少ない男性保育士ですが…

     まだまだ数少ない男性の保育士ですが、保育園では気兼ねなく意見を言い、のびのびとさせてもらっています。「母性」、「父性」という言葉がありますが、女性の保育士と男性の保育士では考え方が違うなと感じるときがあります。互いの意見を持ち寄り、より良い保育につながれば…と思います。

     保護者からは、お陰様で、「男性の先生も居た方がいい」と声を掛けてもらっています。

     お父さんにも、お子さんの送迎や行事で保育園にもっと来て欲しいですね。保護者には、その日のお子さんの様子をできる限り報告するようにしていますが、お父さんとも仲良くなり、もっとお子さんのことをお話できたらいいなと思います。

    笑顔で、そして、一緒に目一杯遊ぶ

     心掛けていることは、子どもの前ではいつも笑顔でいることです。子どもと一緒だと自然と笑ってしまうのですが…(笑)。そして、子どもと一緒に目一杯遊ぶことです。

    考えられる子になってほしい

     これからは、もっと幼児体育遊び(しっぽ取り・氷鬼など)を充実させたいですね。

     現在、日本幼児体育学会の指導員としても、日々保育を通し、体育遊びの大切さを実感しています。体を動かしながら友達とぶつからないように気を付けたり、みんなでルールを作ったり…たかが遊び、されど遊びです。この遊びには、生活の中で大切なことが全て詰まっています。一緒に遊んでいて「よく考えたな」と感心することがあります。遊びを通して「考えられる子」になってほしいです。

    インタビューを通じて…

     北川さんを見つめる嬉しそうな子ども達のまなざし。満面の笑みの北川さん。保育士として、兄のような存在としての大きな愛情が伝わってきました。

    お問い合わせ

    京田辺市役所市民部人権啓発推進課

    電話: (人権啓発)0774-64-1336、0774-62-4343(男女共同参画)0774-64-1336

    ファックス: 0774-64-1305

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