広報ほっと京たなべ4月号コラム（令和6年4月1日）

寒かった冬を越えて4月になると、桜が咲き、野山や街中の緑が鮮やかに感じられて気持ちが高まります。また、新年度が始まる時期でもあり、入学式や入社式などの人生の節目を迎えられる皆さんには、新たな門出を心からお祝い申し上げます。

さて、学校給食センターが完成し、愛称が「はぐくみ」に決定しました。いよいよ今月から市立中学校で給食が始まります。私の小学校時代を振り返ると、いつも給食が楽しみで、中でも米飯給食の日がとても思い出に残っています。当時は食パンなどのパンが多く、ご飯は月に2回ほどだったと記憶しています。給食にご飯が出る日が待ち遠しく感じたものです。こどもたちと給食の話をすると、今ではパンの方が珍しいようで、私の時代と違い、ご飯よりもパン給食が待ち遠しいと言います。先月号の広報紙の特集でも、市内の中学生に聞いた思い出の献立1位はきなこパン（揚げパン）でした。人気の献立は中学校給食でも採用されるようですが、小学校の時とはまた違った給食の楽しみが広がり、食べることへの興味や関心が高まることを願っています。