火災が発生したら
- [2010年4月20日]
- ID:298
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(1)早く知らせる
- 「火事だっ!」と大声を出して、隣近所に助けを求めましょう。
- 小さな火事でも、ただちに119番通報しましょう。
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(2)早く消火する
- 出火から3分以内が消火できる限度。落ち着いて素早く行動しましょう。
- 消火器や水だけでなく、毛布など手近なものもフルに活用して消火しましょう。
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(3)早く逃げる
- 天井まで火が燃え広がったら消火は困難。いさぎよく避難しましょう。
- 避難するときは、燃えている部屋のドアや窓を閉めて延焼を防ぎましょう。
消火する時の注意
≪火元が家の中≫
油なべ
水をかけるのは厳禁。消火器で消し、ガスの元栓を締めるのが一番。
なべにふたをしたり、ぬらしたシーツやタオルでなべ全体をおおう方法もあります。
消火器がないとき
- なべに合うふたを手前から向こう側にかぶせ、ガス栓を締める。
- ぬらしたシーツを固く絞り、なべ全体をおおい、シーツの上から栓を締める。
(火が消えても完全に温度が下がるまでは、ふたやシーツをとらないようにしましょう。)
消火器があるとき
- なべに向かって噴射し、火が消えたらガス栓を締める。
たばこ
たばこ火災で怖いのは炎が出ない無炎燃焼。着火後、数時間経って燃え出すこともあります。
見えないところに火ダネが残ることもあるので、広範囲に消火器や水をかけましょう。
風呂場
いきなり戸を開けると、火勢が強まる危険があります。消火器や水を用意して、ガスの元栓を締め、徐々に戸を開けて一気に消火しましょう。
ふすま・カーテン・障子
火が燃え上がる時の通り道になるので、天井まで燃え広がる前に水や消火器で消火を。
間に合わなければカーテンはレールから引きちぎり、ふすまや障子は蹴り倒して消します。
衣類
着衣に火がついたら、転げ回って火を消します。
風呂場の近くにいるときは、浴槽の残り水を頭からかぶるか、浴槽の中に飛び込みましょう。
(髪の毛に火がついたら、化繊以外のタオルなどを頭からかぶります)
石油ストーブ
消火器があれば火元に向けて噴射を。
ない場合は、毛布などをストーブにかぶせ、バケツの水を真上から一気にかけます。
(火が消えた後も、天板の余熱で再発火するケースがあるので注意を)
電気製品
いきなり水をかけると感電する危険も。
まずコードをコンセントから抜くこと。出来ればブレーカーも切ってから火を消しましょう。
火元が家の外
放火・たき火
火元が戸外の場合は、家屋に火が燃え移る前に消火することが大切。
煙や匂いなどの異変に気づいたら、ただちに火元を確かめて、ボヤのうちに火を消しましょう。
あらかじめ出入り口付近や車庫・物置などに消火器や水の入ったバケツを置いておくと安心です。