「防炎品」ってなぁに?
- [2024年7月4日]
- ID:18395
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防炎品は、2種類ある?
防炎品の性能と効果について詳しく見てみよう!!
防炎品とは?
防炎品は、燃えやすい布製品などを着火しにくく、また、着火したとしても自己消火性により燃え広がりにくく加工したものです。
防炎品を使用することで、火災の発生や拡大を未然に防止することができます。
防炎品は2種類ある!?
○「防炎物品」と「防炎製品」
防炎物品
消防法に定められた防炎性能基準の条件を満たしたカーテン、じゅうたん、どん帳などを「防炎物品」といい、「防炎」と表示されています。
また、ホテル、病院、飲食店などの不特定多数の者が出入りする建築物、高層建築物、地下街で使用されるカーテン、じゅうたん、どん帳などは、防炎物品であることが義務付けられています。
防炎製品
消防法に基づく防炎物品以外のもので、寝具類、衣服類などの防炎性能基準などを「防炎製品認定委員会」において認定したものを「防炎製品」といい、「防炎製品」の表示が貼付されています。
防炎品ラベル
防炎品の効果は?
住宅火災の多くは、ストーブやたばこなどの火、調理中のガスコンロの炎などがカーテンや寝具、衣類などに燃え移り発生しています。
防炎品は、小さな火に対して、燃えにくくする処理がされているため容易に燃え上がらず、火源を離すと自己消火により自然に消える機能があります。
防炎品の使用は、火災の発生を予防するほか火災時の避難時間を確保することができます。また、車やバイクのボディカバーで防炎品を使用することは、放火の防止にも効果があります。
みなさんの生活に、「防炎品」を使用してみてはどうでしょうか?
その他
○防炎品についての詳細は、公益財団法人日本防炎協会ホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。