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あしあと

    平成30年度一般会計当初予算の概要

    • [2018年6月15日]
    • ID:12278

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    概要

     

     平成30年度一般会計当初予算は、総額241億8,700万円となりました。

     本年度は、市施行以来積み上げてきた20年間の成果を踏まえ、さらに成熟した品格ある都市への形成を確かなものとするため、市政運営の指針である第3次京田辺市総合計画にもとづく重点項目の着実な推進を図り、子ども・子育て施策を中心とした幅広い多くの行政需要に的確に対応した、未来への投資となる予算を編成しました。

    特徴

     平成30年度は、これまで取り組んできた事業の集大成に向けた進捗をさらに加速させるとともに、特に「安全・安心」「緑」「健康」「文化・教育」「田園都市」の5つの政策キーワードに沿った重点化事業を強力に推し進めるための予算を組みました。

     主な事業として、「安全・安心」では、地域住民と協働で実施する避難所運営訓練をはじめ、避難所運営個別地区マニュアルや地域版ハザードマップの作成に引き続き取り組むほか、新たに避難行動要支援者名簿台帳システムを導入するなど、安全安心につながる取り組みを一層充実し、災害対応力の強化を図ります。

     「緑」では、水辺の散策路ルートマップを作成し市民に活用いただくとともに、大住虚空蔵谷川の散策路の整備により、市民が親しみ憩える空間をさらに創出していきます。また、京都府農業総合研究所の跡地を活用し、緑とふれあいながら子育て世代や高齢者、障がいのある人など、あらゆる市民が交流できる公園の整備を推進する予算を計上しました。

     「健康」では、待機児童解消に向け、平成31年4月開園に向けた市南部の幼保連携型認定こども園および認可保育園への施設整備関連補助や、市北部の松井ケ丘保育園の園舎増築への補助を行うとともに、保育士の確保のため処遇改善を強化します。また、妊娠前から子育て期に至る切れ目のない子育て支援体制を一層強化するため、これまでの取り組みに加え助産師による訪問相談を開始します。さらに、国民健康保険事業は都道府県化等により被保険者の負担増が避けられない状況にありますが、平成30年度については一般会計からの繰出金や国民健康保険特別会計の基金の活用等により、保険税の引き上げは行わないこととしました。

     「文化・教育」では、将来の中学校給食の実施を見据えた予算を計上するとともに、市内公立全幼稚園へのエアコン設置や田辺中学校体育館の防災機能強化工事を行います。

     さらに、「田園都市」では、「便利でええやん!」をキャッチフレーズとした京田辺の利便性をより一層高めるため、道路整備等を中心とする都市基盤整備事業を着実に進めるとともに、大住工業専用地域拡大事業の支援を行うほか、細やかな地域要望にも確実に応える「区・自治会要望解決型 くらしの安全安心実現予算」を確保しました。

    5つのキーワード別事業

    1.「安全・安心」 ~絆による安全・安心、減災~

    • 耐震性貯水槽整備事業 40,208千円
    • 消防ポンプ自動車整備事業 53,558千円
    • 市営住宅長寿命化事業 122,550千円
    • がけ地近接等危険住宅移転補助事業 3,992千円
    • 木造住宅耐震化促進事業 27,400千円
    • 地域版防災マップ(水害・土砂災害) 8,619千円
    • 避難所運営個別地区マニュアル作成事業 2,592千円
    • 避難行動要支援者名簿台帳システム導入事業 1,777千円

    2.「緑」 ~緑豊かなエコタウンの推進~

    • 水辺の散策路環境整備事業 10,900千円
    • 遊歩道整備事業(山手東上西野線)【債務負担行為14,000千円】 74,000千円
    • 府農総研跡地公園整備事業【債務負担行為143,500千円】 143,500千円
    • 可燃ごみ広域処理施設整備事業【債務負担行為179,000千円】 179,000千円
    • 公園施設長寿命化事業(田辺公園プール改修) 111,600千円
    • 雨水タンク設置補助事業 2,100千円
    • ごみ組成調査業務 5,789千円
    • プラスチック容器包装収集処理委託事業【債務負担行為199,500千円】 230,721千円

    3.「健康」 ~いきいき健幸・子育て支援~

    • 認定こども園施設整備事業 354,532千円
    • 民間保育園施設整備事業 198,770千円
    • 松井ケ丘保育園第二園舎整備事業 37,438千円
    • 国民健康保険税激変緩和対応事業 100,000千円
    • 産前・産後サポート事業 589千円
    • 産後ケア事業 783千円
    • 学習支援事業(対象者高校生拡大) 3,656千円
    • 京田辺市自殺対策計画策定事業 3,700千円
    • 障がい者職場実習わんすてっぷ雇用事業 920千円
    • 子宮がん検診における精度向上事業 1,426千円
    • 乳がん検診受診体制拡充事業 1,531千円

    4.「文化・教育」 ~学び・文化のネットワーク創造~

    • 中学校給食事業手法等調査事業 1,000千円
    • 幼稚園保育室空調設備設置事業 46,502千円
    • 田辺中学校体育館防災機能強化等事業 253,100千円
    • 放課後子ども教室事業 2,122千円
    • アートディレクター配置・活動事業 4,895千円
    • 部活動指導員配置促進事業 1,641千円
    • 中央図書館ギャラリー「かんなび」改修事業 5,666千円
    • 中央図書館「駅ナカ案内所」図書返却スポット設置事業 102千円
    • 同志社大学夏休みサイエンスアカデミー事業 254千円
    • ワールドマスターズゲームズ負担金 250千円

    5.「田園都市」 ~魅力あるコンパクトシティの推進~

    • 大住工業専用地域拡大事業補助金 30,000千円
    • 新田辺駅東側地区まちづくり事業 7,000千円
    • 京田辺市空家等対策推進事業 6,800千円
    • 農地耕作条件改善事業(東地区農地乾田化工事) 30,000千円
    • バス交通等活性化事業 47,500千円
    • 夢はこぶ北陸新幹線PR事業 400千円
    • 観て!乗って!楽しめる!サイクリングの聖地づくり事業 9,000千円
    • 創業支援総合事業(スタートアップ京田辺) 10,617千円
    • 京田辺市魅力発見周遊事業 500千円

    6.その他

    • 区・自治会要望解決型 くらしの安全安心実現予算 10,000千円

    主な歳入

    歳入
     歳入 H29との比較主な増減要因 
     市税1億6千660万円(1.6%)の増 個人市民税、固定資産税の増 など
     国庫支出金

    5億2千494万円(15.8%)の増

     保育所等整備交付金の増 など
     財産収入1億8千606万円(94.2%)の減 三山木地区区画整理事業に係る市有地売却代の減 など

     繰入金

    2億1千780万円(19.8%)の減 財政調整基金繰入金の減 など

    (注)平成30年度当初予算に計上している地方消費税交付金(10億8千800万円)のうち、平成26年4月1日からの消費税引き上げに伴う増収分(4億8千90万円)については、全て社会保障施策に要する経費(95億3千81万円)に充当します。

    主な歳出

    主な歳出(目的別)
     目的 H29との比較主な増減要因 
     民生費

    12億570万円(12.8%)の増

     民間保育所等施設整備費の増 など
     土木費

    4億5千243万円(17.4%)の減

     下水道事業の公営企業化に伴う繰出金の減 など
     消防費2億481万円(12.8%)の減 消防施設整備事業費の減 など

    教育費

    2億5千121万円(7.8%)の減 三山木小学校増築事業費の減 など
    主な歳出(性質別)

    性質

     H29との比較主な増減要因 
    人件費

    4億489万円(7.0%)の増

     職員給与費の増 など
     扶助費

    1億9千725万円(3.4%)の増

     自立支援給付費の増 など
     繰出金3億738万円(14.3%)の減 公共下水道事業の公営企業化に伴う繰出金の減 など

    建設事業費

    1億6千559万円(7.8%)の減 三山木小学校増築事業費の減 など

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    お問い合わせ

    京田辺市役所総務部財政課

    電話: (財政)0774-64-1312

    ファックス: 0774-63-4781

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