火災の特徴
- [2010年3月15日]
- ID:276
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●火災が発生したら
火災の6割以上は失火が原因で発生しています。(下図参照)放火を除けば、ほとんどの火災は不注意や不始末で起こる人災ですから、日頃の心がけ次第で防げるものです。家庭や職場から危険な火ダネを取り除き、地域ぐるみで万全の防火体制を整えましょう。
●最多発生時間帯は就寝時
火災による死者は就寝時間帯が多いのが特徴。午前0時~4時が多い時間帯。就寝前は必ず火の始末を。
火災による死者は就寝時間帯が多いのが特徴。午前0時~4時が多い時間帯。就寝前は必ず火の始末を。
●出火原因のトップは放火で、放火の疑いも含めると全体の約2割に達します。続いて、たばこ、コンロ、焚き火、火遊び、ストーブの順。以外なところでは、白熱電灯に布が接触して発火したり、ネズミがかじった電気コードやアロマテラピーのろうそくが火元になるケースなどもみられます。
変わった出火原因としては、天ぷらの揚げかすが余熱で自然発火したり、猫よけ用に置いたペットボトルや金魚鉢の水がレンズ代わりになって出火したケースもあります。
●火災の多い時期は火気を多用する冬から春先にかけて。火の取扱いには十分注意しましょう。
●住宅火災による死者の半数以上は65歳以上の高齢者で、最も少ない21~25歳に比べて81歳以上では約41倍に達します。5歳以下の乳幼児の死者では約3倍。災害に弱い人々(災害時要援護者)に対する支援対策は急務です。