【ごみ減量大作戦】食品ロスを減らしましょう!
- [2024年10月1日]
- ID:15161
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食品ロス問題について
日本では、年間約2,200万トンもの食品廃棄物等が排出されています。このうち、本来食べられるにも関わらず捨てられた「食品ロス」は、年間470万トンと推計されています。(農林水産省、環境省:2022年度推計)
これは、国連世界食糧計画(WFP)による食料援助量(2022年、約480万トン)のほぼ同等に相当する量であり、国民一人当たりでは、毎日、お茶碗一杯分のごはんを捨てている計算になります。日本の食料自給率は38%(2022年度:カロリーベース)となっており、大半を輸入に頼っていますが、その一方で食べられる食料を大量に廃棄している現実があります。
京田辺市における食品ロス
平成30年度に実施したごみ組成調査では、食べ残しや過剰除去・残渣、手付かずの食料品といった「食品ロス」が、燃やすごみ全体の約19%も占めていました。
手付かずの食料品
出典:「平成30年度京田辺市ごみ組成調査報告書」
食品ロスを減らすためにできること
食品ロスのおよそ半分は家庭から排出されています。食品ロスを減らすための小さな行動も、一人ひとりが取り組むことで大きな削減につながります。皆さんのご協力をお願いします。
家庭での取組
- 冷蔵庫や食品庫にある食材を確認する
- 必要な分だけ買って、食べきる
- 利用予定と照らして、期限表示を確認する
- てまえどり(すぐ使う食品は商品棚の手前から選ぶ)を行う
- 食品に記載された保存方法に従って、適切に保存する
- 残っている食材から使い、食材を上手に使いきる
- 体調や健康、家族の予定も配慮し、食べきれる量を作る
- フードドライブ(未使用食品の寄付)活動に協力する
外食時の取組
- 食品ロス削減に、積極的に取り組む店を選ぶ
- 小盛りメニューやハーフサイズを活用し、食べられる量だけ注文する
- どうしても残してしまった料理は、お店と相談して持ち帰ることも検討する
- 料理をおいしく食べきる
3010(さんまるいちまる)運動について
3010運動は、忘年会や新年会等の宴会の席から食品ロスを減らしていく取組です。
詳しくは、3010運動(さんまるいちまる運動)をご存知ですか?をご覧ください。
生ごみ3きり運動について
食品ロスや水分を多く含んだ生ごみは、食材を無駄なく使いきる「使いきり」、料理を残さず食べる「食べきり」、生ごみの水気をきる「水きり」の「3きり運動」に取り組んでいただくことで、削減することが可能です。
詳しくは、生ごみ3きり運動に取り組みましょう!をご覧ください。