【マイクロプラスチック問題】できることから行いましょう!
- [2022年9月30日]
- ID:18418
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マイクロプラスチックとは
マイクロプラスチックとは、5mm以下の微細なプラスチックごみのことです。
ペットボトルやレジ袋などのプラスチックごみが、太陽光による紫外線、海洋での波の力などの影響で小片化、細分化されることでマイクロプラスチックになります。
また、一部の洗顔料や歯磨き粉のスクラブ剤にはマイクロプラスチック(マイクロビーズ)が使用されていることがあり、排水溝等を通じて流出しているともいわれています。(2021年に環境省が発表した調査結果では、洗い流し製品においてマイクロプラスチックを使用しているものは確認されていません。)
プラスチックは自然のなかで分解されにくいため、マイクロプラスチックは主に海へ蓄積されていきます。
マイクロプラスチックが与える影響
海に蓄積されていくことから、海洋生態系への影響はもちろん、有害な物質を吸着したマイクロプラスチックを魚などが摂取してしまい、それらを人が食べることによって人体にも影響があるのではないかと、近年、懸念されています。
マイクロプラスチックを減らすためにできること
マイクロプラスチックによる環境問題は海洋ごみを中心に取り組みが行われていますが、河川のごみなどもマイクロプラスチックの発生源の一つとなっています。街からでたプラスチックごみなどが風雨によって河川に運ばれたり、ポイ捨てなどによって適切に処理されなかったプラスチックごみの一部が河川を通じて海に到達したりすることで、やがてマイクロプラスチックになると考えられているからです。そのため、海に面していない本市においても、関心を持ち、自分にできることから行いましょう。
プラスチックの使用量を減らす
- 買い物のときにマイバッグを持参して、レジ袋をもらわない。
- マイボトル(水筒など)を使い、ペットボトルやストローの使用を控える。
- スプーンやフォークなどの使い捨てプラスチック製品の使用を控える。
ごみは適切に処分する
- プラスチック容器包装をはじめ、きちんと分別する。
- ルールを守ってごみ置き場に捨てる。
- ポイ捨て(不法投棄)は絶対にしない。