平成25年度版 京田辺市の家計簿
- [2013年3月29日]
- ID:4975
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京田辺市の家計簿
ひとりあたりの予算額

何の数字か、おわかりでしょうか?
エアコンや洗濯機などの家電製品にしては、ちょっと高いし、パソコンにしても、今はこんなお値段ではありません。
35万6千円。 これは、市民ひとりあたりの、今年の 京田辺市の予算額 です。
京田辺市の平成25年度一般会計予算額は、233億円です。
ですが……233億円ときいても、ピンとくる方は少ないのではないでしょうか。
ですが、これを京田辺市の人口、65,420人(*1)で割った ひとりあたりの予算額 なら、もうすこし身近な数字になります。
では、家計簿に置きかえて予算の状況を見ていきましょう。
(*1 平成25年2月1日時点における、京田辺市の住民基本台帳人口)
収入の部 : 総額 35万6千円
平成25年度に、京田辺市に入ってくるお金は、下表のようになっています。
名称 | 金額 | 割合 |
---|---|---|
給料 (市税、使用料等) | 171,000円 | 48% |
親からの仕送り (地方交付税、国・府支出金等) | 121,000円 | 34% |
ローンの借入 (市債) | 46,000円 | 13% |
預金からの引き出し (繰入金) | 18,000円 | 5% |
合計 | 356,000円 | 100% |
市税や、使用料などの、いわば給料にあたるものが171,000円となっており、全体の48%にのぼっています。
つぎに、親からの仕送り、つまり地方交付税や、国・京都府からの支出金が121,000円と、全体の34%を占めています。
そのうちの一部、地方交付税や地方消費税交付金等は、国が京田辺市に代わって徴収しているお金ですので、実質は給料などで全体の60%近くを占めているわけです。
そして、その残りをローンの借入や定期預金の取りくずしでまかなっています。京田辺市では、毎年市道を建設したり、公共施設を改良したりする工事を行っていますが、これらの施設は建設後何年も使います。また、建設費用も巨額なため、今使うひとだけが費用を負担するのではなく、施設を使用していく将来の住民の方にも負担をしてもらい、世代間の費用負担を公平にしています。
支出の部 : 35万6千円
平成25年度に、京田辺市が支出するお金は、下表のようになっています。
名称 | 金額 | 割合 |
---|---|---|
食費 (人件費) | 80,000円 | 23% |
医療費 (扶助費) | 79,000円 | 22% |
ローンの返済 (公債費) | 49,000円 | 14% |
光熱水費、日用品費 (物件費) | 51,000円 | 14% |
子どもへの仕送り (繰出金) | 28,000円 | 8% |
家の修繕、増改築費 (維持修繕費、建設事業費) | 49,000円 | 14% |
自治会費、サークル活動費など (補助費等) | 19,000円 | 5% |
その他 (予備費等) | 1,000円 | 0% |
合計 | 356,000円 | 100% |
食費(人件費)、医療費(扶助費)やローンの返済(公債費)といった、必ず支払わなければならない経費が全体の59%、20万8千円もあります。
また、家族が増えているため、家の修繕、増改築費(道路や学校など、公共施設の維持管理・建設事業費)が市民ひとりあたり4万9千円と、昨年より約2割も増加しています。
今後、給料(市税)などが伸び悩む中、医療費などの経費は増えると予想されますので、日々の暮らしの中で、一層節約を進めないといけません。
ダウンロード(PDF版)
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京田辺市の家計簿 (ファイル名:h25_ippan_00_moneybag.pdf サイズ:39.13 KB)
平成25年度予算をもとに作成した、京田辺市の家計簿(PDF版)です。
