ごみに関する市民意識調査を実施しました!
- [2013年6月1日]
- ID:5411
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京田辺市ごみに関する市民意識調査結果
みんなはどう思ってる? ごみのこと
京田辺市では、『MOTTAINAI もったいない の心で 循環型まちづくり』をモットーに、3R(発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル))に、積極的に取り組んでいます。
そのなかで、昨年10月にごみに関する市民意識調査をおこないました。この調査では、ごみ減量や、リサイクル、収集・持ち込みの頻度、これからのニーズなどの項目について、今後のごみ関連事業への取組、施策に反映させていくために、みなさんの意見をお聞きしました。
調査の概要
調査年月 | 平成24年10月実施 |
---|---|
調査対象 | 市内在中の18歳以上2,000人に送付 (無作為抽出) |
回答数 | 941/2,000 |
回収率 | 47.1% |
※ 調査結果についての構成比は、有効回答件数に対する回答数の割合としています。
調査結果(一部抜粋)
本調査は、総問題数が53問にものぼるものでしたので、本ページでは主な質問のみ抜粋して公開します。
全ての調査結果をご覧になりたい方は、本ページ最後部にありますPDF版をご覧ください。
1.ごみ問題の関心(問1)
ごみ問題について、本市では91.5%の人が、関心がある("非常に"と"ある程度"の合計)と回答しており、平成21年度に内閣府が調査した結果(92.5%)に比べて若干少ないものの、関心が高いことが伺えました。
2.3Rの認知度(問4)
『3R(スリーアール)』について、本市は、42.5%の人が、言葉も意味も知っていると回答しており、平成21年度に内閣府が調査した結果(29.7%)に比べて高く、本市の認知度がかなり高いことが伺えました。
また、"意味は知らないが、聞いたことがある"と回答した人についても、本市の結果(27.0%)に対して、平成21年度の内閣府が調査した結果(23.6%)に比べて高く、こちらでも本市における『3R(スリーアール)』の認知度は高いという結果になりました。
3.ごみの減量やリサイクルへの心がけ(問6)
「日頃からごみの減量やリサイクルを心がけていますか。」という設問について、本市では86.3%の人が、心がけている("いつも"と"ときどき"の合計)と回答しており、ほとんどの市民が日頃からごみの減量やリサイクルを心がけていることがわかりました。
4.市の取組や事業の活動・参加(問9)
市の取組や事業の活用や参加についての設問ですが、「レジ袋・マイバックキャンペーン運動」について、60.6%の人がマイバッグを活用、または参加をしておられ、おおむね周知されているようです。
しかし、それ以外の取組や事業については、活用や参加が4割以下となっているので、これからも、より知っていただくために、啓発等を実施していく必要があります。
ごみ種類/回答 | 積極的に活用や参加していたことがある | 活用や参加したことがある | 機会があれば、活用や参加したいと考えている | 活用や参加したことがない | 計 (有効回答数) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 集団回収団体への補助制度(リサイクル事業) | 回答数 | 141 | 126 | 110 | 388 | 765 |
構成比 | 18.4% | 16.5% | 14.4% | 50.7% | 100.0% | ||
2 | 生ごみ処理容器などの購入に対する市の補助制度 | 回答数 | 17 | 28 | 179 | 539 | 763 |
構成比 | 2.2% | 3.7% | 23.5% | 70.6% | 100.0% | ||
3 | レジ袋削減・マイバッグキャンペーン | 回答数 | 273 | 214 | 113 | 204 | 804 |
構成比 | 34.0% | 26.6% | 14.0% | 25.4% | 100.0% | ||
4 | リサイクルプラザ館でのリユース(不要となったものの引取・販売) | 回答数 | 49 | 158 | 163 | 416 | 786 |
構成比 | 6.3% | 20.1% | 20.7% | 52.9% | 100.0% | ||
5 | 剪定枝チップ化したものを市民へ無料配布 | 回答数 | 17 | 41 | 126 | 585 | 769 |
構成比 | 2.2% | 5.3% | 16.4% | 76.1% | 100.0% | ||
6 | 小学生もったいないポスター展 | 回答数 | 8 | 37 | 84 | 624 | 753 |
構成比 | 1.1% | 4.9% | 11.1% | 82.9% | 100.0% | ||
7 | 不要品を材料とした各種もの作り教室 | 回答数 | 5 | 22 | 126 | 614 | 767 |
構成比 | 0.7% | 2.9% | 16.4% | 80.0% | 100.0% | ||
8 | 環境フェア | 回答数 | 5 | 27 | 121 | 596 | 749 |
構成比 | 0.7% | 3.6% | 16.1% | 79.6% | 100.0% | ||
9 | 産業祭でのリユースフェア | 回答数 | 23 | 99 | 140 | 497 | 759 |
構成比 | 3.0% | 13.0% | 18.5% | 65.5% | 100.0% | ||
10 | 施設見学とごみの減量とリサイクルのお話などの実施 | 回答数 | 6 | 54 | 156 | 551 | 767 |
構成比 | 0.8% | 7.0% | 20.3% | 71.9% | 100.0% | ||
11 | ごみの減量とリサイクルなどに関する出前講座の実施 | 回答数 | 3 | 12 | 137 | 614 | 766 |
構成比 | 0.4% | 1.6% | 17.9% | 80.1% | 100.0% |
5.ごみの収集回数(問17)
ごみの収集回数については、すべてのごみ種類で現状が「ちょうどよい」という回答が70%以上を占めていました。
6.粗大ごみの収集頻度(問23)
粗大ごみの収集頻度については、「年数回」という回答が47.7%で一番多く、「数年に1回」が32.1%、「出したことがない」が14.8%となっており、この3つで全体の95%となっています。
7.新たな資源ごみの分別収集(問24)
紙類、衣類・布類およびプラスチック製容器包装など、分別区分を新たに増やして、資源ごみを分別収集することについては、「分別すべき」という意見が41.7%、「どちらともいえない」が36.7%、「分別すべきでない」が9.8%となっています。
8.市民のごみの持ち込み(問25~問28)
市民が環境衛生センターにごみを持ち込むことについては、「持ち込んだことがある」という回答が53.5%と半数以上でした。また、持ち込むごみの中で最も多かったのが「粗大ごみ」となっていました。持ち込む頻度については、「数年に1回」という回答が59.8%と最も多く、次いで「年数回」が36.6%となっていました。
ごみを持ち込む理由は、「自分の都合で、いつでも出せるから」と、「ごみを出す日や時間があわないから」という理由が大きいことがわかりました。また、年末年始や引っ越し等による一時多量ごみの処理のため持ち込まれた方もいらっしゃるようです。
9.ごみの有料化(問32)
ごみの有料化について、「実施したほうがいい」「通常収集する以外のごみであれば実施してもよい」など、なんらかのかたちで有料化してもよいという意見が合計で50%ともっとも多くあつまりました。一方で、「実施すべきでない」という意見は33.8%となりました。
市民のみなさんからのご意見
市民意識調査のなかで、市民のみなさんからたくさんのご意見をいただきました。
これらの有用なご意見のなかから、一部を抜粋してここに掲載します。
全てのご意見については、PDF版でご覧ください。
袋も無料のため何でも家に持ち帰り何袋も出すことができます。
袋が有料になれば、袋に入りきるようにごみを減らす工夫をするのでごみの減量化にはいいと思います。
市役所での紙の無駄使いなどは大丈夫でしょうか。
自分でも少しは減らしていきたい。
ただ有料化には積極的には賛成しづらい。
企業側ももっと努力して頂きたいし、個人の意識をどう高めるかだと思うから。
有料化すれば不法投棄が増えることは容易に想像できる。
特に今の若い子に分別の意識が低いのはなぜか。
世代によってかなり分別意識が違うことに驚くことが多い。
学校や義務教育への意識の向上を、何十年先を見据えて行ってほしい。
私自身も子供たちに意識をさせる教育をしたいと思う。
しかし結果人口が増えるとごみの排出量も増加していくことが予想されますが、
市ではどんな風に考えておられるのでしょうか。
市の財源にも限りがあると思います。
ただし、不法投棄させない対策が必要。
もったいない精神は教育に尽きると思います。
有料化などは早期解決につながるかもしれないが早く解決しようとすればするほどひずみが出ると思う。
長い目で子どもから根本的に教育で改革することが大切だと思う。
リサイクルということを使わない。
リサイクルではなく物(すべて)の有体物をさまざまな方法で生かすこと。
以前はネットなどがそのまま道路にほっていき帰られました。
これからもよろしくお願いします。いつもありがとうございます。
ごみの収集はいつも時間が正確で出し方について困ったことはありません。
ただ収集回数がビン・カンとも月1回なのは少ないなと感じます。
ペットボトルはスーパー等でも回収しますが、ビン・カンはなかなかありません。
実家の市町村ではビン・カンを同じ日に回収し月2回あったのでせめて月2回になれば助かるのになあと感じます。 ご検討よろしくお願いいたします。
全体を対象にした制度だけでは進まないのではないか。
問題のある行為をする人はおそらく特定少数であり、大人になって改善を求めるのは実質難しい。
全体の底上げより、その対処の効果が大きいと思うが対策のしにくい所だろう。
せめて次の世代にいいモラルを残せるよう教育を工夫するのがいい。
その結果からどうしていきたいのか考えを聞かせてほしい。
アンケートさせっ放しはダメ。
調査にも経費が掛かっています。
ごみと一緒で無駄はダメですよ。
農業重視者が自由にそのごみ処理機を使って肥料とすればずいぶんと生ごみが減量でき、
自然にやさしい作物もできると思います。
単純な有料化はまじめに分別している人のやる気を損なうと考えられます。
個人的な所得も減っている時代ですから、ごみに対する綿密な調査と統計を表示し、
市民に理解を求める努力が必要だと考えます。
処理費用のことが主な対象であるがCO2問題はどうなのか。
リサイクルに必要な原油の量などを考え、燃やした方がCO2の発生が少なくて済む場合などもあるのではないか。
ハイレベルな考察を望む。
実際自治会に入ってない方は収集日(空き缶)に出されていますが、ほとんど業者や個人がとってしまっている状況です。
何とかならないかいつも思っています。
ごみ出しの曜日に今皆なれた時期と思う。
問34-4を皆に徹底させるように。
指定ごみ袋を作り有料化する、ごみに名前を書く、持込ごみの有料化など。
調査結果のダウンロード(PDF版)
調査結果のダウンロードはこちら
- 京田辺市ごみに関する市民意識調査結果 (ファイル名:25_waste_survey.pdf サイズ:2.15 MB)
京田辺市ごみに関する市民意識調査結果の全文です。