令和6年度一般会計当初予算の概要

　令和6年度から始まる第4次総合計画中期まちづくりプランに基づき、「みんなが住み続けたいと思えるまち」の実現を目指し、「未来の京田辺」に向けた、わくわく未来づくり予算を編成しました。

1. 本市の目指す都市像である「緑豊かで健康な文化田園都市」の実現に向けて、「安全・安心」「緑」「健康」「文化・教育」「田園都市」の5つの柱と基本姿勢に沿った事業を計上し、総額は319億9千万円となりました。
   
   

2.  特に中期まちづくりプランの重点プロジェクトのひとつである「次の世代を育てるこどもまんなかのまちづくり」については、予算を積極的に配分しました。
   
   ・子育て世帯の身近な相談機関として「こども家庭センター」を庁内に設置
   
   ・民間保育所等における心身障がい児・医療的ケア児受入体制の支援
   
   ・小・中学校体育館等への空調整備事業に着手
   
   ・民間施設での水泳授業を全小学校に導入
   
   ・生徒の心身の健全な発達のため中学校給食の提供を開始
   
   

3. 1月に発生した能登半島地震を踏まえ、木造住宅耐震改修補助金を拡充するほか、災害に強いまちづくりを目指して、災害対応の拠点となる防災広場の整備、防災無線や救助工作車の更新などを進めます。

4. 物価高騰対策として、学校給食費保護者負担の軽減や売上拡大等に向けた取組を行う中小企業者への支援、路線バス事業者に対する運行負担金の拡充や資材価格高騰の影響を受ける認定農業者等に対する支援を行います。

5. 新行政改革大綱のもと、企業誘致やふるさと納税制度の活用による歳入確保、電子決裁や物品調達における電子契約の導入といったDX（デジタル・トランスフォーメーション）の推進により事務の効率化を進め、持続可能な財政運営を目指します。

(◎新規事業)

・防災無線更新事業　8,360千円

・防災広場整備事業　488,890千円

・木造住宅耐震改修等補助事業（補助額拡充）　22,500千円

・立地適正化計画改定事業（防災指針作成）　6,000千円

・救助工作車購入事業　233,505千円

・京都府南部消防指令センター整備事業　70,664千円

・◎遠藤川河川改修事業　7,500千円

・新西浜放水路整備事業　93,400千円

・田辺排水機場更新事業　121,160千円

・◎田辺北排水路整備事業　43,000千円

・◎横断歩道注意喚起灯設置事業　5,000千円

・◎区・自治会防犯カメラ設置補助事業　300千円

・緑の基本計画策定事業　3,536千円

・田辺公園拡張整備事業(Park－PFI)　242,050千円

・みんなが遊べる公園環境整備事業(インクルーシブ遊具等)　137,000千円

・◎田辺公園パデルコート整備事業　30,000千円

・◎エコまどリノベ推進事業（断熱窓改修補助）　1,000千円

・可燃ごみ広域処理施設整備事業（枚方京田辺環境施設組合負担金）　398,710千円

・胃がん検診事業（胃内視鏡検診の導入）　7,102千円

・歯周疾患検診事業（20歳・30歳拡充分）　658千円

・◎高齢者補聴器購入費助成事業　800千円

・◎シルバー人材センター・地域活性化事業　1,200千円

・日常生活用具給付事業（視覚障害者音声血圧計追加）　300千円

・◎障がい者就労支援事業　13,000千円

・福祉医療費助成事業（重度精神障害者拡充）　4,377千円

・子どもの学習・生活支援事業（教室拡充）　5,603千円

・ ◎（仮称）京田辺市こども計画策定事業　3,740千円

・◎こども家庭センター設置事業　13,047千円

・子育て伴走型相談支援体制充実事業　7,832千円

・児童手当支給事業（高校生拡充、第3子増額）　193,288千円

・◎普賢寺放課後ひろば事業　2,152千円

・◎留守家庭児童会運営委託事業（松井ケ丘）　【債務負担行為：令和6～11年度　160,000千円】

・◎心身障がい児・医療的ケア児受入れ補助事業（民間保育所等）　23,290千円

・◎小・中学校体育館等空調設備整備事業　96,100千円

・◎小学校水泳授業委託事業　61,630千円

・培良中学校特色化事業　10,892千円

・田辺小学校長寿命化改修事業　597,226千円

・◎中学校給食運営事業　299,399千円

・田辺北地区新市街地整備事業　265,500千円

・複合型公共施設整備事業　453千円

・都市計画道路大住草内線道路整備事業　63,500千円

・路線バス事業者支援事業　19,736千円

・◎公共下水道（雨水）区域編入及び浸水想定区域指定事業　20,000千円

・◎特別栽培米普及促進事業　3,100千円

・田辺排水機場更新事業【再掲】　121,160千円

・◎駅前エリアを活用した商業活性化事業　1,000千円

・◎観光づくり計画策定事業（甘南備山）　11,500千円

・◎観光・交流によるにぎわい可能性調査事業　8,000千円

・地域力創造事業（拡充・出張ミライロ等）　29,987千円

・◎一時保育予約システム導入事業　4,506千円

・◎物品調達等における電子契約導入事業　1,694千円

・◎登記データ課税連携システム構築事業　2,200千円

・◎留守家庭児童会無線通信環境整備事業　5,701千円

・区・自治会デジタル化推進事業　9,750千円

・小・中学校給食物価高騰支援事業　56,598千円

・中小企業売上拡大等支援事業　40,000千円

・路線バス事業者支援事業【再掲】　19,736千円

・農業用資材価格高騰対策支援事業　30,000千円

・◎エコまどリノベ推進事業（断熱窓改修補助）【再掲】　1,000千円

・◎低所得者支援及び定額減税補足給付金事業　463,758千円

・◎定額減税（市民税所得割）　319,000千円

(注)令和6年度当初予算に計上している地方消費税交付金(16億5千100万円)のうち、平成26年4月1日からの消費税引き上げに伴う増収分(9億5千758万円)については、全て社会保障施策に要する経費(121億5千70万円)に充当します。