統一的な基準による財務書類(令和4年度決算・概要版)について
- [2024年4月3日]
- ID:20748
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統一的な基準による財務書類(令和4年度決算:概要版)

はじめに
一般企業の会計は、複式簿記による発生主義会計を採用していますが、京田辺市を含む地方公共団体における予算・決算に係る会計制度(官庁会計)は、現金収支を重視し予算の適正・確実な執行を図るという観点から、客観性、透明性に優れた単式簿記による現金主義会計を採用しています。
単式簿記による現金主義会計では、ストック(資産・負債情報等)やコスト(減価償却費等現金の動きを伴わないコスト)情報が不足するとされており、本市においては企業会計(複式簿記による発生主義会計)の考え方を用いた財務書類を平成20年度決算分から「総務省方式改定モデル」により作成し、公表してきました。
その後、固定資産台帳の整備等により客観性、比較可能性を担保した「統一的な基準」による地方公会計の整備の方針が平成26年に示され、平成27年1月には「統一的な基準による地方公会計マニュアル」が示されたことを受け、本市においても平成28年度決算分より統一的な基準による財務書類を作成しています。
下記は統一的な基準による令和4年度分の財務書類4表および取りまとめ(概要版)となります。

財務書類4表
財務書類は、「貸借対照表」、「行政コスト計算書」、「純資産変動計算書」、「資金収支計算書」の4種類で構成されています。
各財務書類の概要は、以下のとおりです。名称 | |
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貸借対照表 | 基準日時点における財政状態(資産・負債・純資産の残高および内訳)を表示したもので、公共資産等の保有量、基金残高、その財源となる地方債残高等を一覧表にしたもの。 |
行政コスト計算書 | 一会計年度中の費用(現金収支を伴わない減価償却費等を含む)・収益の取引高を表示したもので、一年間の行政サービスに係る経費とそれに伴う使用料および手数料を表したもの。 |
純資産変動計算書 | 一会計年度中の純資産(およびその内部構成)の変動を表したもの。 |
資金収支計算書 | 一会計年度中の現金の収入・支出を3つの区分(業務・投資・財務)で表したもの。 |
令和4年度貸借対照表
令和4年度行政コスト計算書
令和4年度純資産変動計算書
令和4年度資金収支計算書

概要版ダウンロード
統一的な基準による財務書類4表(令和4年度決算・概要版)