「災害時のごみの出し方ガイドブック」について
- [2022年2月9日]
- ID:17328
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災害時のごみの出し方ガイドブック
豪雨や地震等により大規模な災害が起きた場合、がれきや壊れた家具などが大量に発生します。これらを「災害廃棄物」と言い、一日も早い復興・復旧のためには、災害廃棄物を迅速かつ適切に処理することが不可欠になります。
この度、災害時のごみの出し方や仮置場における分別区分など、市民の皆さんに知っていただきたいことをまとめた「災害時のごみの出し方ガイドブック」を作成しましたので、平時からの備えとして、ご確認ください。

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災害時のごみの出し方(概要)

災害廃棄物とは
災害廃棄物とは、「自宅内にある被災したものを片付けるときに出てくるもの(壊れた家具、家電、畳など)」や「災害で壊れた家や建物を撤去するときに出てくるもの(木くず、コンクリートなど)」を言います。


仮置場の設置
大規模な災害で、通常のごみ収集では対応できない場合に仮置場を設置します。仮置場は、公園や空き地等に設置することとしており、設置状況は市ホームページ等でお知らせします。(被災状況などによっては、仮置場を開設しない場合もあります。)
仮置場以外の場所に無秩序にごみが放置されると、救急車や消防車などの緊急車両の通行の妨げになる他、悪臭や害虫が発生して、生活環境の悪化を招きます。災害廃棄物は道路やごみ集積所には置かず、仮置場に持ち込んでください。

出典:災害廃棄物対策フォトチャンネル(http://kouikishori.env.go.jp/photo_channel/)

災害廃棄物の分別
- 仮置場では、種類ごとに決められた場所に置いてください。
- 分別されていない場合、荷下ろしに時間がかかり、交通渋滞の原因になりますので、仮置場には分別した上で持ち込んでください。

出典:災害廃棄物対策フォトチャンネル(http://kouikishori.env.go.jp/photo_channel/)

生活ごみの収集
- 生活ごみとは、日常生活の中で発生する家庭ごみを言い、通常のごみ集積所にお出しください。(仮置場には持ち込まないでください。)
- 生活ごみの収集は、発災後3~4日以内に再開することを目標とし、可燃ごみ(燃やすごみ)から優先的に収集します。
- 資源ごみ(紙ごみ・空きカン・空きビン・ペットボトル)や不燃ごみ(破砕ごみ・直接埋立ごみ)など、衛生面に問題のないごみについては、処理体制が復旧するまで間、ご自宅で保管してください。


日頃の備え・平時からのお願い
- 家具や電化製品を転倒防止器具などで壁に固定して倒れにくくすることで、災害時の破損を防止でき、身を守ることにもつながります。

- 不要なものは、日頃からリサイクルショップやフリマアプリなどで処分しておくことで、災害時のごみを減らすことができます。
