令和2年度一般会計当初予算の概要
- [2020年7月2日]
- ID:14470
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概要
本市の目指す都市像である、緑豊かで健康な文化田園都市の実現に向け「みんなが住み続けたいと思えるまち」を創造するため、総額250億6千万円の「京田辺未来づくり予算」を編成

特徴
第4次総合計画がスタートする新しい時代を迎え、参画と人のつながりによるまちづくりを推進するため、「安全・安心」「緑」「健康」「文化・教育」「田園都市」の5つの柱と基本姿勢に沿った事業を計上しました。
特に重点政策のひとつである「生み育てる喜びが感じられる子育て支援と人づくりプロジェクト」を積極的に推進するため、幼保連携型認定こども園(市立、民間の2か所)の整備や中学校給食基本計画の策定等「子育てしやすいまちナンバーワン」を目指す予算を盛り込みました。
市内外へまちの魅力を発信し誇りと愛着を育むため、東京オリンピック聖火リレーの実施や夢ある将来のまちの姿を共有できるプロモーション動画を作成するほか、区・自治会間で連携して取り組む課題解決に対する支援を行います。
情報教育においては、全市立小中学校における高速大容量ネットワーク(校内無線LAN)の構築費を令和元年度補正予算に追加計上し、子どもたちの創造性を育むICT教育環境を整備します。
会計年度任用職員制度の導入により人件費が増大するなど市財政は厳しい状況にあります。このことから、債権管理の適正化やAIを活用した業務改革、民間活力導入による財政負担の軽減などの行政改革の取り組みを進めるとともに、高度化、複雑化する市民ニーズに的確に対応した施策を総合的、機動的に展開する組織に改編します。
(◎新規事業)

1 安全・安心
地震、集中豪雨、暴風など、多発する自然災害に備えるための防災・減災対策を 進めるとともに、地域の安全・安心に関する情報を市民・地域・事業者と共有して課題解決を図る「安全で心やすらぐ優しいまち」を目指します。
・地震ハザードマップ改訂事業 5,610千円
・地域版防災マップ(土砂災害編)作成事業 3,982千円
・避難所運営個別地区マニュアル作成事業 6,900千円
・◎災害時非常電源確保事業(プラグインハイブリッド車導入) 1,001千円
・市営住宅長寿命化事業 104,950千円
・消防ポンプ自動車購入事業 52,241千円
・高規格救急自動車購入事業 37,241千円
・耐震性貯水槽整備事業 53,046千円
・◎救急安心センター負担事業(#7119) 1,378千円
・◎NET119緊急通報システム導入事業(障がい者対応) 4,462千円
・◎多言語三者同時通訳サービス導入事業(外国人対応) 356千円
・◎防犯カメラ設置事業(幹線道路、大規模公園 6か所) 256千円
・園児等交通安全対策事業 8,000千円
・◎多言語対応翻訳機等導入事業(国保) 314千円
・◎特殊詐欺等防止対策事業(録音機能付き電話機購入補助) 250千円

2 緑
本市の大きな魅力のひとつである「緑」をキーワードに、緑にふれあう機会を充実させるとともに、地球温暖化防止や循環型社会を推進するなど、「緑に包まれた美しいまち」を目指します。
・水辺の散策路環境整備事業 10,300千円
・田辺公園拡張整備事業 48,000千円
・薪東沢公園拡張整備事業 20,000千円
・COOL CHOICE普及啓発事業 4,975千円
・◎公共施設LED化事業(北部・中部住民センター、保健センター) 8,831千円
・◎小中学校体育館LED化事業 63,561千円
・可燃ごみ広域処理施設敷地粗造成事業 56,000千円

3 健康
全世代がお互いに支え合うことで、年齢を重ねたり、障がいがあっても、みんなが住み慣れた地域で健康に安心して暮らしつづけられる「いきいき健康で明るいまち」を目指します。
・健康増進計画・食育推進計画策定事業 3,652千円
・保健センター空調等更新事業 15,452千円
・◎ロタウイルスワクチン予防接種事業 12,500千円
・◎骨髄移植後等の予防接種再接種費用助成事業 310千円
・地域福祉計画策定事業 4,009千円
・障がい者基幹相談支援センター事業(拡充) 4,938千円
・◎障がい者緊急一時保護事業 50千円
・◎田辺中央体育館トイレバリアフリー化事業 18,000千円
・◎高齢者保健介護予防事業 5,520千円

4 文化・教育
待機児童対策や教育環境の充実を進めるとともに、新たな複合型文化施設の整備や国際的スポーツ大会・イベントの開催を通じて、「子育てしやすく未来を育む文化薫るまち」を目指します。
・◎南部民間保育所等施設整備費補助事業 275,813千円
・◎放課後児童クラブ施設整備補助事業 33,995千円
・◎親子の絆づくりプログラム事業 249千円
・◎中学校給食基本計画策定事業 10,000千円
・◎小中学校体育館LED化事業(再掲) 63,561千円
・桃園小学校エレベーター新設事業 62,600千円・◎新たな複合型公共施設基本構想策定事業 15,558千円
・◎ワールドマスターズゲームズ2021関西プレ大会開催事業 20,751千円
・◎田辺中央体育館空調機器設置事業 249,920千円
・◎田辺中央体育館トイレバリアフリー化事業(再掲) 18,000千円
・◎東京オリンピック聖火リレー実施事業 17,800千円
・サイクリングの聖地づくり事業 10,510千円

5 田園都市
自然と調和した魅力的な都市環境を整備するとともに、農商工業などの地域経済の活性化や交流・関係人口の増加を図り、「活力に満ちた便利で快適なまち」を目指します。
・田辺中央北地区新市街地整備促進事業 25,000千円
・新田辺駅東地区まちづくり促進事業 14,000千円
・都市計画マスタープラン改訂事業 8,000千円
・◎地域公共交通活性化協議会創設事業 468千円
・夢はこぶ北陸新幹線PR事業 400千円
・ソリデール啓発事業 850千円
・◎お茶(玉露)を通じた市民交流の場づくり事業 180千円
・◎農業者労災保険加入促進事業 80千円
・田辺排水機場更新事業 13,000千円
・東地区農地乾田化事業 14,000千円
・◎Fabスペース設置事業 3,065千円
・◎新田辺駅前イベント開催事業 700千円
・◎京都やましろ地域と東京しぶや連携交流事業 704千円

6 市民協働・行財政運営
市民がまちづくりの一員として積極的に参画できる環境整備を進めるとともに、情報発信の充実に努めます。
また、AIやRPAなどの最新技術を活用し、市民の利便性向上と、効率的な行財政運営に努めます。
・◎未来都市プロモーション事業 5,000千円
・自治振興費交付事業(拡充) 43,971千円
・ええまちつくろう事業(拡充) 1,200千円
・◎AI-OCR・RPA導入事業(事務作業効率化) 5,571千円
・◎保育所AI入所マッチングシステム導入事業 7,154千円
・◎債権管理システム導入事業 9,141千円
・◎スマホ決済アプリ活用による税収納事業 176千円

主な歳入
歳入 | 令和元年度との比較 | 主な増減要因 |
---|---|---|
市税 | 3億869万円(2.8%)の増 | 個人市民税、固定資産税の増 など |
地方消費税交付金 | 3億8千200万円(34.2%)の増 | 交付金の増 など |
分担金および負担金 | 1億70万円(35.9%)の減 | 保育所保育料の減 など |
国庫支出金 | 1億7千663万円(4.8%)の増 | 保育所等整備交付金の増 など |
府支出金 | 1億8千277万円(10.6%)の増 | 統計調査費委託金の増 など |
市債 | 1億5千800万円(8.7%)の減 | 清掃債の減 など |
(注)令和2年度当初予算に計上している地方消費税交付金(15億円)のうち、平成26年4月1日からの消費税引き上げに伴う増収分(8億1千818万円)については、全て社会保障施策に要する経費(98億9千655万円)に充当します。

主な歳出
目的 | 令和元年度との比較 | 主な増減要因 |
---|---|---|
総務費 | 2億5千608万円(11.5%)の増 | 基幹統計調査費の増 など |
民生費 | 4億6千125万円(4.5%)の増 | 保育所建設費の増 など |
衛生費 | 3億4千110万円(15.5%)の減 | 環境衛生施設整備費の減 など |
土木費 | 1億218万円(4.5%)の増 | 公園整備事業費の増 など |
消防費 | 1億6千665万円(12.4%)の増 | 消防施設費の増 など |
性質 | 令和元年度との比較 | 主な増減要因 |
---|---|---|
人件費 | 11億1千919万円(18.1%)の増 | 会計年度任用職員報酬の増 など |
扶助費 | 5千558万円(0.9%)の増 | 認定こども園施設型給付費の増 など |
物件費 | 8億2千860万円(18.9%)の減 | 臨時職員賃金の減 |
繰出金 | 1億5千285万円(8.5%)の増 | 介護保険特別会計繰出金の増 など |
建設事業費 | 9千53万円(5.9%)の増 | 民間保育所等整備費の増 など |

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予算の説明資料など