令和7年度一般会計当初予算の概要
- [2025年2月19日]
- ID:22030
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

~「未来のふるさと予算」を編成~
第4次総合計画中期まちづくりプランの2年目として、「みんなが住み続けたいと思えるまち」の実現を目指し、人と人とのつながりのなかで、安心して暮らすことができ、温もりと賑わいのある「ふるさと京田辺」に向けて予算を編成しました。

特徴
1.本市の目指す都市像である「緑豊かで健康な文化田園都市」の実現に向けて、「安全・安心」「緑」「健康」「文化・教育」「田園都市」の5つの柱と基本姿勢に沿った事業を計上し、総額は351億8百万円となりました。
2.特に中期まちづくりプランの重点プロジェクトのひとつである「次の世代を育てるこどもまんなかのまちづくり」については、積極的に予算を配分しました。
・全市立小・中学校の体育館等に空調設備を整備
・子育て支援拠点再編計画に基づき大住ふれあいセンター整備事業に着手
・市立幼稚園での弁当給食提供を開始
・1か月児健診や5歳児健診による一体的で切れ目ない支援
3.石川県能登地方での大地震や記録的大雨といった大規模災害を踏まえ、誰もが安全・安心に日常を送ることができるよう、有事に備えた災害に強いまちづくりを目指して、災害対応の拠点となる防災広場の整備や防災無線の機能向上、避難所の環境改善を進めます。
4.本年4月から開催される「大阪・関西万博」において地元団体が中心となって「大住隼人舞」を披露するとともに、地域や大学等と連携した「こどもまんなかイベント」の開催、地域との連携による「公園のリ・デザイン」等を通じて、多様な主体が参画した市民協働を推進します。
5.新行政改革大綱のもと、民間活力の導入、ふるさと納税制度の活用による歳入確保、保育所等電子申請システム等のデジタル技術を活用した市民サービスの向上、AIを活用した業務改革等を進めるとともに、事業の再構築による持続可能な財政運営を目指します。
(◎新規事業)

1 安全・安心
・防災行政無線更新事業 270,000千円
・防災施設整備事業 407,400千円
・◎避難所環境改善事業 11,192千円
・◎京田辺市防災訓練 581千円
・空家等対策推進事業 7,300千円
・木造住宅耐震改修等補助事業(補助額拡充) 27,135千円
・新西浜放水路整備事業 36,400千円
・田辺北排水路整備事業 35,000千円
・基盤整備促進事業(田辺排水機場更新) 109,200千円
・◎高規格救急車購入事業 47,734千円
・京都府南部消防指令センター整備事業 256,972千円

2 緑
・可燃ごみ広域処理施設整備事業(枚方京田辺環境施設組合負担金) 504,087千円
・◎公園施設長寿命化対策事業(もくもく公園遊具更新) 33,500千円
・◎公園のリ・デザイン事業 1,000千円
・◎家族でタナベジ農体験事業(5歳児健診連携) 782千円
・◎マイボトル普及啓発事業(ウォーターサーバー設置) 416千円

3 健康
・◎がん患者アピアランスケア支援事業 730千円
・◎若年がん患者在宅療養支援事業 954千円
・◎高齢者帯状疱疹ワクチン予防接種事業 41,808千円
・障がい者就労支援事業 22,000千円
・◎介護予防・日常生活支援総合事業 通所型サービス(短期集中予防サービス) 11,458千円(介護保険特別会計)

4 文化・教育
・◎複合型公共施設整備事業 20,651千円
・【債務負担行為(用地購入):令和7年度~10年度 1,800,000千円】
・◎野外活動施設整備事業 95,830千円
・◎大阪・関西万博を契機とした文化発信事業 450千円
・◎大住ふれあいセンター整備工事設計委託事業 30,000千円
・◎1か月児健康診査 3,310千円
・◎5歳児健康診査 2,260千円
・◎地域子育て相談機関開設事業 8,000千円
・こどもまんなかイベント開催事業(タナクロオープン記念) 1,647千円
・◎市立幼稚園弁当給食委託事業 27,605千円
・◎民間保育所等宿舎借り上げ補助 1,476千円
・◎留守家庭児童会運営委託事業(大住・桃園・薪・田辺東)【債務負担行為:令和7~11年度 420,000千円】
・新しい学校づくりプラン策定・学校施設長寿命化計画改定業務 18,000千円
・◎全市立小・中学校体育館等空調設備整備事業 1,268,500千円
・◎GIGAスクール構想(第2期)児童生徒用タブレット端末等整備 633,561千円
・◎学校部活動の地域移行事業 4,416千円

5 田園都市
・田辺北地区新市街地整備事業 609,500千円
・京田辺市地域公共交通活性化事業 11,661千円
・都市計画道路大住草内線道路整備事業 33,000千円
・市道山手幹線道路改良事業 80,000千円
・産業振興ビジョン改定事業 9,500千円
・◎甘南備山展望施設等新設工事 93,500千円

6 市民協働・行財政運営
・野外活動施設整備事業(民間活用) ※再掲 95,830千円
・ 公園のリ・デザイン事業 ※再掲 1,000千円
・◎ 市民記者による魅力発信事業 -
・ こどもまんなかイベント開催事業(タナクロオープン記念) ※再掲 1,647千円
・◎ 大阪・関西万博を契機とした国内外交流促進事業 3,960千円
・ 大阪・関西万博を契機とした文化発信事業 ※再掲 450千円
・◎ 保育所等電子申請システム構築事業 1,820千円
・◎ デジタル採点支援システム導入事業(中学校) 377千円
・◎ 登記データ課税連携システム構築事業 17,600千円

7 物価高騰支援
・中小企業等売上拡大等支援事業 23,500千円
・◎京田辺市農業用施設改修支援事業 13,000千円
・小・中学校給食物価高騰支援事業 38,158千円

主な歳入
歳入 | 令和6年度との比較 | 主な増減要因 |
---|---|---|
市税 | 5億3千510万円(4.4%)の増 | 個人市民税や固定資産税の増 など |
地方特例交付金 | 3億3千200万円(77.2%)の減 | 定額減税の終了 など |
国庫支出金 | 4億5千698万円(8.3%)の増 | 児童手当負担金の増 など |
府支出金 | 1億3千285万円(5.5%)の増 | 国勢調査に係る委託金の増 など |
寄附金 | 1億9千万円(70.0%)の増 | ふるさと京田辺応援寄附金の増 など |
諸収入 | 3億9千954万円(44.5%)の増 | 小学校給食の公会計化 など |
市債 | 14億6千万円(62.3%)の増 | 小・中学校体育館等空調設備整備 など |
(注)令和7年度当初予算に計上している地方消費税交付金(17億7千800万円)のうち、平成26年4月1日からの消費税引き上げに伴う増収分(10億2千946万2千円)については、全て社会保障施策に要する経費(133億3千381万6千円)に充当します。

主な歳出
目的 | 令和6年度との比較 | 主な増減要因 |
---|---|---|
総務費 | 4億6千325万円(15.5%)の増 | 複合型公共施設整備事業の増 など |
民生費 | 7億1千173万円(5.4%)の増 | 児童手当費や自立支援給付費の増 など |
衛生費 | 2億360万円(8.3%)の増 | 可燃ごみ広域処理施設整備事業費の増 など |
土木費 | 4千190万円(1.3%)の増 | 田辺北地区新市街地整備事業費の増 など |
消防費 | 2億5千382万円(11.6%)の増 | 防災行政無線更新事業費の増 など |
教育費 | 15億1千605万円(34.3%)の増 | 小・中学校体育館等空調設備整備事業費の増 など |
性質 | 令和6年度との比較 | 主な増減要因 |
---|---|---|
人件費 | 5億3千325万円(6.9%)の増 | 人事院勧告に伴う給与改定 など |
扶助費 | 3億4千903万円(4.1%)の増 | 児童手当費や自立支援給付費の増 など |
物件費 | 3億9千374万円(7.7%)の増 | ふるさと納税関連経費の増 など |
補助費等 | 1億6千202万円(6.8%)の増 | 枚方京田辺環境施設組合負担金の増 など |
建設事業費 | 18億8千562万円(55.8%)の増 | 小・中学校体育館等空調設備整備事業費の増 など |
